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3 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/22(木) 22 06 45.93 ID 8fk/z3Wjo [3/14] 【須賀京太郎】 <アイドルランク> アイドル候補生 <容姿> C(40) <雀力> G(6) <歌唱力> F(10) <演技力> F(19) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) <アイドル経歴> 無し |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |llllll歌唱力|llllllllll演技力|lllllllllllllllllll 35 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/22(木) 22 22 40.41 ID 8fk/z3Wjo [4/14] 和「これで、須賀君は私だけのモノ……」プルプル 最初……須賀君が出て行ってしまった時はどうなるかと思いましたけど 運は私に向いてきたようですね 和「どう制裁しようか悩んでいましたが、今となっては実にいい仕事をしてくれましたね」クスクス あの屑共をどうやって地獄の底に叩き落とすかだけを考えてこの一週間を過ごしていました。 だけど、まさかこんなどんでん返しがあるなんて 和「……」フフッ ピッピッピッ プルルルル 和「あ、もしもし」 社長『あー小清水君? 久しぶりだね』 和「ナージャです」 社長『ああ、原村だったね。ごめん』 和「いえ。それよりも以前お話していた件なんですが……」 社長『やっぱり断るのかな?』 和「いいえ。受けようと思いまして」 社長『なんだって!? それは本当かい?』 和「ええ。詳しい話はまた後日」 社長『ああ、楽しみにしているよ。それでは!』 ブツッ ツーッ ツーッ 和「……」 須賀君……ああ、須賀君 私のことを、初めて名前で呼んでくれた男の子 私のことを好きになってくれた男の子 私だけを見てくれていた男の子 和「待っていてくださいね……すぐに追いかけますから」フフフ ゆーき、部長、まこさん……そして咲さん 和「大丈夫。私が取り戻してきますから」 そう、『私』が……ね 103 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/22(木) 22 39 29.20 ID 8fk/z3Wjo [7/14] 大丈夫だってへーきへーき! すぐにほのぼのになるから、安心しろよぉ! 75 これがよさそうやね よっしゃ、任しときや 87 どっかで見覚えあるんだよなぁ…… 【翌日 白糸台 京太郎の教室】 キーンコーンカーンコーン 京太郎「うぅ……筋肉痛がつれぇ」ギリギリ 淡「うぅ……体が痛い」ギリギリ 京太郎「ん? お前もなんかやったのか?」 淡「やったんじゃなくてされたの。拷問」 京太郎「拷問って……麻雀なのに?」 淡「麻雀なのに」 京太郎「麻雀ってなんなんだよ?」 淡「麻雀は麻雀でしょ?」キョトン そういう意味で言ったんじゃねーよ つか本当に麻雀ってなんなんだろうな 淡「あ、そう言えばタロー」 京太郎「なんだ?」 淡「元部長がタローに会いたいって」 京太郎「……は?」 淡「なんだか話があるとか言ってたよ」 京太郎「……どうして?」 淡「さぁ? 怖い顔してたから聞けなかったー」 京太郎「……」 あれ、これなんかマズイんじゃ…… 菫「……」ジーッ 京太郎「」 安価↓3 1 麻雀部に行く 2 今日は事務所に行く そのレスのコンマが50以上で和がいる 3 まっすぐ家に帰る そのレスのコンマが50以上で菫が着いてくる 124 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/22(木) 22 45 55.98 ID 8fk/z3Wjo [8/14] 菫「……」ズンズン 京太郎「ひぃぃぃ?! なんかこっちに来てるんだけど?!」ガタガタガタ 淡「あ、菫じゃん」 京太郎「お、俺に何か御用ですか?」 菫「……(間近で見ると中々……)」ジィィィッ ./ / ゚, ‘, ヽ ′ / ‘, ‘, . .′ / / / | ゜ l | ′ / |! | | ! ! | | | | ‐- ||_ _ | /! / /! | | | | || ¨ ‐- _/ ! / / | | _ _ _|_γ⌒ヽ___ ¨ ‐- ′| ′ | |  ̄| ̄弋 丿 ̄ ̄ ̄ ′ ;′ | |! l i「 ;′ /} / ̄ ̄ ̄\ | ! | || , ;′ // ,′ | | . |! ;′ /´ ! ア | .ー‐ヘ / _ イ | | ...、 ⊂ ⊃ ノ¨ | | リ | ` .... _.... ≦ | < | 斗<Ⅵ  ̄〔-、 | だ | 斗< ',‐-、 i 丶 | |≦ ',____| ` 、 | | な‐-、 丶 ', .! ,ヽ ! ', 丶 \ ', i / /ヽ \___/ 京太郎「こ、殺されるっ!!」ダダダッ! 菫「!!」ガーンッ 淡「あっ、逃げた!!」 菫「ちぃっ!!」ピュィィィッ 京太郎「!?」 誠子「ふっ!!」シュバッ バッキィィィン! 京太郎「うぐっ……」ドサッ 誠子「……峰打ちです」キラーン 菫「でかしたぞ亦野!」 淡「よーし、連行しよー!」 誠子「お前も手伝うんだよ」ムニュー 淡「ふぁーい」ムニムニ 136 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/22(木) 22 53 18.87 ID 8fk/z3Wjo [9/14] 【十数分後 白糸台 麻雀部室】 京太郎「……うっ、クォクォア……?」ジャラッ ギシッ 京太郎「あー、教室でやられたなぁ……」ムクッ ジャラジャラ // rレ// V_ __ {} i | // // {U} _..-ォヘ、 /__`ヽ.-‐ト、 ||、 マ'ノ 才,イ {U} アメj i |ハ. _ノ/=-、`ー、 ヘ. ||ヾァ__∧____ィ≧__ -‐ニ´-‐ァ V_ { ト`ソト-リミ | /ヽヘj ) _} /i ||____ -――――――一 ' rレ' {U} , - _ ィ八`ぅィノ` | }ミ吋ノ/ _/ { ./| |ト |/ ___ rレ V__吊' /_ `ンフ¨ ヽ `Y、ト// _ノ' ノ .|| i У´ ̄__ } rレ __,ィク´{U}吊 _  ̄ ii爻 λ `ミ‐' __/ / | |`´ >< rレ ____,ォ--ェ< ̄ァー寸x V_吊 _>ヘ_rレヘ `ー=ニ_/.i ||/ / ヽ rレ 予ーァ{_}―‐}/-、__ __`寸{U}吊r一 ' ¨ rレ、 ヽ_ {} | | ハ / ヽ rレ r≦才´ / i ̄ ̄丁`寺寸VУ ヽrレヘ {} | | ヘ./ ヽ rレ r≦才 rィ][二][二][ У.{U} `く ヽ_ {}.. ..| | ヘ ヽ rレ r≦才 r、,イ } |i. 木木 .i| r==ノ V_ _ ヽrレヘ {} | | ヘ__ ヽ rレ r≦才 レヘヽ{}.|l 示 l|r≦才ミ}. {U} /ィ. rレく V .{} .ノノ くヘr≦V==℡x __ィ_ヽ rレ r≦才、_ ,イl} ', V、フ ̄ ̄rレ rァi V_ /" ヘ 入} .// r≦㌦、 `ー―――二二二℡xゝ\ rァ' {l}、 ,ィi 「´ {λ } rレ | /" {_ノ`ー// r≦才 `ヾ _ r≦才レ、  ̄ ‐-` 、 ∧} "__,LL -- __ヘ.rレ | / V_ ヽノ_」 r≦才 γ r、,-‐= ̄ミx。ゝ ` 、`ヽ ` ̄-‐┼i―――--㌦x i |、 || {U} //`´ r≦才 ̄`ヽ、. r≦| j `ー≧℡ { ´ , /ヽ、 || |`ヾxi } .|| V_ / " r≦才/ _ rニニミx_ \_≦才 .} ノ ノ / i }、 / / 人 \|| 八 rレヘヽ || {U} // r≦才 / / /{ j |ミx } ヽ| i // /´ヽ / / ヽ≧} \ \ rレ ヘヘ| V_ //才 γ´| ノ {くマ/_ノリ } .∧_ィ... `| | _// _/} ヽ ./ ∧}、 / 入 \_ ヽ{ }ヘヘ_ {U} r≦//. ノ λ`㌦x彡‐´|_ノ } }レ ヾ_| / ̄ ̄ ̄了 ̄ ヽУ/ /ヽ / / \ く {}ヘ _i |´____V__r≦才 .// _{ ヘ / //イ \<___才___ィ / /V / ./ / \ \... , ィチニ| 「、 ̄ ̄r≦才 ̄アテ==x。 、 ヽ__ >一 'r‐く_//i rレ'≧=―――一 | |Y℡} ./ |. \ ヘ// .| | V≦才 {U} / / `㌦x `ヾx二/_// .} | //_ -―- _. | |' ; } ./ /¨ V .| |{彡V V/ / ヾ、 `ー==一 ノノ 京太郎「って何コレェェェェ!?」ガビーン ※画像はイメージです 照「あ、起きた」 菫「なんだと!」ガタッ 尭深「美味しい」ズズーッ . / / . / / / ∧ ヽ .. / ′ /| / ∨ | | ′ | / ′ ∨ | | |/| | /  ̄V /  ̄`| | | | | ___八 | ____jハ | | . |r示恣 \| 〃示恣Y | | | }! ∨ソ )r=( ∨ソノ| |ヽ | | |ー―___' ー― / ノ | | ∨ \ " . / | イ⌒ヽ `∨ / / 八 /  ̄`ノ `∨ イ7 /} /| /}/ ' ィ―イ ̄` /] ムイ≧、 | {\ ∨ | / ー- j 人 \ イ ヽ / ≫- / /| \ |/ / | 151 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/22(木) 23 03 48.46 ID 8fk/z3Wjo [10/14] 京太郎「な、なんですかこれ!?」ブラブラ 誠子「すまない。荷物検査なんだ」 京太郎「いやいやいや、なにも縛ることないでしょう!?」 淡「早く着替えてよー、目の毒だから」メソラシ 京太郎「俺の扱いって……」メソメソ (着替え中……) 京太郎「それで、なんで俺をこんな場所へ?」キリッ 菫「すまない。手荒な真似はしたくなかったんだが」 京太郎「いやいや。手荒もなにも……」 照「京ちゃん!!」ダダダダッ ジャーンジャーンジャーン 京太郎「げぇっ!? 照さん!?」 照「ずっと会いたかっ――」タタタッ 麻雀牌「」フムナヨ? フミィッ 照「あっ」 ズルッ! ゴッチィィィィンン!! 照「あ、あぅぅ……」ウルウル 京太郎「ああもう、大丈夫ですか?」タタッ 照「頭、打った……の」グスグス 京太郎「だから照さんは生涯走っちゃいけないって言ったじゃないですか!」ナデナデ 照「はぅ……あったかい。えへへ」カァッ 京太郎「ほら、もう大丈夫ですよ」ニッコリ 照「うん! ありがとう京ちゃん!」ダキッ 京太郎「て、照さんっ?!」アセアセッ 照「京ちゃんの匂いだぁ……」スリスリ 京太郎「……あ、あの?」 麻雀部員一同「……」ジィーッ 京太郎「あっ」 麻雀部員一同「何コレェェェェ!?」ガビーン 京太郎「ですよねぇぇぇ!」 163 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/22(木) 23 14 23.78 ID 8fk/z3Wjo [11/14] ザワザワ ガヤガヤ 照「……んー」ギュゥゥ 京太郎「あの、照さん? 少し離れてくださいませんか?」 照「いや」 京太郎「そうですか……」 菫「……本題に戻ってもいいか?」 京太郎「俺は気にしませんので、どうぞ」 菫「すまない。まさか君と照が幼馴染だとは……」 京太郎「幼馴染というかストーカーというか……」 照「お嫁さん?」 京太郎「無いです」 照「むっ」ギュッ 菫「ほら照。ポッキーやるから静かにしてろ」 照「いらない。京ちゃんがいるから」ギュゥゥゥ! 誠子「!?」 淡「テルがポッキーを食べないなんて……」ガタガタガタ 堯深「天変地異?」 菫「そこまで思わせる男か、須賀京太郎」ジィーッ 京太郎「(昔だったら無理やりポッキーゲームをやらされてたな)」トオイメ 照「あー、生き返る……」ミョンミョンミョン 宮永ホーン「」シャッキィィィン! 堯深「ぉぉぉお!」マジマジ 淡「すごい! あんなに鋭い角初めて見た!」 誠子「恐ろしい……!」 ____ ´ ` 、 / ;r─‐ ;r─ 、 \ / / ∧ `、 .' ' i i| ! | | |i |l |l | | i i| i|人| | 从 儿;;八| | | i| i| /モテ モテハ | | i| i| , i| i| | .八 八 u リ リ | ヽ/ i ... r ュ ,.イ }/i | | i > <| l i i | |-=''" ノ 人 `'=-| /、 ト=======/ \ /⌒\ ハ / /⌒ヽ、 菫「あの、いい加減に本題に入らないか?」ズーン 京太郎「はい。そうしましょう」ズーン 175 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/22(木) 23 26 47.80 ID 8fk/z3Wjo [12/14] 菫「かくかくしかじか」 京太郎「なるほど、淡が部活をサボったことで俺を呼び出したんですね」 菫「ああ。それに、聞く所によると君はアイドル候補生だそうじゃないか?」 京太郎「あ、そうなんです。たまたまスカウトされちゃって」 菫「(たまたまだと!? やはりコイツは天才なのか……?)」ゴクッ 京太郎「でもまだまだ新人で……」 菫「いや、そこはいい。ただ知っての通りウチの大星は将来が期待される選手だ」 淡「イェーイ!」ブイッ 菫「素行はアレだが」 京太郎「あははは……」 菫「それに君も、結構有名な事務所にいるそうじゃないか?(まずはそれとなく……)」 京太郎「そうですかね? 社長はいい加減だし、結構事務所は汚いですよ」アハハ 菫「あっ!?」ビキビキビキッ 京太郎「ひぃっ!?」ゾクッ 堯深「」ガタガタガタガタ 誠子「な、なんだったんだ今の……」 菫「(し、しまった! 落ち着け、今のはちょっとして身内ネタだ)」グググッ 京太郎「ひ、弘世さん?」オドオド 菫「な、なんでもない! 気にしないでくれ!」アセアセ 照「???」 菫「(落ち着け……落ち着くんだ)」ゴクリッ 京太郎「とにかく、俺の事務所はたいしたことないですよ」 ~~~~その頃咲ちゃん~~~~~~ / / \ / / / / | | ヽ / / /-/=/.,,_ / / | ', ヽ\ / / // / / / /|ヾ/| || l ∧ \ / l //| /|/ / / / / / / | _| | ヽヘ \ /イ | // |.z===/ // / / |⌒ト、、| | | ', \ | |/ ィ| ト|彡'´彡三ミヾ / / | /| ト、! | l  ̄⌒>ーァ | |/ /! | || / ⌒ヾ}} // /_ | /| / |\ \ \/ / // { | | | ヾ_ノノ /_/ ''≧三 /// / /ト | \ ヽ l / /./ V \| ヾ 彡'´  ̄........... / '⌒ヾ;ヾ.// /./ ! l \ ヽ { | |l \_{ ヽ.. .... ... .. |ヾ、_ ノ} }}/. / | | ヽ \} | |l |八 , ゝミ 彡' 〃// l ヽ { | |l r─- ._ . .. ー‐ '´ j \ ヾ l | ! ヽ | }) /ノ从 / \ `ミ, ', ヾ 、 | ヽ ヽ.__ / 人 |/ \`、|ヽヾ 、 | \ _,. < /\ V | \ ト > -‐ ' ´ 彡' { 何この違和感 190 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/22(木) 23 38 14.14 ID 8fk/z3Wjo [13/14] 菫「つまり、私が言いたいのは将来が期待される大星とアイドルである君が仲良くしているのは問題ということだ」 淡「えー?! なんで? 別にいいじゃん」 菫「お前は良くても、須賀君の迷惑になるだろう?」 淡「うっ!」 京太郎「確かにスキャンダルですね」 菫「ご名答。そこで、だ」ゴホン 京太郎「はい?」 菫「(自然に……自然に……)私はもうすぐ卒業だ。プロへの内定も決まっているし、学業だっておろそかにしていない」 京太郎「???」 菫「わ、私なら君を手伝うのに適役だと思わないか!?」バーン 京太郎「へっ?」 虎姫「「「「は?」」」」 菫「……(い、言った!!)」ドキドキドキ 京太郎「……」 菫「(ど、どうかな?)」ワクワク 京太郎「いや、そもそもお手伝いとか募集してないんですけど?」コンワク 菫「え?」 京太郎「それに、プロへの内定が決まってるなら尚更スキャンダルダメじゃないですか」マジレス 菫「」 京太郎「というかいきなり何言ってるんですか?」セイロン 菫「……」 ガシャアァァァァ! ガクッ! 菫「ふぇぇ……」ウルウル 京太郎「うぇぇぇぇえええ!?」ガビーン 虎姫s「「「「」」」」ポカーン 211 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/22(木) 23 50 09.35 ID 8fk/z3Wjo [14/14] 京太郎「ど、どぇぇ!?」 亦野「弘世先輩! ほら、チーンしてください!」サッ 菫「す、すまない……」チィィン 照「面白かった(小並感)」 淡「これどういうこと?」 堯深「多分こういうことだと思う」 帝王ブログで淡が須賀君と一緒に写ってる! きっと須賀君があわあわに協力を申し出たのかも! それなら須賀君を手伝えば帝王に会える? だけど正直に言うのは恥ずかしいなぁ よし、それとない話題で切り出してみよう! 堯深「見事に玉砕ですね分かります」 淡「うわー」ドンビキ 菫「し、仕方ないじゃないか……! 会いたかったんだ!!」エグエグ 淡「いやいや、開き直らないでよ。正直ファンとしてサイテーじゃんそれ」 菫「」グサッ 京太郎「え? 社長のファンだったんですか?」 菫「そうだよ!! 大ファンだよ!! ファンクラブも入ってるんだ!!」 照「……気持ちは分かる」 菫「だけど、分かってたんだ。こんな私が……帝王に会おうだなんて」 京太郎「……」 菫「それでも……仲良さそうに映る淡を見て、私は……」ギュッ 京太郎「弘世さん……」 コンマ安価↓3 00~29 京太郎「ダメですよ、そういうの」バッサリ 30~79 京太郎「なんか、嬉しいな」ポリポリ 80~99 京太郎「なーんだ! そういう事だったんですね!」ポンッ 235 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/23(金) 00 00 57.64 ID RMeVJF0to [1/12] 京太郎「なーんだ! そういう事だったんですね!」ポンッ 菫「え?」 京太郎「じゃあ今度一緒に事務所に行きますか?」 菫「はへっ?」 京太郎「サイン、俺からも社長に頼んでみますよ!」ニッ 淡「え? そんなことしていいの!?」 京太郎「あのな、勝手に着いてきたお前が言うんじゃねぇっての!」ビシッ 淡「あいたっ?!」 菫「あ、でも……私は、君を騙そうと……」 京太郎「……菫さん」 ポンッ 菫「あっ」 / / | | | | | l l | | | | | / / | |__ | | | | | l l /| | | | |. /// | |\ |‐\八 | | | |__,l /-|‐ リ リ | | / / - 、 | x===ミx|‐-| | `ー /x===ミノ// / ∧{ / | .八 _/ { { 刈`| | l /´{ { 刈\,_| イ /ー―‐ ..__. / / | |/ \{^ヽ 乂辷ツ八 |\| /' 乂辷ソ ノ^l/ } / . . . . . . . . . . `「⌒ .. // /| l、 ー‐ \{ | / ー‐ j/ /}/ . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . / _,/ . ..| | \ ! j/ ′/ . | . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . . / . . . . { |\ハ_, ノ ,___/{ . .| . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . .∧. / . . . . . . . ′ | . .|\圦 / j/l/. . ′ . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . .∧. /. . . . . . . . . . ′_,ノ⌒ヽ | 、 、 _ -‐' / . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . / . . / . /\ . . . . . . r‐ ' ´ ∨\/ ̄ )  ̄ ̄ / /. ./ . . . . . . . . . . . . . . / . / . . ./ . . / . . . . . .\ . .ノ ----- 、 ∨/ / 、 / ,/ . / . . . . . . . . . . . . . . / . / . / . . . . . . . . . . . . . / ‘, ‘, ./、 \ / /. . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . // . . . . . . . . . . / . . . . .{ ---- 、 ‘, } / . . } ̄ \ ̄ ̄ ̄/ ̄ / .{/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . -<⌒ . . . . . ./ . . . . ./ ‘, ‘,「l /⌒^\________/}/ . . . . . . . . . . . . . . . . . /´ \ . . . . / . . . . . .{ . . ‘, 人U{ . . . . . . .| \ / .| . . . . . . . . . . . .―‐┐ / \ . . . . . . . . } -- /\ . ノ r/ / . . . . . .| . . . \ ,/ . . . | . . . . / . . . . . . . . . . . ./ 京太郎「ファンを大切にするのに理由がいりますか?」 菫「……」ドキッ 京太郎「こんなに想ってくれるファンをないがしろにするなら、そんな社長蹴っ飛ばしてやりますよ」ニカッ 菫「あ、うっ……//」 照「京ちゃんのファン一号は私だからね」フフン 淡「でもサイン一号は私だよ~」ニヤニヤ 照「殺してでも奪い取る」ギュルギュルギュル 淡「はぁ? やれるならやってみればー?」 誠子「こらこら、やめとけって」ガシッ 淡「むぅ」ムニーッ 京太郎「だけど、こんなこともうしちゃダメですからね?」 菫「……うん」コクリ 京太郎「これからも、社長を応援してあげてください」ニコニコ 菫「……帝王が君を選んだ理由、なんとなく分かったよ」フフッ 京太郎「え?」 菫「ありがとう、須賀君」ニコっ 254 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/23(金) 00 17 21.43 ID RMeVJF0to [2/12] 【京太郎のアパート】 煌「そんなことがあったんですね」 フン! フン! 京太郎「色々とビックリしましたけど!」グググッ ググググッ 京太郎「やっぱりこの仕事目指して、よかったと思いました!」ググッ 煌「その心意気、実にすばらっ!」ジーン 照「頑張ってね京ちゃん」 京太郎「……」ピタッ 煌「おやこれは宮永さん。お久しぶりです」ペコリ 照「どうも」 京太郎「い、いやそれよりも……どうしてここに?」 照「……」ニヘラ 京太郎「いぃぃぃやぁぁぁぁぁ!!!」ズッテン 煌「あっ、途中で辞めたので100回追加ですね」ニッコリ 京太郎「」チーン 照「お菓子もある」ポリポリポリ 256 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/23(金) 00 19 12.74 ID RMeVJF0to [3/12] 【菫の部屋 帝王ポスターだらけ】 菫「……ふんふ~ん♪」カチャカチャ コトッ 菫「うん……よし!」 コンコンッ 菫「!?」ビクッ サッ 写真立て「」パタンッ ガチャッ 弘世ママ「あら、何やってたの?」 菫「勉強……」 弘世ママ「関心ね……ってあれ?」 菫「!」ドキッ 弘世ママ「この写真立て、確か帝王の奴でしょ?」 菫「そ、そうだよ」 弘世ママ「掃除してる時に倒したら、いつも怒るのに……」スッ 菫「ダメっ!」バッ 弘世ママ「え?」 菫「……な、なんでもないから!!」グイグイ 弘世ママ「え、ええ?」 ガチャッ バタンッ 菫「……ふーっ」 こればっかりは、まだ見せられないな 菫「……」カチャッ 写真立て「京太郎の写真」←みんなで部室で取ったやつの拡大 菫「いつか……この部屋を占領仕切ってみろ」ツンッ パタンッ 菫「ふふっ」 【須賀京太郎のファン】 宮永照 ←New! 弘世菫 ←New! 282 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/23(金) 00 33 06.14 ID RMeVJF0to [4/12] 【翌週 白糸台 京太郎の教室】 キーンコーンカーンコーン 京太郎「腹減ったぁぁぁ」ギュルルルル 淡「何騒いでんの? もうお昼休みじゃん」 京太郎「いや、だってよ。お弁当これだぜ?」パカッ 野菜ギッチリ「」ミッチリ 淡「……馬? というよりうさぎ?」 京太郎「最近筋トレのしすぎでガタイがよくなったからさ……野菜でバランス取るんだって」ハァ 淡「あ、じゃあ私のお弁当と半分こする?」 京太郎「え? いいのか!?」 淡「いいっていいって。隣のよしみじゃん」ニッコリ 京太郎「淡……」ジィィィン 淡「それじゃあ、見ておどろけー!」 ¨ ̄ ̄ ̄¨ 、 / _/ ̄} ̄`ー-、 / ./ /{____ }⌒ _ \ / ./ /└.//-‐ /l \ \ | |. /'‐-// |. / .i-‐''\ \ / .| {.〃⌒ヽ |/〃⌒ヽ | | 》 // ./| |.{i. (^ノ i} {i (^ノ i}リノ / -‐=ニニ二二二二二二 / ./ | ヾ 二ノ ヾゝ.イ| / <じゃじゃーん!. / / ./ ∧ ∧ 丶 フ | |r,人 (( // ./ / \. \┌--‐ /「/^i \. ヽ /. / ./ / ‐-┐ヽ. / { ヽ\ 二二二ニニ==‐ /.. / / 〈 -==} i} } .}\\ ヽ / // / ∧ } // ̄\/ / / \\ ノ / /. / / /∧{ {.{\. \/ / \\ / / ./| / //└-= \\ / \\ ( (. | / / ∧ 〉 \/ ) ) ヽ } / ̄{{__ .// } / // \ / . \.. ´ 《∨ / / .| . -===={ }=r‐-==‐-┐ ノ {/\ / / / ̄ ‐- -‐=='´ ∨/ ‐-‐ / / } < i/ ∨/// / / | \ i ∨//// { /‐-===┐ | \ ∨// ヽ../ } | /\ |-‐  ̄ ̄ | /| \__ -===┘  ̄ ̄| / \ |. / ,. ` | | / ,. ` |. |. rr/ ` |. |. / {冂./ | | / / } |. {{. { {二二二ヽ_. \__〕 {_____〕 京太郎「え? それが昼飯?」 淡「うん。そうだけど」ペロペロ 京太郎「……半分こって?」 淡「はい、あげる」パシッ 京太郎「いらねーよっ!!」 ズルをしようとしたのが間違いでした。ごめんなさい、煌さん…… 安価↓3 1 麻雀部に行く 2 今日は事務所に行く(菫さん同伴) 3 まっすぐ家に帰る(そのレスのコンマが50以上で淡が着いてくる) 294 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/23(金) 00 41 28.03 ID RMeVJF0to [5/12] 【芸能事務所 アクセル1】 ガヤガヤ ザワザワ 菫「」ガッチガッチ 京太郎「ということで、友達を連れてきました」ニッコリ 社長「へー。君が弘世さんか、話は聞いてるよ」スッ 菫「わ、わわわわわ私は、し、ししししししらいとだいのののの!」ガクガクガクッ 社長「随分と個性的な子だね」ハハハ 京太郎「いつもはもっとクールなんですけど」 菫「ずずずずずっとだ、だだだ大ファンで! 最初にす、すす好きになったのは、た、たた玉藻で!」 社長「もしかして、緊張してるのかな?」ミミモトデ 菫「ひゃぁぁぁぁぁ!?」ビクンビクンッ バッタァァァン! 京太郎「弘世さん!?」 社長「あぁ、やりすぎちゃったか」 菫「」ブクブクブクブクッ 京太郎「声の力ってすげー!」 社長「君も修行すればすぐにできるよ」 京太郎「いつか教えてもらわないとな」ウンウン ガチャッ 竜華「待たせたな! 今日も頑張って……」 菫「」チーン 竜華「またなんか変なのがおる!?」ガビーン 煌「お約束ですね、すばらっ!」 選択安価 ↓3 まずはアルファベットだけ選んでください A営業に行く(実力により成功率上昇) レコード会社 ドラマオーディション 麻雀イベントに参加 B仕事する(仕事を成功させれば営業が増えます) 雑誌モデルの仕事 Cレッスン 各種パラメーターを上昇させます 316 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/23(金) 00 49 41.65 ID RMeVJF0to [6/12] 京太郎「実はかくかくしかじかで」 竜華「なるほど……って、何やってるん!?」チョップ 京太郎「あいたっ!?」 竜華「ファンの子を事務所に連れてくるなんて、プロとしての自覚ないで!?」 京太郎「いや、でも知り合いですし」 竜華「それでもや! 公私の区別はちゃんとつけんとな」ゴゴゴッ 京太郎「はい……」シュン 竜華「……でも」 京太郎「え?」 / / / // ´ ̄ ヽ / / / | l | | . i. / / | / / > ´ /, ′ | l | | . l / /... | i /ァ===ミ、 ヽ /イ . j_| | . │. ′. リ、 ;《 ん干ハ\ 〃 j\ イ / . /|. / . / ∨ | { ト ノ ' ,ノ / ヾ }/} \ __/ .′ ′ { ヽ{ ゝ こソ =ァ=/ / ソ/ / \ / / ! ∧ 。 ん干ハ㍉ / / ヽ.′ ′ |... ∧__ . ' .' . { ト ノ ′|} / / /// . i|.. | { 、 ゝ こソ //彡 //..... i|. |∧ ヘ / / ノ... i| l ∧ 「 、 . ' .' .° ′ノ┬=ァ ´ i| | / . ` -- ′ , イ / / / j| l / \ / / // j| |/ 丶 ___,,.. イ ../ / i| ト / / i| ../ /-=ニニニム {ニ\ / / i| . ,′/ 竜華「ファンの子を大事にしたところは褒めたるわ。偉かったで」マッカッカ 京太郎「竜華さん!」パァァァッ 煌「青春ですねー」ズズーッ 社長「この玉露高かったんだよ」ハハハ 菫「」 竜華「ほな、今日もレッスン頑張るで!」 京太郎「はいっ!!」 選択安価 ↓3 1 容姿 2 雀力 3 歌唱力 4 演技力 338 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/23(金) 00 56 57.87 ID RMeVJF0to [7/12] 竜華「今日も容姿のレッスンや!」 京太郎「容姿のレッスンしかしてない気がするんですがそれは……」 竜華「歌と演技はデビューに間に合わへん! 今やれることをやるんや!」バーン 京太郎「」 煌「まぁ、その通りなのが悲しいところですね」 社長「容姿が一番手っ取り早いしね」 菫「う、う~~ん?」パチクリ 竜華「体型や肌の調子なんか普段やっとるから、今日もメイクと髪型、服装でいくで」 京太郎「オッケーです!」 竜華「ほな! レッスン開始!」 京太郎「うぉぉぉぉ!!」ダダダダダッ! 竜華「(あの2chのアホどもを見返したる!)」ゴゴゴゴッ コンマ安価↓3 00~29 菫「なんだこれは……?」 失敗 30~89 煌「なんにせよすばらっ!!」 成功 +3 90~99 京太郎「どう、ですか?」キリッ 大成功 +5 369 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/23(金) 01 05 14.15 ID RMeVJF0to [8/12] ――数十分後 竜華「完成や……!」ハァハァ 京太郎「お、俺? どうなってます?」ドキドキ 竜華「会心の出来や……!」 京太郎「それは楽しみだなぁ」つ鏡 , . ' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . `丶、 / . . . . . ./ . . . . . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . .\ / . . . . . . . / . . . . / / . / . . ./ ./ . . . ./ . . . . . . .\ / . . . . ./ . . / . . ./ /. . . .//// .// . . .//! . . . . ヽ . .ヽ .' . . . .! . l . . . ! . . / . // . . . //// . // . . . ///! | . . l . .ヽ . .'. | . | . .l . .| . . .| . / . // . ,∠/// . // . . ./// l .l . . .l . . . l . . 丶 | . l . .| . .| . . .|/// /ーァ-/ . // . ///___l .l . ./ . . / . . . トヽ / /! . .l . .l . . .l弁≠ミftッ、/ ///.,//-‐、ヽ∨ . ./ .{ヽ . .'.. /イ .l . . ! . .! . . .ト込佖zクイ≠、/'´ ,'/ィz=≡ミ,/ . ./ . .l \', /´/ /l . . { . .'. . . .! { ´ゝ仗劜〉' . / ./ . ! ヽ ノ´ ト. .`r、ヽ . ヽ . 〉  ̄/ .ノ . / . . .! | ! . .|l ヽ丶 . \ _´ //、 . ./ . ハ .{ i | . ノ\'\`‐-ヽ -´‐─` / / /| / ヽ! ,-ヘ ̄ヽ───── リ /| . ./ .了ヽ  ̄ /ノ!/ ̄ ̄ ̄ ̄| ', ', j/ j ./ .ハ .`、 丶、 ∠ . . イ / .l | | ノイ ./ j . ..トヽ > 、_ イ .r '´ ____ ノ-‐ | | | j/ ノ从|__r───‐/ノ / ̄ / / ̄ ∨ (_| | /, ─| | ̄ ̄/ _/ / / /  ̄l│ | (/∧ | | r/ // /___ / __/| | | / |/、Y/ | | ./ // /|└┤ ./-‐´/ . .| | | ム≠´ |}}〈〉{ |r┴ ´ ∠.ノ| | / / / .ヽ!_!/ . / / ヽ∨/|`¬'´ | !/_/ / / / // / .弋ノ{}フ| | | | . ./ / / / / 京太郎「ってえええええええええ!?」 煌「京太郎様!!」バッ 社長「こりゃまた驚いた……」 菫「……誰だこのイケメン?」キョトン 京太郎「お、俺ですかこれ!?」 煌「あぁぁぁ!!」 社長「どんな魔法を使ったんだい?」 竜華「ウィッグつけて凛々しいメイクしただけや」 京太郎「う、うぉぉぉ」カンゲキ 煌「なんにせよすばらっ!!」キラキラ! 容姿が上昇した! 菫「って須賀君か!?」ガビーン 京太郎「ひどいっ!」シクシク 384 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/23(金) 01 12 45.72 ID RMeVJF0to [9/12] 京太郎「これは凄いですよぉ」ガタガタガタ 菫「ジャ○ーズに居ても違和感が無い……」 竜華「当然や。元の素材がええからな」 煌「すばらっ! すばらっ!」パシャパシャ 社長「実にいいね!」 竜華「ほんじゃ、次は服装やな」 京太郎「今日こそはちゃんとした服でしょうね?」ジトーッ 竜華「馬鹿にせんといて」 煌「ではこちらで着替えでください」 京太郎「分かりました!」テクテク (京太郎着替え中) 菫「なんだかワクワクするな」ドキドキ 竜華「さて、どうなるか」ジーッ シャッ 一同「!!」 京太郎「あのー、これ」 コンマ安価↓3 00~29 菫「ほんげぇぇぇぇぇ!?」 失敗 30~89 煌「ふ、ふぁぁぁぁぁ!!」 成功 +3 90~99 和「いやぁぁぁぁぁぁ!!!」 大成功 +5 409 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/23(金) 01 19 20.05 ID RMeVJF0to [10/12] 京太郎「これ、明らかに間違ってますよね……」 一同「」ガタガタガタガタガタ , ' ; ;  ̄  ̄  ̄`丶、 '. _r゙ejⅱ,.ヘi^ビ、,,-―、!、 ヽ ' _,{_(Yj、。ソ@ノノトjヾニヽ,-,-=ニヽ ヽ /´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\、./'{_r7`ト、'"ヽ、 `、 ◯/. /. . `i"ゞヽ_jソ } f /--、 , /. /. . /. . ! i'"\_て,,...ノ_/`i '~_,,/~ ヽ i′ ′. . . /. . l、 、 \_ 入_ ,ノr'" `、 | i ! /. . /. j ∧ 、\゙ (⌒) 7,-、 ,、ィ|' , 、 | l . l /| ! /} ム≠fト、(こ○こ)Oう ゙ヾ、 . ' , 、 | | |kl | { }/ ィ代fiツ ‘ーヘ_ノ ‘ー’ ', . ヽ 、 l i{ ト、 ゝ㌘f沁 ′  ̄ | / / 丿 |ヘヽ 、 、_ ', ヽ 、 爪 l ヽ 丶¨´ } |/l/◯ ト!|\_ ', ` 、 ノ ヘ. .トハヽ ` _ _ ノ/ トヽo ヽ. ''ー' \ `、 ´ _ノ \ !. .>  ̄` イ。0°´ ̄ 、 \ \ メ丿!ハノl  ̄o◯ / ', \ \o◯ ,.-‐ ニ二二二フ/´  ̄ ' ', \ \ ,-―、. , イ. 、_/ .ニ二二二フ │ ', \ \ , ,-=ニヽ 7'"ヽ Г _ =======" / ̄` ', ', \ \ , l''"/'{_r7`ト、'"ヽ、 / !=ニニ厂"/, -'ア/ / ̄`ヽ l / \ \ ニ~ ll `i"ゞヽ_jソ } f /--、 ,′.ヘ__〃 "/ / . ヽト、!ヽト、!ヽト、!ヽトヽ \ . ヾ_i'"\_て,,...ノ_/`i '~_,,/ニ_ ,!.ト / / ./'ヽ ヽト、!ヽト、!ヽト〉 、\ \ ,-、 l\_ 入_ ,ノr'"r..┤ l./( / / / У l 、 \ てOう ~7゙ー'" 7`i"ル,、ィ(⌒) /⌒!、 ,l / / !ヽ l \ \ ‘ー(⌒),,-、 |ゝレ(⌒)゙(こ○こ) .|=ニヽ、 / / 八l |\ \ \ (こ○こ)う ,-、 こ○ ‘ーヘ_ノゝ ,ノ \ ヽ| / .|/l | ‐ - --\ \ ‘ーヘ_ノ‘ー’てOう,-、 ヘ_ノ-(⌒)=二 、 丿丿! / / | |´ ,'' /(こ○ ‘ーてOう lメ~(こ○こ)、、"'''‐'´イ 、_j_,/ / ! | ,' `\ ( (‘ーヘ_ノ| ノ ‘ー’ヽ__ノ‘ーヘ_ノ->, イO ` ‐ ‐---ト、 |__ ,'! ) ) 巛( (彡r'|//⌒ソ! / /``'ー - _ |  ̄~' ,' \ ( /( 彡) )巛从彡 !/ / |  ̄ ` ー- / ,' \ ) ) 巛( (´ ミミ |! | | . Ζ(⌒)ヽ∴  ̄ ‐- ,' ソ 《 ) ) 彡 |! | ,(⌒)(こ○こ)l ./~ ̄"'''‐-、 ,/ / / 巛 |! .__(⌒) ̄@(こ○‘ーヘ_ノ|∴,ノ. ̄ \ ( /( 《 _ ゝ'⌒ヽヾ@(、 l ‘ーヘ_ノ、_ノゝ \ ) ) '⌒'@ ∴@@ .l @∴ル∴ノ " \ ( ( @@ ,-、 '@@@. !| 、 _,,,ノ \ 菫「ほんげぇぇぇぇ!?」ドヒュゥゥゥン! 竜華「」ブクブクブク 煌「」ハナジダラダラ 社長「……//」ポーッ 京太郎「え? 何この反応?」ビクッ 竜華「な、なんでウェディングドレスやねん!」ガバッ! 京太郎「え? 竜華さんじゃないんですか?」 竜華「ちゃうわ!!」 煌「じゃあ一体誰がこんなGJな……いえ、こんなことを?」 社長「須賀君、やはり君は女装で……」 京太郎「お断りします!!」 照「京ちゃん可愛い……//」ニコニコ 失敗した 426 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/23(金) 01 28 11.21 ID RMeVJF0to [11/12] 【京太郎の部屋】 京太郎「酷い目にあった」ゲンナリ 照「」タンコブ 煌「似合ってましたよ?」 京太郎「嬉しくないですって!」 煌「男の子はそういうものなんですね」クスクス :_,. -─……─- : . ´........................................................\: :/.......................|........ト、..............................ヽ: : /....................| |...i|........| \...........|....|............:/.........../ .....|.._|_八......| \__....|............i : ̄ ̄ ̄|...|....| [ \| \|....|............|: :|...|....|┬─┬ ┬─┬ |............| |...ト..| 乂 ノ 乂 ノっ|............|: :i|...|....| |............|: ||...|..人 , _ 人.......l..| 八Λ.....> _ . <......../|/ \|\_,ノ⌒ 〈___/ ⌒ ‐-ミ ;/ ̄ | \ ∧ / / / \; / | \ ∨_/ / ハ :/ \ Χフ / /  ̄/ Τ  ̄ ',; ;\ | 〈 ∧ 〉 | / 照「京ちゃんがアイドルと聞いて、私なりに応援したのに」シクシク 京太郎「俺は男性アイドルになりたいんですっ!」 照「え? アイドルって女の子がなるものじゃないの?」キョトン 京太郎「え?」 照「え?」 京太郎「もしかして……だから女装を?」プルプル 照「うん。女の子になりたいのかと思って」ポリポリ 京太郎「……」 照「オカシウマー」モグモグ 京太郎「……」 げ ん こ つ 照「」チーン 京太郎「照さんのバカ……」メソメソ 煌「これはすばらくないですね」 カンッ! 490 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/23(金) 22 13 01.43 ID Yb8XUrJio [3/8] 判定はあくまで反応が変わるだけで、ステ上昇とかじゃないです まぁ印象はよくなるかもだけども 【期待は】「アクセル1を語るスレ」part18【無駄なの?】 326 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 今日は中々更新無いわね 327 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 更新は無いのに3スレ以上伸びているのか……(困惑) 328 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer デビュー近いからねぃ、しょうがねぃ 329 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP ↑ 暴れないでよ、暴れないでよ…… 330 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU え? 何この流れは…… 331 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 ウフフフ、早く会いたいぞ☆ 332 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP 最後の更新があの家族写真だなんてあんまりですわ…… 333 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii あの家族写真何度見ても笑えるんやけどwww なんやっけ? ほら、あのアメリカのドタバタドラマ? アレに似とる 334 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend ↑ フルハウス? 335 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba ありゃスッゲーファミリーですね 336 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi フルハウスって何? 337 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten クッソwww フルハウスまた見たいwwww アーアーアーwwww 338 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 12.22 ID osero/ka2 そろそろ例のコピペ↓ 339 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 20.34 ID kIndaIchi アーアーアーアー アッーーー! ウェネバハぺツー デットビーティー ユーメーナ ペーパボーイ イーベンティービー ナゲットレバヒユ ソバニチョウノプリーン ソーウォー コンフューズニーーーン クラーズ ニーダン ネーバスィーン (チェーイ) ノバー ノージョーチュー デモニドー ボーエンシュンワイチューニスパー ドンステーヨー ドゥリーソンツウゥーー エビウェイユーロー エビウェーイ イザハー イザハー アキーノホン ホンチュー エビウェイユーロー エビウェイ イザ メイス サンバニドゥ ニージュー エビウェイユーロー ゥロシャーペーン ロードノーン クライドゥ ウエイジュー トュケピドゥ オーーン エビウェイユー エビウェーユー オーーン ドゥビドゥ バッバダー 340 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハー 341 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii クッソワロタで 500 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/23(金) 22 25 40.54 ID Yb8XUrJio [4/8] 342 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 関係無い話はやめようよー 343 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur せやで、ここはアクセル1スレや 344 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku/ 早く更新来て欲しいよー 寂しいよー 345 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO 【速報】ブログ更新【ヤバイ】 346 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 キター!! 347 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 早く見なきゃ! 348 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 え? え? え? 349 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten え? また新人? 350 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 髪形違うだけで前と同じ新人じゃないか? はぁ!? 351 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba アンビリーバボー 信じられません 352 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku/ ちょーカッコイイよー!! 353 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP これ? 合成とか加工じゃありませんの? 354 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 頂きます 355 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 え、ドストライクなんだけど? ど真ん中なんだけど? 356 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT 勘違い臭が酷い、ゾンビかっての! だし! 357 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA デビュー前で垢抜けてきたのか? それにしてもしかし…… 【掲載された京太郎の写真】 _- ‐  ̄ ` ‐ 、 , ' ´ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .`丶、 / . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . .`ー、 / ./ . ./ . / . . . . . . / . . . .ヽ . . . .', . . . . .ヽ . . .ト、ニニ=─ / . . ./ . / . // . . . . ./ . .ハ . . . \ . .| . .i . . .ヽ . .\___, ./. . . / . /. .// . . .//', | ヽヽ . .\', . .|ヽ、. .\ . . 、-‐´ (__ノ . . . / . ./. . .l .| . . . | l|_,,|l=弋ヽ、 . . .| . . .l. .ヽ . . .\ .\__/ . . . .| . . .| . ./| |{ . . . .l| |i}_|!∠ヽ=ミ,' . . ,' . . .ヽ. . . .\__`ー、ー─ ´l. . .l . . .l .,'__|l、ヽ . . .{ {彡rて フ )7 . ./ .r 、. . .\‐-、< ̄ヽ |. .| . . .|i仁_ヽ、',ヽ ヽノ,ゝ‐´ ̄¨,' . ./ ./ l|. . .`ー、\  ̄ ̄ヽ l . .| .| . . .ヽ {f_rラ} \`、.__ /. ./ .,___ノ_ . . . . . .ヽ` ̄ ノ . .l .| l . . . .ヽゝ'¨´ノ `ヽ ̄ /.ノ .イr───、ヲ─、 ̄\ /´} .ハ l |ヽ . . .',ヾ、_ヽ, /´/./ .| | } | ̄\\ ´ ノ/ },'i| . lヽ`ー、__ 、-‐-、_ / /}ノ{ { | | /| \\ ノ' ノ| .ト | . .l .ヽ` `二 ̄ /' /リ}} }}rヽ|r‐、 ヽ)-‐ー ´ ̄ ,' ノヽヽ |ヽ . `丶 /__|¨// ,、 // 《〈〉ヽ}-‐´ / ̄ / ヽ、l. ./l/} .ヽ... イ /ヘノ | | / \l / / ._-‐‐‐|/ |!|_}ノソ', |イ,‐─' ´ /ヽ / ,' / // リ リ/ | / ̄/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`i / l / / / / イ  ̄ ̄} | // / \ / / ̄ヽ / / -‐‐ ̄ ̄ ̄ ̄{ / / / - ´ > / r´_ ̄7 / { / ̄ ヽ ´/ -‐ \ノ /ヽ,' l / / _/ _ \ / / / // ヽ / \ } \ ヽ 516 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/23(金) 22 39 27.62 ID Yb8XUrJio [5/8] 358 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 加工乙 359 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur どう見ても天然物やろ 360 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe すてきです 361 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN よく見てみろ塵芥ども。肌は荒れているし、髪をクシャクシャにして枝毛を隠している 奇抜なメイクで小細工などとは、片腹大激痛!! 362 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress でもカッコイイんだな、これが 363 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru デートしたい 364 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO そもそも変わりすぎっすね、これ 365 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten イメチェンってレベルじゃねーぞ!! 366 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba クワイエット 最初は動揺しましたけど、落ち着けばなんてことはないですね 367 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA 結構頑張ってるんだね だけど361の言うようにメイクでごまかそうとしているのが見え見えなのが悲しい まだまだこれからなんだろうけど、努力は評価してもいいんじゃないかな? 368 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP うちの執事といい勝負ですわ…… 369 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi これで演技力があれば……ファンになるのになぁ 370 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 もう待ちきれないよっ☆ 371 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU すがくーん!す、すーっ、スガアアー!!スガーッ!! 372 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe うえやじるし それしってます 373 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 悪くは無いけど、やっぱりただの上級レイヤーにしか見えないのよね 374 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii マジレスすると元が微妙だったからよく見えるだけや 実際そんなには変わっとらん 375 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハー、ジャ○オタを舐めないで欲しいなー 376 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi 面白くなってきたねーwww
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咏「だからさー、京ちゃんがホントにマッサージ上手いんだって。一回やってもらいなよー。知らんけど」 えり「なんで知らないのに進めるんですか咏さん」イラ 咏「まー実はもう京ちゃん呼んであるから、今更帰すわけにも行かないんだけどねぃ?」 えり「なんでそんな勝手なんですか!?」 ――― ―― ― えり「ああどうも、お待ちしてました」ブッスー 京太郎「え、なんかスミマセン……」 えり「いえ、悪いのは全面的に咏さんなので。ぱっぱと終わらせちゃってください。えーと」 京太郎「須賀です。須賀京太郎」 えり「じゃあお願いしますよ須賀さん。変なところとか触らないでくださいよ」 京太郎「触りませんよ……。じゃあ行きますよー」グイ えり「ふあっ」 京太郎「あーこれ、結構疲れ溜まってますね。やっぱりアナウンサーってお忙しいんですか?」 えり「んっ、まあ忙しいですね。正直今も家でくつろいでたいくらいですよ」 京太郎「ま、まぁ疲れを取れるように頑張らせてもらいます」タハ えり「お願いしますよ。ふぅ」 京太郎「じゃあ腰のほう行きますよー。うりゃ」グイ えり「お願いしますっくぅ~、なかなか上手いじゃないですか」 京太郎「咏さんに何回もやらされてますから……」 えり「はは、お互いあの人に振り回されてますね」 えり「思い出したらムカムカして来ちゃいました」 京太郎「落ち着いてください、よっと」ググ えり「あははっ!くすぐったい!?」 京太郎「もーちょっと我慢してくださいもう終わるんで!」 えり「た、タンマ、ほんとソコは弱いっていうか」 京太郎「ホントすみません!」グイィ えり「あひぃ!?も、ほんと許してぇっ」ゼイゼイ 京太郎「はい、おしまいです。すぐ終わらせられなくてすみませんでした」 えり「はぁ、はぁ……」ナミダメ えり「あ、でも確かに体はほぐれたかも……」 えり「その、ありがとうございました」 京太郎「いえいえ。また呼んでもらっても大丈夫ですよ」 えり「二度と呼びませんよ!?」 カン!
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お誕生日記念 仲良し小蒔 小蒔「雪が降ってきましたね」 京太郎「そうですね…雪は苦手なんです。暖かくなってきたと思ったらまだまだ寒さは続きそうですね」 小蒔「はい。でも私は雪が好きです」空を見上げで 京太郎「そうなんですか?」 小蒔「雪だるまが作れますから」ニコニコ 京太郎「…神代さんらしいですね」少し笑って 小蒔「わ、笑わないでください!」 京太郎「すいません。でも寒いのは苦手ですよね?」 小蒔「それは大丈夫です。こうすれば暖かいですから」 ギュッ…京太郎の手を握り 京太郎「そうですね…俺も雪を好きになりそうです」照れていて 小蒔「それはいい事です」ニコ カン! その頃 初美「あれで付き合ってないとかありえないのですよー」 春「二人とも奥手」ぽりぽり 巴「そうですね。須賀君がガツガツしてくれたら安泰なんですけど」 霞「そうなったら私達は側室になるのよね?」 初美「えっ?」 春「…そうなの?」 巴「わ、私は知りませんよ!」 霞「あらあら、少し余計な事を喋ったかしら?」 初美「教えるのですよ!」 霞「それは秘密よ」逃げて 巴「待ってください!」追いかける 京太郎「…みんな元気ですね」 小蒔「きっと雪が嬉しいですよ」 カン!
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京太郎「はぁ……」 溜め息を吐くと幸せが逃げるというが、実際のところそもそも溜め息ばっかり吐いている人間には逃げられるだけの幸せがあるのだろうか。 ああいや、金は天下の回りものという。お金というのは寂しがり屋で、仲間が多い方多い方に向かうらしい。 とどのつまりは幸せというのもこれと同じで、加速度的にあっちこっちに宿を移すのかもしれない。 要するに金っていうのが幸せだったんだよ!――などと実に喋っていれば竹井久が展開してくれそうな、 幻想の日本の元風景に店を構えていそうな眼鏡の店主が言うであろう四方山話を「毒されてるな」と打ち切り、思考を戻そうと試みる。 淡「へへへー、きょーたろー」 淡「淡ちゃんの手と手を…………手と手だっけ? あれ? シワとシワ? あれ?」 淡「むむむ……」 淡「むむむむむむ……」 淡「……」 淡「ま、いいや」 淡「淡ちゃんと手を合わせてしあわせー♪ なーむー♪」 何故、酔っ払いというのは素面を置いてきぼりのテンションで会話するのだろうか。京太郎には甚だ疑問であった。 宮永照がやたらおねーちゃんぶるぐらい理解不能だ。 淡「ね、ねねね? 判る?」 淡「しあわせの“あわ”と淡の“あわ”だよー? ねーねー?」 淡「ふふーん♪」 ……死淡瀬? 363 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/09/24(水) 23 57 37.22 ID s3l2GKovo [2/2] 340 時間と場所は自分で作るのが大人だよ なんでも与えられようと思ってんのは甘え 364 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/09/25(木) 00 52 09.21 ID +jsY0EqUO なにこいつ 365 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/09/25(木) 01 05 51.39 ID aF1CQ0Oio まあたしかにグチグチ言ってるのは多少気になるな 366 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/09/25(木) 01 07 54.39 ID yyqsrheQO 堕ちたか…… 367 名前:1 ◆rVyvhOy5r192[saga] 投稿日:2014/09/25(木) 01 10 03.14 ID 0ZDGS5gqO [1/4] ことの始まりはこうだ。 地下鉄に乗った。無口な他人と街に置き去りだと思った。 (ちなみに沢村智紀は締め切りで忙しいらしく車での送迎は見送られた。何の締め切りかは聞かないでおいた。実際怖い) そうしたら、今現在お隣で鼻唄を歌って身体を揺らしている金髪と出会った。 大声で隣に座りなよーと呼び掛けられた。 車内の迷惑になりそうであるし、自分はともかく大星淡の正体がバレたら色々不味そうなので、急いで電車から降りた。 そして飲み直している、という訳であった。 ……改めて思うと、そこまでする必要はなかったんではないだろうかという気も、京太郎自身しなくもないのだが、そこは知ったる顔の誼だ。 例えば新子憧が同じ状態なら迷わず送り届けるし、弘世菫なら放っては置けない。宮永咲は言うに及ばず、萩原ならおうちに案内して止まって貰う。 鶴田姫子でも……まぁ、タクシーくらいは呼ぶ。 ……わりと誰に対しても仕方なかった。 淡「でねー、何の話してたっけ?」 京太郎「いや、まだ何も話してないですから」 淡「そーお?」 京太郎「おう」 淡「むむむ……じゃあ、好きなものの話しよっか?」 京太郎「好きなもの……? サッカーとか、それとも食べ物とかか?」 淡「なんでもいーよー!」 「でわでわー」と、大星淡が手を叩く。そのあと、「あわあわー」と言ったのには乾いた笑いでしか返せない。 やけに退行している気がしてならない。 こんなキャラだったか、と京太郎は首を捻ってみた。前に飲んだときは――、……こんなキャラだったかもしれない。 淡「じゃあ私からだねっ!」 京太郎「ん、ああ……」 淡「そーれーじゃーあー、私が好きなものはねー?」 368 名前:1 ◆rVyvhOy5r192[saga] 投稿日:2014/09/25(木) 01 37 09.96 ID 0ZDGS5gqO [2/4] 淡「そりゃ勿論、きょーたろー――――」 京太郎「……っ」 淡「――――じゃなくてテルーでしたー!」 淡「ふふーんどうどう? ひっかかったー?」 京太郎「……」 淡「ねーねー、どうだったー?」 コロコロと笑いながら覗き込んでくる大星淡の目線に、とりあえず京太郎はデコピンで応じた。 なんというか、色々と腹立たしかった。そう、色々と。それはそれは色々と。 例えて言うなら、アイドルを名乗る軽巡洋艦が戦果功労賞をとってピースをしてきたようなものであり、 或いはシンデレラなアイドルの女の子14歳142cmが「もっとボクのことを褒めてもいいんですよ?」と、 正直マネージャーと呼んだ方がいいかもしれないお仕事をしてらっしゃる、廃課金レッドショルダーマラソンランナーに笑いかけるのに似ていたかもしれない。 なお言うまでもないが、須賀京太郎に女性へと暴力を振るう趣味はないので諸兄には安心してもらいたい。 一般人の蹴りの威力に等しいパンチは、色々と洒落にならないのだ。 淡「……いひゃい」 ……額を押さえる大星淡には、ちょっと悪いことをしたかなと思った。 淡「じゃー、テルの話しよっか!」 京太郎「俺の好きなものの話は!?」 淡「んー?」 淡「だっていらないじゃん!」 京太郎「いらないって、どういう……」 淡「ずーばーりー、須賀が好きなのは淡ちゃんだからねっ」 淡「だーかーらー、須賀が私を好きでー、私がテルが好きだったら……」 淡「テルーの話に決まっテルーよねっ?」 京太郎「……」 淡「テルーの話に決まっテルーよねっ!」 当て身(デコピン)。 淡「うぎゅっ」 淡「……いひゃい」 額を押さえる大星淡には、それほど悪いことをした気分にならない。 むしろこういうときは『いいや……慈悲深いぜ』と言うべきだろう。国広一ならそう言う。慈悲深いと言ってもキン肉マンは関係ない。 淡「きょーたろーが苛めるー」 淡「ぶー」 淡「須賀のくせにー」 淡「須賀のくせにー、ずっこい」 どっちだよ。どっちの呼び名でいくんだよ。というか何がだよ。 いかんいかん、これは酔っ払いだ。酔っ払いに正論をぶつけてどうする――と、頭を振って冷静さを維持しようと京太郎は試みた。 淡「須賀、須賀ー」 淡「ねー、きょーたろー? きょーたろー!」 京太郎「どっちだよ!?」 ぶつけてた。 淡「なにが?」 京太郎「ん、いや……唐揚げにはレモンをかけるのかかけないのか、どっちにするって」 京太郎「はは……」 淡「……」 京太郎「……」 淡「テルはかけたよ!」 京太郎「いや君の話だから」 淡「あ、でもかけたらすっごく怒ったかもしんない!」 京太郎「どっちだよ!? しかも結構致命的な二択じゃねーか!?」 淡「淡ちゃんはきょーたろーに合わせたげるー。褒めろ褒めれー」 京太郎「いや君の話じゃないから」 淡「じゃー、きょーたろーの話ー!」 京太郎「あ、ああ……」 淡「……」 淡「……」 淡「……」 淡「なかった!」 京太郎「探せよ!?」 淡「探したよ! うっさい須賀、大声出すな!」 京太郎「……」 淡「須賀は黙ってそこにいればよしっ! 淡ちゃんが愛でてやる!」 京太郎「……」 淡「第一、須賀はさー」 というところで、呼び出しがかかった。着信の主は松実玄であった。件名は――京太郎の顔から察してあまりあるものであった。 ここで。 指が動いたのは魔が差したというよりは殆ど思い付き同然というよりは、もう思い付きを超えた反射だった。ユグドラシル許さねえとかおのれクライシスとかそんなノリの所謂アレである。 大星淡の胸元に焦点を合わせてシャッター。 トップスはオフホワイトのオフショルダーフレアチュニックブラウス。なんと例えていいものか――とりあえず京太郎はそのフレアに、イカやクリオネめいたものを連想した。 肩からはブラ紐、ライムグリーンである。下は芥子色のハーフパンツ。生足だ。実際スゴイ。ヤバイ。 猫がそうするように前屈みになって膝のあたりを軽く握った拳で押すものだから、鎖骨のあたりがたわんでいた。 淡「ねーねー、きょーたろー」 いかんいかんこれは大星淡であって大星淡以外の何者でもないんだおおもちあわいイヤこれはおもちあわいかちゅうもちあわいわりとおもちあわい、などと――。 恰も女性に笑いかけられた装甲で悪鬼な善悪相殺が如く眉間に皺を寄せて、なんとか脳裏と眼球に焼き付いた谷間の記憶を振り払おうとする京太郎の、携帯に着信。 玄『おもち力たったの5だよ!』 手厳しいなオイ。 玄『まだまだだね!』 ドヤッ、と効果音が付きそうな返信。 玄『それとも京太郎くんはこれぐらいが好きなの?』 さてなんと返したものかと、京太郎は頭を捻った。イエスかノーか、イエス・キリストならノーと答える。 改めて思うが出来心以外の何者でもなく、後悔しか生まれない。冷静に考えると中々に問題だ。実際ウカツだった。 自分から話題を振るというのは限りなく無謀であり、挙げ句大星淡なんぞを写真に納めてしまったあたり、それはさながらタイガーホールに飛び込む爪楊枝で武装した浪人だ。 自分は疲れているのかもしれない。 近くの席からは「父娘ほど歳が離れた少女に母性を求めるなんてどうかしてるぞ!」と、麻雀で親から右手に二番目の家と同じ名前が叫ばれ、 それに「性的魅力に関わらないからこそ母性が生まれると何故判らん!」と、小室哲哉プロデュースされていた沖縄県出身の歌手の名が叫ばれた。 どうやら疲れているのは京太郎だけではなかったらしい。世はマッポー、まさに大後悔時代だ。 なお……。 須賀京太郎から、明らかに彼の携帯で撮影したであろう女性の胸の谷間の画像が送られてきた松実玄と言えば、 玄「……きょ、京太郎くんからおもちの話題!?」 玄「うん、やっぱりおもちは正解だよね!」 玄「……うーん」 そこには気付かずに、御丁寧と言おうか馬鹿正直と言おうか馬鹿と言おうか、自分のそれを両手で持ち上げてみた。それから改めて、送られてきた画像を見てみる。 ふよふよ。 ふにゅふにゅ。 ぽにゅんぽにゅん。 ……勝った。明らかに勝った。 そう、つまりはおもちでないということである。自分に勝てないならおもちを名乗ってはならないのである。 つまりは所詮は雑魚なのである。 しかし――だ。しかし、である。 世の男性というのはこれぐらいで満足なのではないだろうか? 京太郎もそう思っているのではないか? なんというかそれは由々しき事態である。おもち同盟としては海軍の提案に反対なのである。 故に確かめねばならんのである。これはおもちがおもちである以上必然なのである。所謂、お勿論なのである。 玄「……うぅ、好きって言われたらどうしよう?」 そうしたらどうするべきか。彼におもちの良さを存分に語り聞かせるべきか。でも流石にそれは恥ずかしい。玄だって女の子である(2X歳)。 恥ずかしいと言えば、そう言えば須賀京太郎には胸を揉みし抱かれていた。こうして自分で触るのとは別物で、思い返せば頬が熱くなる。 そう、今松実玄は頬を軽く紅潮させ、なんとなく手持ち無沙汰――おもち無沙汰になった両手を自らの胸に当てていた。 そして、 宥「玄ちゃん、おふ――」 玄「え」 宥「――ろ……、……、……、えぇ……」 玄「……」 宥「……」 玄「……」 宥「……ごゆっくり?」 玄「あ、あのね……? これはね、その……おねーちゃん?」 宥「お一人様、ご案内……?」 玄「うわぁぁぁぁぁぁあん、おねーちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあん!?」 一方、東京。 淡「あわわわわわわ」 京太郎「……」 淡「あわわわわわわわわわわ」 京太郎「……」 淡「あわわわわわわわわわわわわ」 京太郎「……大星?」 淡「淡!」 京太郎「……大星淡さん?」 淡「うん、そう! ……って違う! 淡! 淡ってゆえ!」 京太郎「……。……どうしたんだよ、さっきから」 淡「これ!」 ん、と眼前まで口を突き出して――――それから舌を持ち上げる大星淡。その上には白色の塊。 怪しいおくすり、というよりはバスタブや入れ歯を入れたコップに沈めるそれに似ていた。 重曹だったかな、こういうの――――などと京太郎が考えるその頃には、再び彼女の口腔に消えていく飴玉。 というかそんな飴玉を口に入れながら普通に話せるのは地味にスゴイスキルなんじゃないかと、京太郎は内心感心していた。 淡「あわあわしておいしーよー?」 京太郎「淡だけにな」 淡「え」 京太郎「え」 淡「……」 京太郎「……」 淡「……」 京太郎「……」 淡「う、うん! そうだねー! かなり面白いよっ、うんうん! テルなら爆笑間違いなし!」 京太郎「……」 淡「で……じゃ、じゃあテルの話しよっ? テルの!」 大星淡に気を遣われてしまった。 少なからず京太郎はに衝撃的だった。下らない洒落を嘯き、あまつさえそれを半ば退行気味の、おまけに大星淡に気遣われてしまったのだ。 羞恥を通り越して慚愧の念に絶えない。よい尻を丸出しで川縁に俯せになる鬼は関係ない。 淡「で、テルって好きな人いるらしいよ?」 京太郎「えっ、照さんに……!? 何て言うか意外だな……」 淡「テルも結構モテるからねー」 京太郎「……次にお前は“照だけに”って――」 淡「言って欲しい?」 京太郎「……、なんでもないです」 まさに時代は、大後悔時代だった。 淡「まー、テルは美人さんだからねー」 京太郎「確かにそうだよな……言われてみたら、あー、確かにそうか」 淡「……」 淡「ちなみに私も美人だよっ! モテるモテる! 100倍くらいモテる!」 京太郎「……なんのですかね」 「今日だって誘われちゃったんだよねー」と自慢気に、というか若干誇張気味に話す大星淡はさておき……。 宮永照に。あの、宮永照に。本を読むときと食べ物を食べるときしか瞳を輝かせることしかない宮永照に。 まさかもまさか、想い人がいたとは。 正直、京太郎としてもおったまげた。月までブッ飛ぶこの衝撃ではないが、火星まではブッ飛ぶかもしれない。 ……いや、火星の方が月よりも向こうだった。 淡「でね、テルってば約束してるんだって! テルだけに!」 京太郎「……、約束?」 淡「約束っていうかー、えっと……なんか、いつかその人にちゃんと守って貰うまで、絶対に泣いたり負けたりしないようにしよーとしてるんだって」 京太郎「へえ」 淡「その人がテルを超えて、テルのことを守ってくれるぐらい強くなったら……嘘を吐かないで正直に気持ちを打ち明けるってさー」 京太郎「……無理じゃないか、あの人倒すって」 淡「ねー」 物理的にも麻雀的にも。 女に手を上げるのは勿論論外であるが、かつて教育実習での教え子たちか、「(物理的に)殺せんせー」の異名をとった京太郎をしても、難しいと言わざるをえない。 実際、鉄球強い。 一々「痛い」「痛い」と騒いでゲートコントロールしなければならないぐらいには、馬鹿にならない衝撃である。 淡「……はっ」 京太郎「どうした?」 淡「ひょっとしたら、私のことかも知んない! テルの後継者じゃなくて倒すつもりだし!」 京太郎「……いつ約束したんだよ」 淡「はっ、記憶喪失!?」 京太郎「ないない」 ……と、そんなこんなで大星淡が離席した。 途端に騒がしさを失って、どうにも手透きになってしまった。 さて、どうしたものかと考える。どうにも賑やかな奴の相手をしていて一人にされたとき、やたらと暇になってしまう現象はなんなんだろうねこれ。 無論答えは返ってこない。このままでは先に大星淡が帰ってくるかもしれない。別にどうということではないが。 と、名案が閃いた。正確には齎された。具体的には、安室さんと西さんの席から。 更に細かく言えばこんなやりとりだ。 「ならば今すぐに全ての女に献身と母性を備えさせてみろ!」 「エゴだよ、それは!」 「私の婚期がもたぬところまで来ているのだ!」 「だからといって、少女にすがりつこうなんて……情けない奴!」 「情けなくとも、やらねばならんのだ! それが何故判らん!」 「お前のいう理想なんて……かつての赤い彗星が堕ちたものだな!」 「その名は捨てたと言った筈だ!」 「どこまでもエゴイストめ……!」 「エゴイストで構わん。人は、母性から離れては生きてはいけない……人類は革新には早すぎたのだ!」 「それはお前のことじゃないのか! 答えろ!」 ……エゴサーチやってみるかな。 京太郎「須・賀・京・太・郎……っと」 京太郎「えっと、どれどれ?」 『もしかして:京淡』。 京太郎「いや、もしかしねーよ」 『もしかして:京咲』。 京太郎「そんなもしかしてないから」 『もしかしてやっぱり:京ハギ』。 京太郎「やっぱりってなんなんだ、やっぱりって!?」 『どうかして:京セラ』。 京太郎「どうかしてるのはそっちだよな!?」 『次の条件で表示しています:京セラ 山手線各駅停車シブヤ』 京太郎「……」 ……なんか変なアプリを喰らってバグっていたらしい。 非常にどんよりとした気持ちのまま、『須賀京太郎』で検索をかけた結果のニューストピックを見てみる。 すると…… 京太郎「えっと、何々……」 京太郎「『小学生男子の将来の夢でオカルトスレイヤーがBEST10入り!?』」 京太郎「……」 京太郎「……へ、へー」 京太郎「……そ、そうなのか」 京太郎「……ほ、ほー」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「……っしゃ!」 小さくガッツポーズ。決して無拍子を叩き込む小さく前ならえではない。 流石にこれは特撮の方を指すのだろうが、それでも選ばれたら嬉しいことこの上ない。 誰かの夢や希望になれるというのは――――こうもこそばゆく、それ以上に何より暖かく誇らしい。 思わず、俺はここまで来たんだ――――なんて言いたくなって、 淡「どしたのー?」 テーブルに戻ってきた大星淡に、ごく至近距離から覗き込まれた。具体的には所謂、ハッキョク・レンジだ。正直身構えざるを得ない。 思わず引いた京太郎の動きが、意図せず携帯スクリーンを隠した。 カラテとは違うが、ハッキョクも中々にヤバイ。 現代最強のコトワザにこうある。「ハッキョクは実際ボンバー」「ワン・ハッキョク、ワン・キル」。 つまりハッキョクとは爆発なのである。受けたら一撃で爆発四散する! ナムアミダブツ! 人生にオツカレサマドスエ。ハッキョクは安眠もコントロールする! なんたるワザマエか! ヤバイ! 京太郎「いや、別にな?」 淡「そーお?」 京太郎「まぁなー」 淡「へー」 淡「えへへへへへへ、んへへへー」 京太郎「どうしたんだ、大星?」 淡「きょーたろーの嬉しそうな顔見てたらねー? 私まで嬉しくなっちゃったりしてー! んへへへ」 京太郎「――」 淡「――はいジョーダン! もーらい、っと」 その僅かな隙を突かれた京太郎は実際ウカツ以外の何者でもなかったが、そもそも京太郎からしたら少々恥ずかしいだけであって、見られて減るものでもない。 故に大人しくスマートフォンを渡したところで、痛くも痒くもなかった。なかったのだが……。 淡「なになにー?」 淡「――」 淡「――」 淡「――」 淡「……、…………、………………」 京太郎「?」 京太郎「どうかしたのか――」 『女子の部で牌のお兄さん(須賀プロ)のお嫁さんがランキング入り』。 京太郎「――――」 あっ(察し)。 落ち着きながら落ち着くな、落ち着きながら落ち着くな、落ち着きながら落ち着くな――と三度唱えてみる。無論、心の中で。 まずは状況の把握である。 須賀京太郎の脳内で思考が加速する――。アセチルコリンやノルアドレナリンやエンドルフィンが出ていた。 いや、出ていなかったかも知れない。 兎に角どっちでもいい。須賀京太郎の思考速度は、麻雀さながらに高速化する。 “疑似神経加速(タキオン・エミュレート)”――。 神経加速――加速と言えば、彼の中でまず思い浮かぶのは在りし日の原村和であった。 しかし、アプローチは異なる。須賀京太郎は、心拍数を強制上昇させることで翻って体時間を加速させていた。 ゾウの時間、ネズミの時間という話がある。 また、体感で五分を計るという実験を行ったところ、心拍数の高い小学生は一・二分で五分と感じたのに対し鼓動が緩やかな老人は七・八分を五分と見なし――。 それら老人に軽度の運動を行わせ心拍数を上昇させたところ、五分を四分として体感したという実験結果がある。 大真面目に、脳内物質を操作することで実質八時間強ほどで囚人に懲役千年の刑を体感させるという働きもあった。 これは人類が、生物が元々持ちうる機能の一端にしか過ぎない。 原村和が高度な計算の果てに肉体が超高速思考・超高速動作を発揮するとするならば――――。 須賀京太郎は肉体の超高速動作の果てに高度な計算を可能とした。嘘か本当か眉唾だがそうなった。 要するにこう言おう。 なんか善からぬ気配がした。嫌な汗出た。心拍数上がった。目がぐるぐるするぐらい計算した。 淡「……」 このときに起きうる事態を予測してみよう――。 パターン①『いきなり唇を奪われる』。 何がなんだか判らんうちに喰らえとばかり唇を奪われる。舌を絡めとられる。もう話が噛み合わねー上顎と下顎も噛み合わせねー喋るなと口付け。 何がどうしてそうなったのか全く意味が判らん羞恥プレイ。心は放置プレイである。 おまけにそれで酒を流し込まれる。気分は手込めにされる少女漫画の主人公だ。 パターン②:いきなり辛辣なコトダマを投げ付けられる。 変態鬼畜優柔不断ヘタレ馬鹿最低マヌケ残念もやしから始まりロリ須賀、モブ須賀呼ばわり。ちなみにスポーツを欠かした事はないので断じてもやしではない。 世界の破壊者はあんまり関係ない。門(もん)矢(や)士(し)で、もやしって改めて酷い渾名だ。 何もかも未完成のライダーシステムと晴人の所為であり、乾巧の仕業であり、それも全てユーゼス・ゴッツォがやらかした事であり、おのれクライシス! ユグドラシル絶対許さねえ! パターン③:いきなり拳を叩き込まれる。 カラテ距離或いはワンインチ距離から叩き込まれる拳。実際痛い。 京太郎(……全部憧じゃねーか) パターンは大体②→③だったが、大学も終盤に進むとやたら①になった。 純朴というか男嫌いの彼女に何があったのか。大学怖い。 果たして――。 大星淡と、須賀京太郎の前に並べられたジョッキ。中身は透明であるが、水ではない。というかジョッキで飲む代物ではない。 霧島ロック。黒だか赤だか金だか知らないが、とにかくジョッ霧島である。 なんだこれ。 淡「飲む」 京太郎「二杯もかよ」 淡「飲め」 京太郎「……大星=サン?」 淡「淡!」 京太郎「あ、ああ……」 淡「……飲め!」 京太郎「アッハイ」 繰り返すが断じてジョッキで飲むものではない。水割りなら判るが、ロックである。ジョッキ一杯である。 いいや、まだ氷があるだけ慈悲深いぜ……と殴り付けてくる揮発したアルコール臭。なんかパンチと共に体内に入れられたら爆発しそう。 マイクチェックと称しながら鉄パイプで殴られそうだ。お前の悲鳴が楽器だぜ的な意味で。 どうでもいいが、霧島とミッシェルは似てる。性別:兄貴という意味で。インテリヤンキーっぽい。眼鏡が眼鏡の意味を為してない。 必死に現実逃避しつつ、このジョッキを作ったのは誰だ――と厨房に殴り込みたい気持ちで京太郎は一杯になった。 淡「菫先輩」 京太郎「え?」 淡「時々やってる」 京太郎「……」 ジョッ霧島、produced by 弘世だった。 京太郎「……って、そうじゃなくて飲むなよ。ジョッキ一杯はやり過ぎだろ!?」 淡「はやり過ぎはヤバイよねー」 京太郎「いや、はやりんまだ若々しいから」 ○○はやりすぎだ! → はやり過ぎはやっべーわ……。――というのは定番のネットスラングである。 実際、羊水だなんだという意味では生物学的な見地からは確かにヤバイかも知れない。太閤検地なら「もっと若いの寄越せや」と猿似のロリコン太閤閣下が騒がれるだろう。 だがまあ、正直あの年であのボディラインを維持するのは流石である。プロ意識である。実にリスペクトである。 いくらネットスラングとは言えども……同業者、しかも先輩と在っては流石の須賀京太郎でも眉を顰めざるを得ない揶揄だ。 ……ちなみに近くの席のロリコン大佐閣下は「今すぐ全ての少女に母性を備えてみろ! 私を養子にする法律を作ってみろ!」と吼えていた。 なにあれこわい。 ……ちなみに何故だか「はやっ、結婚の予感☆」と刀狩りならぬ男狩りしそうな声が、京太郎には聞こえてきた気がした。 なにこれこわい。 淡「おかわりー」 京太郎「もう飲んだのか!?」 淡「飲んだ!」 京太郎「……」 いつの間にかこわい。 淡「ぷはっ」 淡「らからさー、ひょーはろぉー」 京太郎「……」 淡「ひょーはろぉー」 京太郎「……あ、はい。お水とウコンお願いします」 淡「ねーえー、ひょーはろぉー」 京太郎「はい、あとこれ下げて下さい」 淡「うー」 努めて店員へと呼び掛ける須賀京太郎を前に、髪の毛を投げ出して机に突っ伏して睨み上げる大星淡。髪の毛がふよふよ揺れる。 なんというか、酔っ払いがやたらとこの『やることないんじゃなくて眠いから寝てるだけだぜ話しかけるな』と中学生がやるようなポーズをするのは何故なのか。 そこについてはさしもの京太郎も答えを出せない。大体、肘を付くかこのポーズをするかである。 そういえば、昔の――一時の宮永咲も休み時間ごとにこのポーズをしていた気がする。 淡「あわいちゃんの夢はねー」 京太郎「……照さん倒すとかか?」 淡「そりぇもあるへりょー、別にありまーす!」 自信満々と胸を反らしてグラスをグイと傾けると、怪訝そうに眉を顰める大星淡。 すぐに身体は曲線を描き、行き場なく左右に触れる。 淡「……ない」 京太郎「頼んどいたぞ」 淡「そっか! 須賀は偉いねー。いーこいーこしたげる」 頭を出せと伸ばした大星淡の手が、陸に上がった両生類じみた動きでテーブルに落下。 ぺたんと音を立て、備え付けられた灰皿を横に退かした。 淡「……あれ、なんの話してたっけ?」 京太郎「夢だな」 淡「そっかー、これ夢なんだー。夢かー」 淡「良く見たらぁー、きょーたろー三人いるし」 京太郎「……」 淡「これで麻雀できるねっ」 京太郎「酔っ払い一人いるけどな」 どこだろうと視線に続いて動いた顔が、ニュートンの法則に抗えずにテーブルさんに凭れかかって音を立てる。 二杯目は止めたが、一杯目もやめさせるべきだった。注意を逸らしてる場合じゃないな――と、改めて京太郎には後悔しか出来ない。 酒を生け贄に海底から邪神を召喚してしまったのである。ジョッ霧島恐るべし。そういえば霧島神宮の巫女さんは神降ろしが出来るのだった。 淡「夢はねー、ねー?」 京太郎「おー」 淡「あー、これ夢だからいっかー」 京太郎「おー」 淡「夢だから夢の話してもいっかー」 京太郎「おー」 淡「……むむむ。夢なのにいつもと違う」 京太郎「いつも……?」 淡「優しくない須賀にはナイショっ!」 京太郎「おー」 どうしようかと考えた末、結局京太郎は弘世菫にメールをすることに決めた。やはり頼りになるのは弘世菫である。 ちなみに大星淡のマネージャーであり、貴重なアウトドア友達の亦野誠子はと言うと…… 『須賀プロって、江口プロと仲がいいの?』 というメールを置いてから、音信不通となっていた。大星淡に確認したところ、渋谷尭深と何がしかのイベントに出掛けたらしい。 ……京太郎のマネージャー、沢村智紀が締め切りで不在な理由とは別だと思いたい。当日締め切り当日印刷とかヒラコーである。 閑話休題。 淡「すーがー」 京太郎(……えっと、『大星がへべれけなんで、もし先輩が近くにいるんだったら一緒に弘世先輩のところに泊めてやって貰えませんか? タクシーで送ります』と) 淡「すーがー!」 京太郎(このまま送り返してなんかあったら嫌だよなぁ……) 淡「……すーがー」 京太郎(いや、だからって弘世先輩に頼むのもどうかだけど) 淡「……」 京太郎(先輩が駄目だったら……智紀さんとことか無理か? 締め切り終わってればだけど) 淡「……きょーたろー?」 京太郎(うーん……本当、霧島飲む前に止めておけばよかったよな。もう遅いけど) 淡「……」 京太郎(返信は……えっと、何々?) 淡「きょーたろぉ……」 京太郎(『それは淡と二人きりなのか? 実は照や尭深や誠子はいないのか? 今日あの三人一緒に出掛けると言ってたけど違うよな? なぁ?』) 淡「……」 京太郎(……。…………。………………) 淡「……ばか」 京太郎(えっと……『たまたま電車で大星と合いました。照さんたちは知りません』、でいいよな) 『From 弘世菫 Magical-girl-SS-IXA193-EAGLE12@ritube.ne.jp Title RE 本文:本当に本当だな? 私だけに飲み会を伝え忘れてそのままとかないな? 』 京太郎(……) なんたる殺伐加減。白糸台は末法か。 実際酷い。ムラハチ怖い。社会的制裁はやばい。 淡「……つまんない」 京太郎(えっと……) 京太郎(『俺が弘世先輩を誘わない訳ないですよね?』) 京太郎(……これ遠回しに大星引き取りたくないって事なのか?) 京太郎(話題逸らしてるとか……) 京太郎(うーん……) チラッ 淡「……ぁ」 パァア 淡「あ、あのね、きょーたろー?」 京太郎「おー」 京太郎(とりあえず、触れない方向で行くか。……催促してるみたいで悪いよなぁ) 京太郎(つーと) 京太郎(『だったらいっそ、今度皆で集まりますか? 店とか探しておきますか?』) 淡「……ぅ」 淡「……」 淡「……」 淡「……」 大星淡ほどではないとは言え、酒が入っている須賀京太郎はなるたけ慎重に文章を作る。 どうにも酔うと注意力は散漫になるのだ。迂闊な事を送って、その後の関係をお達者されかれない。けじめとかそういう次元ではない。 以前、別人に別人との話を送ってしまって大変な事になった。……具体的には松実である。 松実玄からの質問で、というかメールで『おねーちゃんのおもち、凄いと思わない? えっとね、あの、やっぱり京太郎くんもあれぐらいのおもちがいいのかな……?』と、来た。 普段なら間違いなく頭を抱える案件だったが――酔い混じりの京太郎は二つ返事でハイ喜んでとばかりに返信した。なんたる迂闊か。 『実際、宥さんのおもちは凄いですね。素晴らしいです』――と。 松実に送った。確かに、松実に送ったのである。 ただし松実は松実でも松実シスターズ、暖かい方の姉であった。妹ではなく姉であった。姉より優れた妹なぞはいねえ! ……というのは関係ない。 そして――だ。返信は来ずに、だ。 松実玄から『きょ、京太郎くんおねーちゃんに告白したの? やっぱりあれぐらいおもちなきゃ駄目なの? アレ以下のおもちはおもちじゃないの?』……と。 着信と同時に電話の向こうから半ば涙ながらに切羽詰まって語られたときはどうなるか、という話である。酔いも吹き飛んだ。 顛末としては、同業他者から唐突なる胸部装甲を表彰する電文が届いた松実宥は不審に思い、妹の松実玄宛てなのかなと妹に確認を申し出た。 そしてそれを見た松実玄は――という具合である。 結局話はそれで終わりだったが、無論気まずかったのは言うまでもない。確実にセクハラ事案である。 確実に須賀京太郎は避けられた。そりゃあ、自分の妹と自分のスタイルについてメールをしている男子麻雀プロを避けぬ理由がない。 なんかそこだけ聞くと、純朴な妹を騙くらかして下着とか生写真とか用意させてそう。とんだゲスだ。ゲスである。 正直絶縁されないだけまだ良かったな――と、京太郎は思い返す。明らかに警戒はされていたが。 でも警戒するときの、戸惑いがちに口の前で手で手を握って伺ってくる様は可愛かった。小動物である。腕で寄せられたおっぱいは大きかったけど。 ……まぁ、つまり、返信は間違えぬように落ち着いて集中してという話だ。 いっそこれがLineあたりなら訂正も早いのだが、残念ながら周囲で導入しているのは新子憧と、この大星淡ぐらいだった。 淡「……」 京太郎「……って、あれ?」 淡「……」 京太郎「なあ、どうしたんだ? 眠いのか?」 淡「……、べーつーにー」 京太郎「もうちょっと待ってろよ。あとすぐだから」 淡「……あっそ」 京太郎「……?」 淡「うー」 京太郎「……水飲むか?」 淡「貰う!」 京太郎「あ、ああ……」 淡「もう一杯!」 京太郎「ペース早いなオイ」 ぐはー、とグラスから唇を離す大星淡。色々と、女が出してはいけない声が出ていた気がする。 聞かなかった事にしようと、京太郎はとりあえず目を背けた。武士の情けである。 淡「それでー、私の夢はー」 京太郎「夢は?」 淡「きょーたろーと結婚する!」 京太郎「え」 淡「そんでその小学生たちを絶望させてやる! 以上!」 京太郎「ラスボスかよ!?」 淡「若さが憎い!」 京太郎「アラフォー!?」 子供が絶望する顔見たさに結婚するなどとは、まさに鬼畜の所業。絶望サイドも吃驚の絶望っぷりであった。 政略結婚よりも酷い。愛を育み子供を育てるのではなく、愛を憎み子供を泣かせるのだ。 流石はアラフォー。伊達に更けてはない。奴等は若さを妬む事でそれを雀力に変えてきたのだ。白面も吃驚だ。 淡「まー、夢はこー、パーっと結婚してねー?」 京太郎「結婚かぁ」 淡「それでー、こう『良妻』って奴になってー」 なるほど、良妻願望。 ……なるほど判らん。多分、大星淡とはこの世で最も遠いところにあるイメージだ。 淡「『ご主人様、ご飯にします? お風呂にします? それとも……きゃー・』みたいなー」 京太郎「……いやそれメイドプレイなのか」 淡「それでー、こうねー? こう、いい奥さんーみたいなの演じてね」 演じてとか言ってる時点で駄目だと言うのはさておき、京太郎は続きを促した。 淡「死んだら遺産全部貰う!」 京太郎「恐妻じゃないのかソレ!?」 淡「……あ、違った」 京太郎「あ、あぁ……そうだよな……」 淡「それから遺産を巡る泥沼地獄を起こす!」 京太郎「さっきからなんなんだ、どうしたんだ!?」 余計にタチが悪かった。 白面の者に取り憑かれているとしか思えない発言。稲荷塚でも盛大に蹴っ飛ばして狐に祟られたのだろうか。九匹ぐらいに。 只でさえ八本ほど脚が在りそうなヴィジュアルなのに、これに更に九尾とは幾らなんでも積載量オーバー以外の何者でもない。 淡「……あ」 京太郎「お、大星……?」 淡「九尾の狐ー、うぎぎー」 京太郎「……いや確かに金毛で白面だけどな」 うぎぎーと口を釣り上げつつ、指に挟んだ金髪を尻尾に見立ててパサパサ振る大星淡。 ……なんというか、居たたまれなかった。 アルコールとはここまで人を破壊するものなのか。なるほど、須佐之男も日本武尊も敵を酒に酔わせる筈である。 淡「……あ」 京太郎「今度はどうしたんだよ……」 淡「指はえっと……いち、にー、さん、しー」 淡「ごー、ろく、しち、はち……」 淡「むむむ……」 京太郎「……?」 淡「そうだ!」 何を思ったのか、今度は金髪を一房を咥えてみせる。それから、頭を上下左右に振る。 指の間に挟まれた金髪も、ふよふよと動いた。……どうやら大星淡はこれで九尾を再現しているらしい。 淡「ひゃふめんほふぉー!」 淡「ふぉーお? ふぇー、ひょーふぁひょー」 京太郎「……」 何がこうまで彼女を九尾に駆り立てるのか。実は前世は白面の者なのだろうか。赤ちゃんに生まれたいと思った結果こうなるのか。 確か一説には、人間が普通に生活していて数日以内に交通故に遭う可能性というのは数万分の一と言われている。 だが、大星淡がダブルリーチを実行し、他家が六向聴となる確率は――――実に三千八百二十七億四千万分の一だ。 つまり、大星淡はやろうと思えば同一の人物を連続して連日交通事故に合わせる事が可能なのである。 なるほど、確かにこれは白面の者の生まれ変わりと言ってもいいかも知れない。否、いい訳なかったどうかしてる。 京太郎(弘世先輩……早く来てくれよ……) 一応のライバルのトチ狂った姿には同情の涙を禁じ得ない。所謂ひとつのこいつ……酸素欠乏症になって……である。 だが、小首を傾げた大星淡は髪の毛を手放した。口離してもいた。 淡「ちなみに原案は菫先輩でしたー!」 白糸台はもう駄目かも知れない。 京太郎「……あ、メール」 淡「亦野センパイからだねー?」 京太郎「えっと……何々……?」 淡「『須賀プロ、京セラって響きについてどう思う?』……だって?」 京太郎「……」 白糸台はもう駄目だった。
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美穂子「お邪魔します」 久「あら? また来たの?」 優希「おー!」 咲「部長に用事ですか?」 美穂子「ええ。ついでに清澄の皆さんと打ちたくて」チラッ 京太郎「わーい福路さんだー!」 和「もう、須賀君ったら」 美穂子「……//」モジモジ 久「……ふーん? 私に用事、ねぇ」クスッ 美穂子「ひ、久?」 久「須賀君には借りもあるし、たまにはいい目にあわないとね」 美穂子「?」 京太郎「どういう意味ですか?」 久「須賀君、今度の休みは……」ヒソヒソ 京太郎「え、えええええええっ!?」 . -‐…‐- . ´ ` 、. / ヽ. / / 〃 ′ ! ¦ l i ヽ ‘, ,′ i ! l ¦¦ l ! ¦i ', |{ ,斗l‐l十 ¦¦ H‐l-! l、l } | | . _l」..l⊥ ⊥⊥ l L」_|¦j ,' | | Y 'h77k.Yv' / | でーと? | } ,ィ抖芋 v//,ハ} }イ i | } .{ ,, , , ,, '|l | 八 ハ | l | / ,′ 丶. ‘’ イ | l i| ′ { / | Tl lT爪 |l i | l l |. { { l,.斗} lく l ,ソl l | l l| ‘, }ノ { }, \,ノ,ノノ , l | \ ' |-―-/ `'く/ ノノ `7、 | / , ´/`Y /\丶 | / , /{ ‘, ,ノ /\丶 |/ , ' / V ‘,. / {. \丶| / } ___ヽ 〈⌒ ー-〉 \l'/ 〈_,ノ _} `7⌒7 `) }--‐'|-‐' 第七章 初デート! キャップの恐るべき女子力! 京太郎と美穂子のデート当日 久「いよいよね」コソコソ 和「あの、部長? これはどういうことですか?」 優希「京太郎のデートの尾行をして、邪魔でもするじぇ?」 久「違うわよ。いい? 美穂子は須賀君がよくデレデレするくらい、美人で包容力があるでしょ?」 和「まぁ……否定はしませんが」 久「だから美穂子と須賀君のデートを見て、私達が参考にするのよ」 優希「なるほど」 和「(何か大きく間違っているような気がします)」 久「それと、私達が覗いてることは美穂子も須賀君も知らないんだからね」 優希「じゃあ、コードネームがいるじぇ」 放課後のロッカー「じゃあ私はロッカーね」デーン 紅騎士カレン「ではカレンで」デーン 聖雀士タコス「じゃあタコスで」デーン カレン「それにしても、須賀君と福路さんに接点があったんですか?」 ロッカー「どうやら全国大会の会場で仲良くなったそうよ。その後、色々雑用のことで気が合うようになったとか」 タコス「部長のせいだじぇ」 ロッカー「失礼ね。ロッカーと呼びなさい」 ガヤガヤ ザワザワ 駅前 美穂子「……」ソワソワ その頃 宮永家 咲「ねぇねぇお姉ちゃん。見てこれ」カタカタ 照「? なにそれ」 咲「男子を落とす方法はこれだ! 初デートでポイントの高い女子の行動ランキング! だって」 照「へぇ……内容は?」 咲「うーんと」 1位 店員さんに「ありがとうございます」とお礼を言う 2位 電車や休憩スペースで席をお年寄りや妊婦に譲る 3位 こちらが恐縮してしまうような高すぎるお店をチョイスしない 4位 エレベーターで「開」のボタンを押してほかの人を先に出そうとする 4位 一緒に歩くのが恥ずかしくなるような場違いな服ではなく、無難な服を着てくる 6位 自分から手をつないでくれる 7位 会計時に財布を出そうとする 8位 足が痛くなるようなヒールの高い靴を履いてこない 9位 次のデートの提案をしてくれる 10位 約束の時間より早く来ている 11位 帰り際に「まだ帰りたくない…」と言う 12位 「疲れていない?」とこちらの体力を気遣ってくれる 13位 別れ際に振り返って何度も手を振ってくれる 14位 こちらの姿が見えなくなるまで、手を振ってくれる 15位 歩くスピードをこちらに合わせてくれる 16位 マフラーをまいてくれる 17位 以前自分が好きだと言っていた髪型にしてくる 18位 コートを着る時、手伝ってくれる 19位 以前自分が好きだと言っていた色の服を着てくる 20位 手作りのお弁当を2人分持ってくる 21位 違う路線なのに、こちらが使う路線の改札まで見送ってくれる 22位 「終電大丈夫?」と終電時間を気にかけてくれる 23位 事前にお店を予約しておいてくれる 24位 トイレから出てくる時、かわいいハンカチを持っている 25位 水筒を持ってくる 咲「……」 照「……」 咲「無いね」プークックック 照「うん。こんなのありえないよ」クスクス 咲「こんなこと実践する人がいたら見てみたいね」 照「私達の神、女子力マスターであるアラサー嬢も苦笑いするレベル」 咲「ねぇ、それより! これを試すのはどうかな?」 照「うん、いいね」ニヤリ 駅前 美穂子「……(少し、早く来すぎたかしら?)」 現在時刻:約束の三十分前 美穂子「(私ったら、須賀君とのデートを……楽しみにしてる?)」モジ ガヤガヤ ザワザワ 美穂子「(まさか、そんなことは)」 タッタッタッタッ 美穂子「!」 京太郎「すみません! 待ちましたか?」ハァハァ 美穂子「須賀君! どうしたの、そんなに急いで」 京太郎「向こうから、福路さんが待っているのが見えて。それで、急がなきゃって」ハァハァ 美穂子「もう……だからって」クスッ 京太郎「あはは。これでも急いだつもりだったんですけど」 美穂子「ううん。私が早く来すぎただけだから、気にしないでいいわ」ニッコリ 【10位 約束の時間より早く来ている】 京太郎「あ、福路さん。その髪型……」 美穂子「あっ、え、えっと……その。ほら、前に……後ろを結んだ方がいいって」ソワソワ 京太郎「はいっ! すっげぇ可愛いです!」ニカッ 美穂子「あ、ありがとう……」モジモジ 【17位 以前自分が好きだと言っていた髪型にしてくる】 京太郎「あ、それに……その服も」 美穂子「うん。須賀君が前に褒めてくれた色の……」 京太郎「やっぱりそれ似合いますよ! 福路さんらしというか」 美穂子「ほ、褒めすぎじゃないかしら」カァッ 【19位 以前自分が好きだと言っていた色の服を着てくる】 京太郎「それに、俺の服となんだかお揃いっぽいというか」 美穂子「そう言われると、確かにそうね」クスクス 【4位 一緒に歩くのが恥ずかしくなるような場違いな服ではなく、無難な服を着てくる】 京太郎「っと、立ち話もなんですね。そろそろ行きましょうか」 美穂子「ええ。ここは少し寒いから」スッ 京太郎「歩きは大丈夫ですか? 靴とか……」 美穂子「ふふっ。今日は動きやすい靴だから大丈夫なの」 京太郎「流石ですね」アハハ 【8位 足が痛くなるようなヒールの高い靴を履いてこない】 京太郎「じゃあ、こっちへ」 美穂子「うん」タタッ 京太郎「今日はありがとうございます。なんだか付き合わせちゃって」 美穂子「いいのよ。私も、大会後で息抜きしたかったから」タタッ 京太郎「そう言われると……って、すみません!」 美穂子「?」 京太郎「俺、歩幅が大きいから。合わせるの大変でしたよね」ペコリ 美穂子「そんなこと無いわ。安心して」 【15位 歩くスピードをこちらに合わせてくれる】 京太郎「でも……」 美穂子「うーんっと……じゃあ、いい考えがあるわ」スッ 京太郎「え?」 美穂子「はいっ♪」 , - '"´... .. .. ___ , -''´ / / `/⌒`ヽ、 ̄ ̄ プ'"´ ___ , -‐ ノ '"´ ̄ ,' i , イ ノ、/ , -‐ '"´ `` ‐--‐''´ i l/', ヽ ; イ/ , -‐'"´ ` ‐ 、 、 _ ` ‐ 、 l,イ ヽ、 `"´ノ_,、- ' ´ノ / `` ‐-ー、二` ヽ / ヽ ``,-'"´ 7"', l / / ` ‐-ー─-、 / ヽ 。ゝ_/ ,' ヽ l / / ̄ ̄ゞ`ヽ,. -ー─'´l / ヽ/ ,' . i ヽ、 / /, ' / 、ー'´ / / . i .. l ', / ` ‐ 、 \ / / ,' / \ ,' l ... l .l ',ノ ヽ、',` ‐- ` ‐- 、 ,イ i l ヽ i ';... . l l ` ‐ 、 iー-l '; i l ヽ . l l \ ', 〉-イ`r 、 ノ ヽ ,イ l ヽ、 l ` ‐-‐''´ ノ ',  ̄ ̄  ̄ ̄ l l ` ーl l l \ l l ̄ヽ \ l / ... l L ヽ l ... / l ヽ . . ` ‐ 、._ 「 .. / l l . . .. `` ー- 、 l. / L -‐''´ . . .... /´il l / . . . ... . ./;;;;;;;l ', / . . . . . . . /;;;;;;;;;;;;l ヽ / . . . . /;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ,' __, ィー''´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ i , - '"´ l l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ l / l l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ l / l l;;;;;;;;;;;;;/ l イ l l;;;;;;/ l ,';l l l"´ li;;;l l l ヾ;l l ', l ハ`` ‐- 、ヽ l `` ‐ 、 美穂子「これなら、大丈夫でしょう?」 京太郎「っ」ドキッ 美穂子「離さないでね」 京太郎「絶対に離しません」キリッ 【6位 自分から手をつないでくれる】 京太郎「福路さんの手、手袋越しでも分かるくらい……暖かいです」ギュッ 美穂子「……//」ドキドキ 公園 京太郎「到着っと!」 美穂子「うわぁ、綺麗な公園ね」 京太郎「天気も晴れてよかったです。少し寒いけど、風が気持ちいぃ」 美穂子「ふふっ、須賀君は疲れてない?」 京太郎「え? あ、はい! 大丈夫です!(本当はちょっと疲れたけど……)」 美穂子「……」カッ !| | | |ト|、_ |i |i | | _,A-┼―‐!| |.| |i |i !、A |V| 川. -H ! /| ゝ! _」┘ー‐┘  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`  ̄ ̄` `ニー┘L-┬ !^´ 彡'=≠==ミ、、 | !.| ´ / ヽヽ | N __,............、 L i i i ヾi | | | __彡ィ≠ーテ‐┬- ィ..{ !.....! | | i. 7'")_!、__ノ_C′ ! ..、;;;;;ノ..r┘ | | | ゝ=====シ .!.| .! ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,, |.ト、 ! /////// /////// | | ヽ! " " " " ′ " " " " 美穂子「そう。でも私は少し疲れちゃったから……」ファサッ 京太郎「あ、シート」 美穂子「ここでゆっくりしましょう。ね?」ニッコリ 京太郎「は、はいっ!」 【12位 「疲れていない?」とこちらの体力を気遣ってくれる】 京太郎「あっ! 俺、自販機で何か買ってきますよ! 近くに極めて便利な……」スクッ 美穂子「あ、待って」ギュッ 京太郎「!」ドキィーン 美穂子「水筒、持ってきてるの」スッ 京太郎「(ありがてぇ)」ドキドキ 【25位 水筒を持ってくる】 美穂子「アップルティー。口に合うかしら?」 京太郎「すごく美味いです!」 美穂子「よかった」ホッ 京太郎「……俺もこんな風に淹れられたらなぁ」ハァ 美穂子「え?」 京太郎「いや、俺って……麻雀じゃ役に立てないから。雑用や、みんなのケアくらいは一人前になりたくて」ウツムキ 美穂子「……」 京太郎「未だにお茶淹れるのも下手だし……情けないです」 美穂子「そんなことは」 京太郎「福路さんは凄いですよ。麻雀でも、指導でも、雑用でも……俺なんかとは、大違いで」 美穂子「むっ」 美穂子「須賀君」ピシャリ 京太郎「え?」ビクッ 美穂子「デートで愚痴なんて、酷いわ」ムスー 京太郎「あっ、いや! そんなつもりじゃ!」アセアセ 美穂子「だーめ。許してあげない 京太郎「そ、そんな……じゃあどうしたら」オロオロ 美穂子「そうね。なら……はい、横になって」ポンポン 京太郎「え? 横って……」 美穂子「膝枕……ほら、早く」 京太郎「あ、はい」ゴロン フニッ 京太郎「(なんだこれなんだこれ……柔らかくて、すげぇいい匂い……)」ドキドキ 美穂子「……ふふっ」サラサラ 京太郎「あ、頭を撫でないでください」カァ 美穂子「あら? 須賀君はよくやってるって聞いたわ」クスクス 京太郎「それは咲とかだけで」 美穂子「なら、私も須賀君だけ」 京太郎「えっ!」ドキッ 美穂子「ほーら、いい子いい子~♪」ナデナデ 京太郎「う、うぅ……(恥ずかしいけど、うれしい)」 美穂子「……ねぇ、須賀君」 京太郎「は、はい」 美穂子「私は、須賀君の方が凄いと思うわ」 京太郎「? 俺の方が?」 美穂子「うん。私、須賀君みたいに優しい男の子……見たことないもの」 京太郎「買いかぶり過ぎですよ。俺なんて、どこにでもいるような普通の……」 美穂子「それを決めるのはアナタじゃないわ」 京太郎「福路さん……」 美穂子「ふふっ、もっと自信を持って。じゃないと、私が悲しくなっちゃう」 京太郎「……ありがとう、ございます」グスッ 京太郎「……」スゥースゥー 美穂子「あらあら、寝ちゃったのね」ナデナデ 京太郎「んぅっ」ギュッ 美穂子「甘えん坊さんね」クスクス サァァァッ 美穂子「いい風……」 京太郎「……うぁ、さきぃ……てる、さぁん……やめ、やめてくれぇ」ウーンウーン 美穂子「色々と大変なのね。せめて、夢の中くらい……」ヨシヨシ 京太郎「あぁ……うぅ、ふく、じ、さん」 美穂子「はい。ここにいるわ」 京太郎「……」スゥスゥ 美穂子「このまま――時が止まってしまえばいいのに」ボソッ ヒュォォオッ 京太郎「んっ……あれ?」バッ 美穂子「起きちゃった?」 京太郎「福路さん! あ、俺……寝ちゃってたのか」 美穂子「ごめんね。あんまり気持ちよさそうにしていたから」 京太郎「い、いえ! こちらこそデートで爆睡だなんて!」 美穂子「いいの。それより、お腹は空いてる?」 京太郎「へ? あ、えっと」ギュルルル 美穂子「……イエスってことね」クスクス 京太郎「……はい」ズゥーン 美穂子「それじゃあ。お弁当にしましょう」スッ 京太郎「え? まさか用意してくれたんですか!?」 美穂子「ふふっ、張り切りすぎかしら?」 京太郎「そんなことないです! 俺、感動して泣きそうです!」 【20位 手作りのお弁当を2人分持ってくる】 美穂子「はい、取り皿ね」 京太郎「うわぁ、どれも美味そう! 頂きます!」パクパク 美穂子「もうっ。口に付いてるわ」フキフキ 京太郎「う、ぁ……」カァァ 美穂子「はい。綺麗になりました」ナデナデ 京太郎「~~~~//」ドキドキ 京太郎「ふぅー、食った食った。ご馳走様です!」 美穂子「喜んでくれて嬉しいわ」ニッコリ 京太郎「こんなに美味い弁当食べたのは初めてですよ! いいお嫁さんになれますよ! 絶対!」 美穂子「おだてたって何も出ないんだから」カァッ 京太郎「(可愛い)」 美穂子「そ、そろそろ行きましょう」 京太郎「そうですね。えっと、次は……」 美穂子「少し、買い物に付き合ってくれる? もうすぐ誕生日の部員がいて」 京太郎「プレゼント選びですね! 任せてください」ニッ 美穂子「ありがとう」 とある駅 京太郎「お、来ましたね」 プシュー ガチャーン 京太郎「ここ、空いてますよ」 美穂子「ありがとう」スッ 京太郎「……俺もなんとか座れ……ん?」 一般乗車爺「腰が痛いのぅ……」プルプル 一般乗車婆「……ええ、痛いですのぅ」プルプル 京太郎「……」チラッ 美穂子「……」チラッ 京太郎「同じ気持ちですよね?」 美穂子「ええ、きっと」クスクス 京太郎「よし」スクッ 一般乗車爺「!?」 美穂子「ここ、どうぞ」 一般乗車婆「あ、ありがとう……お若いカップルさん」 一般乗車爺「まるでわしらの若い頃のようじゃな」 美穂子「っ」カァァァ 京太郎「い、いやぁ」テレテレ 【2位 電車や休憩スペースで席をお年寄りや妊婦に譲る】 プシュー ガタンガタン 京太郎「立っていて疲れてないですか?」 美穂子「ううん、平気よ」 京太郎「よかった。じゃあ、行きましょうか」 美穂子「ええ」 スタスタ 美穂子「あ、ここね」 京太郎「スコップのお店ですか?」 美穂子「うん。その子はスコップが好きなの」 京太郎「へぇ……穴掘りでもするんですか?」 美穂子「ゼノグ……まぁ、近いことね」 京太郎「え?」 美穂子「と、取り敢えず入りましょう」 京太郎「あ、待ってください!」 カランカラン 京太郎「この雪女のぬいぐるみ可愛いですね」モフモフ 美穂子「そう? 私はこちらのぬらりひょんぬいぐるみの方が……」 京太郎「ぬらりひょんって……」 美穂子「プレゼントとは別に買っていこうかしら」 京太郎「あ、なら俺がプレゼントしますよ」 美穂子「え? でも」 / / | | | | | l l | | | | | / / | |__ | | | | | l l /| | | | |. /// | |\ |‐\八 | | | |__,l /-|‐ リ リ | | / / - 、 | x===ミx|‐-| | `ー /x===ミノ// / ∧{ / | .八 _/ { { 刈`| | l /´{ { 刈\,_| イ /ー―‐ ..__. / / | |/ \{^ヽ 乂辷ツ八 |\| /' 乂辷ソ ノ^l/ } / . . . . . . . . . . `「⌒ .. // /| l、 ー‐ \{ | / ー‐ j/ /}/ . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . / _,/ . ..| | \ ! j/ ′/ . | . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . . / . . . . { |\ハ_, ノ ,___/{ . .| . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . .∧. / . . . . . . . ′ | . .|\圦 / j/l/. . ′ . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . .∧. /. . . . . . . . . . ′_,ノ⌒ヽ | 、 、 _ -‐' / . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . / . . / . /\ . . . . . . r‐ ' ´ ∨\/ ̄ )  ̄ ̄ / /. ./ . . . . . . . . . . . . . . / . / . . ./ . . / . . . . . .\ . .ノ ----- 、 ∨/ / 、 / ,/ . / . . . . . . . . . . . . . . / . / . / . . . . . . . . . . . . . / ‘, ‘, ./、 \ / /. . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . // . . . . . . . . . . / . . . . .{ ---- 、 ‘, } / . . } ̄ \ ̄ ̄ ̄/ ̄ / .{/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . -<⌒ . . . . . ./ . . . . ./ ‘, ‘,「l /⌒^\________/}/ . . . . . . . . . . . . . . . . . /´ \ . . . . / . . . . . .{ . . ‘, 人U{ . . . . . . .| \ / .| . . . . . . . . . . . .―‐┐ / \ . . . . . . . . } -- /\ . ノ r/ / . . . . . .| . . . \ ,/ . . . | . . . . / . . . . . . . . . . . ./ 京太郎「弁当のお礼です。受け取ってくれますか?」ニッ 美穂子「……うん。ありがとう」ギュッ 京太郎「(可愛い)」ホクホク アザッシター 京太郎「プレゼントも買いましたし……結構暗くなってきましたね」 美穂子「あれから色々回ったものね」 京太郎「どこかで夜ご飯を食べて行きますか?」 美穂子「……えっと」 京太郎「あれ? 嫌でした?」ビクビク 美穂子「ううん、そうじゃなくて」 | ! ! i | |_,.. -‐|弋T下、\ヽ_八 | i | | | i { l ヽ -|=-`ー一'⌒´ \! | | | l 、 ヽ. ヽ 〆二ニ==ミx. ||. 八 { {ヽ \ \Y´ _彡ヘ ヽ `ヽ || \ヽ\\,ン⌒ 、 、 ハ \ || \r'`′ li\ ヾ (_, ′! l ! |i ヽ \ノハ || ! |i } ン'′ || ! |i ノ / / / / || ! l / | l i | \ |l i |i \ || ! |i ヽ.__ ノ ! ! ! || ヽ || ! 美穂子「もう、お店予約してあるの」 京太郎「……(天使だ)」 カレン「!!!」ガタァーン!! ロッカー「専売特許が取られたからって驚かないの」 【23位 事前にお店を予約しておいてくれる】 京太郎「それで、どこを予約したんですか?」 美穂子「知ってるかしら? 龍門渕さんが経営している……駅前の」 京太郎「ああ! あの安いけど、めちゃくちゃ美味いって評判の!!」 美穂子「龍門渕さんにお願いして、窓際のいい場所を取って貰ったの」 京太郎「流石だ」 オーッホッホッホッホ! トウゼンデスワー! 京太郎「今度俺もお礼を言っておきます」 美穂子「ええ。きっと喜ぶわ」 京太郎「そういえば、あそこのエビフライが美味しいんだそうですよ」 美穂子「へぇ、楽しみね」クス レストラン もんぶち 京太郎「思ったより普通の見た目ですね」 美穂子「意外と庶民はなのかもしれないわ」 【3位 こちらが恐縮してしまうような高すぎるお店をチョイスしない】 京太郎「三階か。エレベーターを使いましょう」 美穂子「ええ」 ピンポーン 京太郎「……」スタスタ 美穂子「……」テクテク 恵「……」 京太郎「(なんだこのおっさん。どっかで見たことあるような)」 恵「……」ジィー 京太郎「(めっちゃ見られてる。怖い)」 ピンポーン 京太郎「(お、着いた)」 美穂子「どうぞ」ポチッ 恵「……ありがとう」スタスタ 京太郎「ふぅー……」 美穂子「?」 【4位 エレベーターで「開」のボタンを押してほかの人を先に出そうとする】 京太郎「うぉぉぉぉ、美味しいですね!」 美穂子「ほんと、凄く美味しいわ」 京太郎「これで1000円以内だなんて……採算取れてるのか?」 美穂子「どうかしら……?」 京太郎「っと、少し……トイレに」ブルッ 美穂子「気にしなくていいわ。ゆっくりね」クスッ 京太郎「は、はい」スタスタ 美穂子「いってらっしゃい」フリフリ 京太郎「……」スタスタ クルッ 美穂子「……」フリフリ 京太郎「(まだ俺に手を振ってくれてる)」キュン 【14位 こちらの姿が見えなくなるまで、手を振ってくれる】 京太郎「……ふぅ、やっぱり福路さんには癒されるなぁ」ドキドキ ジョボボボボッ 京太郎「よし、戻るか」スタスタ 京太郎「すみません、戻りました」 美穂子「ふふ、じゃあ私も少し……お化粧を直してくるわ」 京太郎「あ、はい。ごゆっくり!」フリフリ 美穂子「……」クスッ 京太郎「(女の人のトイレは……照さんのせいでトラウマになりそう)」ハァ スタスタスタ 京太郎「……」ソワソワ 美穂子「ごめんなさい。待ったかしら?」フキフキ 京太郎「あ、福路さん(可愛いハンカチだなぁ)」 【24位 トイレから出てくる時、かわいいハンカチを持っている】 美穂子「そろそろデザートが来る頃ね」 京太郎「デザート付きだなんて、いいお店ですね」 美穂子「景色も綺麗で、本当に……」 京太郎「(そう言って、窓の外の夜景を眺める福路さんの姿は――本当に美しかった)」ドキッ 美穂子「?」 京太郎「あ、いえ。綺麗だなって」 美穂子「ええ、そうよね。こんなにも月が……」 京太郎「じゃなくて、綺麗なのは福路さんの方で――」 美穂子「え?」 京太郎「あっ」ドキッ 美穂子「い、今……//」カァァ 京太郎「っ……//」カァァ ウェイター「んっふ、デザートより甘い物を見てしまいましたね……」 ,..-/ . . . /. .. ! .. . .. . \ //. . / / .. .. .ヽ 〃// / / / i | i l | .. i 〃/ / i i ィ /!. ! | | | ..i .. . ..| 〃/イ./ | i /! ハ | | !ハ | | !| |i レ |i !‐廾‐| !、 ! /---、| リ | | !ノi i ! |.ャ伝テ、 けメ、迂テァ∧| | | ! | !ハ iハj iイ /| ! !. |ハ| | ト、! ; !ノ | ハ ! | !ハ!ハ丶 ′ / /レ' リ | ′ iヘ丶 `  ̄´ イ /レ′ )|__\_/__K / L_\ /_/\ ,...-イ ∧  ̄7 !  ̄ / i \-、 __,...-‐' ´ / i i / || 、 / i 丶 `ー-..、 / / | i / | | Y | ゙、 ` ...、 / i 〈 , | 〈 | .! 〉 |、 / ゙、 ! | ┌-、.二/ | `t' ケ´ | \∠-‐'7 / i. | i i | .、/ | [| / / |. | | i | / | / / | 京太郎「デザートも美味しかったですね」 美穂子「うん……そうね」 京太郎「じゃあ、そろそろ」ガタッ 美穂子「……」 京太郎「っと、あれ? くっ」バサッ 美穂子「もう、ほら。手伝うわ」サッ 京太郎「あ、ありがとうございます。このコート、ちょっと着づらくて」 【18位 コートを着る時、手伝ってくれる】 美穂子「はい。マフラー」クルクル 京太郎「そ、そこまで」ドキッ 【16位 マフラーをまいてくれる】 京太郎「……ふ、福路さん」 美穂子「?」 京太郎「ありがとう、ございます」 美穂子「……どういたしまして」ニッコリ 京太郎「(めちゃくちゃ可愛い)」 テクテク ウェイター「お会計でよろしいですか?」スッ 京太郎「はい。えっと」 美穂子「私の分は……」スッ 京太郎「あ、いいですよ! 俺が払います!」 美穂子「え? でも」 【7位 会計時に財布を出そうとする】 京太郎「俺、男ですから」 美穂子「そういうわけにはいかないわ」 京太郎「いえ、俺が出します」 美穂子「……」プクー 京太郎「ふ、福路さん?」 美穂子「分かったわ。じゃあ、こうしましょう」 京太郎「?」 美穂子「私が須賀君の分を払うから、須賀君は私の分を払って」 京太郎「え?」 美穂子「ね?」 京太郎「でもそれじゃあ対して……」 ウェイター「須賀君」 京太郎「!」 ウェイター「奢ることだけが、女性が喜ぶ術ではありませんよ」 京太郎「そう、ですね。……ありがとうございます」 美穂子「……」 京太郎「じゃあ、お互いに奢り合いましょうね」 美穂子「ええ」ニッコリ ウェイター「では、お支払いを」ピッピッ ガシャコーン 美穂子「ありがとうございます」 ウェイター「いえ。ではよい夜を」ニッコリ 京太郎「(出張なのかなぁ)」 【1位 店員さんに「ありがとうございます」とお礼を言う】 カランカラーン 京太郎「いいお店だったー。人気なのも頷けますよ」 美穂子「また来たいわ」 京太郎「っ」 美穂子「……」ジィー 京太郎「う、うぁっ、えっと、その」 美穂子「……言ってくれないの?」ウルウル 京太郎「可愛いぃぃぃぃぃっ!!!!」 美穂子「!?」 京太郎「あっ」 美穂子「」ボシュッ 京太郎「(やべぇ)」 公園 京太郎「……」ソワソワ 美穂子「……//」ソワソワ 京太郎「(あれからちょっと気恥ずかしくて、ずっとベンチで横並び)」ドキドキ 美穂子「(時折触れる手が)」 京太郎「(ぬくもりが)」 京太郎・美穂子「(凄く、心地いい)」ギュッ ドクンドクン 京太郎「(どれくらい時間が経ったんだろう)」 美穂子「(誰もいない公園)」 京太郎「(星だけが俺達を見ている)」 美穂子「……(離れたくない)」 京太郎「(一緒にいたい)」 ギュッ 美穂子「ねぇ、須賀君……」 京太郎「!」 美穂子「もう、そろそろ時間……ね」 京太郎「え?」 美穂子「終電が、近いわ」ブルブル 京太郎「あっ」 【22位 「終電大丈夫?」と終電時間を気にかけてくれる】 改札前 京太郎「……もう、終わりなんですね」 美穂子「ええ、一日だけの約束だもの」 マモナクー サイシュウデンシャガマイリマスー 京太郎「すみません。方向が違うのに、わざわざ」 美穂子「ううん、いいのよ」ニコッ 【21位 違う路線なのに、こちらが使う路線の改札まで見送ってくれる」 京太郎「……ここで別れたら、俺達は前の二人に戻りますね」 美穂子「そう、なるわ」 京太郎「(俺は……)」 美穂子「まだ帰りたくない……」ボソッ 京太郎「!!」 ,,、=-ー'''''"""'''''ー-x、,, 、イ "'''' . // ', ヾ . \ / / i i l 、 キ '. / / / /i | ' ', ',/ / /i ,' .| l i. ', iレ ,' ,' ,l いi l ト、, l l ..i . i. l ,ノ.i....l、 l l "アーx、,' l ,ムーア~、 ノ レ、 ',ノ ノ ノテ ,イ~ ! ', ’ z=zxxュ _ て い ' "~ zーx、”ミx、シ、i レ^汁i猿 ヾ, l _xx=≠ rノ皿取. レ.i i l 〃~ ー-⊂⌒)l l l ~ /// ’ /// il l .l . ; l | .l r- - 、 . ノ | iヽ、 'ー---’ イ | | 為 、 ,イ~ | | i ~>x __ x<~ | i | | | | | | l | | |/2ノ |.へ.l | -ー ̄ .| 、─--- ソ ヽ~" | ’ / 美穂子「まだ……まだまだ、須賀君と一緒に」ジワッ 【11位 帰り際に「まだ帰りたくない…」と言う】 京太郎「福路さん……」 京太郎「大丈夫ですよ。ここで別れても、いつでも会えますから」 美穂子「……本当?」 京太郎「はい。いつでも、駆けつけます」 美穂子「じゃ、じゃあ」ギュッ 京太郎「?」 美穂子「……また」 京太郎「!」 美穂子「また、私とデートしてくれる?」 京太郎「……福路さん」ギュッ 美穂子「っ! 手を……//」 京太郎「俺の方からお願いしたいくらいですよ」 美穂子「須賀君……」 ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/}' ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 京太郎「また、デートしましょう」 美穂子「うんっ」ポロポロ 【9位 次のデートの提案をしてくれる】 ガタンガタン プシュー 京太郎「じゃあ、俺行きます」 美穂子「……」 京太郎「そんな顔、しないでください」 美穂子「!」 京太郎「福路さんは、笑った顔が素敵ですから」 美穂子「……うん」 - ´ ` / / ' \ / ' ./ / / / ' ./ /- ./ ' ! ゚. , i ' / / `/ / ' | | .斗≠ミ、 / / / ' | ' | | {トィ炒 ` ' / / `ヽ ' i | | ` ‐' _' /i ./ | | | 芹iミ、 // | | | ' ヽ沙′' | | | | 、 / | | | |、  ̄ ' | | | | | 、 . ´ | | | .| | / ´ | | ! < | | .i、ヽ | l .<. | |. ヽ > . | , /- .、 \ .ルリ//j _ ' > .| ./ 美穂子「またね、須賀君!」タタタタッ クルッ 美穂子「……」フリフリ 京太郎「……はい」フリフリ プシュー ハッシャシマース クルッ 美穂子「……」フリフリ 【13位 別れ際に振り返って何度も手を振ってくれる】 京太郎「(ありがとうございます、福路さん。もし、俺に……使命が無ければ、きっと)」ギュッ ガタンガタンガタン 京太郎「(咲、照さん、和、優希、部長……まだ、俺にはやるべきことがあるから)」ギュッ ギュッ 京太郎「(俺はまだ、誰かを選ぶことなんて出来ない)」 /イ / V ヽ、 ` , ´/ | \ _/ ' ' , | \  ̄ ̄/ / // } | / / 〃 / | | / { /.' ∧ } | /_, ィ ∧ /_ | / V ∧ / / / ∧{tォミ、 , / | ' 、 / イ / /| 弐_ V | / __}/ _ヽ | / , ー' , ∨/ イ乎(_ ヽV | ∨ {/ ' / / Vzソ V} { 、 リ ∧ ` 、 ∧ ` |l∧  ̄ < 「´∧ ´ . '//>--==≦ゞ ////////\ / /////// / ∧ {/////〈/{ / | //, ∧//// ∨、 , } , // {// ∧// ∨V{ | 「 ̄/´/// 京太郎「さようなら、福路さん」 ガタンガタン / \ . ' / / i i__/ ./ / ./ ′| .| '. └、/ / -/ ,i .| `ー// / `/ . | i i `i xミ、 ´ ′ | | | {/ | '. / l l . ' ヒン / ' l´ ./ .′ ' - / . ' .′ / ー ´ / .' .' . ' / / .' ' > ´ ./ > ´' l/ / > ´ ' / ' .' > ´ l / > ´_ | l/ / /_ -‐ ´ '. ヽ / -=´ , < > . '. -=≦ . 'ー‐、 , < ≧=- _ i / `/ , -ヽ 美穂子「……ウソツキ」 第七章 初デート! キャップの恐るべき女子力! カンッ おまけ その頃 ロッカー「」 カレン「」 タコス「」 ,..、__ ,.ィ 、フ、 \ ` ヽ.、 / ハ !-‐i 、 ヽヽ-、 ゙、 / / ハ 、 }ハ j!`、i!ト、 、\ i.i | __,...__ iリ _ル.._| i iー-ゝ | !_ i! rェ ェ、,. /ィ ェ、 };!! {^}j 、 i !} !、_, i ,. 〉 'i i i ! , _.. .._ / ゙i"\ ` 二 / /i_ \___,.イ _/ \_ /,ノ\ _,..-'′\ /― ト、_ _,....-‐''" \ ∧ _ ;!\ | `ー--、 /'" `′ヽ i `゙′ \ 恵「……」 ウェイター「やれやれ、困ったものです」んっふ 咲「ねぇねぇお姉ちゃん! 次はこれ試そうよ!」 照「これで京ちゃんもメロメロ」ニヤリ
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1359734281/ 外では氷雨のように冷たい雨が降っている。 雨に濡れて弱った子猫の声が聞こえる。 ミーミーと、か細く弱い声で鳴いている。 その鳴く子猫を抱いた子供が父親に必死に頼み込んでいる。 厳格な父親に対して泣きそうな顔をしながら頼み込んでいる。 『あ、あのこの子を飼っちゃダメですか……』 『……家は飼えない事をわかっているだろう、元居た場所に返してきなさい……』 『で、でも、この子弱っていて放っておいたら死んじゃうかも……』 『…………元気になるまでの間だけだ、そのあとは飼ってくれる人を探そう。』 『はい! ありがとうございますお父さん!』 懐かしい夢だ、今は離れ離れになってしまったがあの子は元気だろうか。 顔を洗い、着替えて、財布と携帯とイニシャルが入ったハンカチを持って部屋をでる。 ホテルの食堂に着くとみんなが待っていた。 優希「犬ー!おそいじぇ!」プンスコ 京太郎「だー! 抱きつくな! あと犬じゃねぇっての!」アタフタ 和「そうですよゆーき、人を犬扱いしては失礼です。」 みんな各々食べたいものを注文をして持ってくる。 席に着いた面々が手を合わせてから食べていた。 優希「やっぱりタコスは出来たてが美味いじぇ~。」 京太郎「ああもう、口の周りに食べかす付いてんぞ。」 京太郎「待ってろ、今ハンカチで……あれ、どこにしまったかな……」 優希「ハンカチなら犬のポケットから出てあるじょ。」ヒョイ 「触んな!!」 優希「ヒッ!?」ビクッ 京太郎「あ……悪ぃ、それすごい大切な物なんだ。」 優希「まったくびっくりしたじぇ……そんなに大切なものってことは誰かに貰ったものなのか?」 京太郎「……ああ、すごく大切な人から貰ったんだ。」 彼は少し安堵したような顔をした後ハンカチをポケットにしまいました。 それを横目に見ながら食事をしていると私に声が掛けられます。 「和ー!」 京太郎「あ……」 和「あれ、穏乃……どうしたんですか?」 穏乃「和をさっき見掛けたから多分ここにいるだろうと思って。」 和「そうだったんですか。」 京太郎「…………」ジー 穏乃「ん? 君、どこかで会いましたっけ?」 京太郎「いえ……」 穏乃「んー? どっかで会ってる気がするんだけどなー……」 憧「ちょっと! シズ!」 京太郎「!?!?」ガタタン 優希「どうしたんだじょ? まるで突然天敵にあった小動物のような反応だじぇ。」 京太郎「い、いや、なんでもないよ?」 優希「声が上擦ってるじょ……」 京太郎「そうか?」オドオド 憧「えっと、どうかしたの?」 京太郎「ななんでもないです!」ジリジリ 憧「なんでもないって感じじゃないわよ……しかもあんたさっきから少しずつあたしから距離取ろうとしてるわよね?」 穏乃「……私の友達がなんかしたの?」 京太郎「アコは関係ないよ!?」 憧「あれ、あたし名乗ったっけ?」 京太郎「え、えっとインターハイの出場選手だから知っててもおかしくないでしょう?」 和「まぁ、確かにそうですが……それにしてもさっきから挙動がおかしいです。」 京太郎「そ、そうかな?」オドオド 和「……今の須賀君、初めて優希と会った時みたいな態度ですよ?」 優希「ああ、そういえばそうだじぇ。」 優希「犬と初めて会った時、鳩が豆鉄砲食らったような顔したあとやたらキョドってたじょ。」 京太郎「あ、いやだって、それは……」 憧「……ま、いいや。」 京太郎「あぶねぇ……」 それからしばらく穏乃や憧と食事をしながら会話をしていました。 須賀君がやたら憧にビクビクしていたように思います。 憧「そろそろあたしたちは行くわね。」 穏乃「じゃあね、和。」 和「ではまた。」 優希「あれ? 咲ちゃんがいないじょ……」 和「確か先ほどお手洗いに立って……」 京太郎「……まさか。」 優希「多分そのまさかだと思うじぇ……」 京太郎「……探しに行って来ます。」 和「私も行きます……」 溜め息混じりに席を立った須賀君に続き、私も咲さん捜索の為に付いていく。 お手洗いに続く道を歩く途中なにやら須賀君が行動を起こしていました。 須賀君は少ししゃがんで頻りに辺りを見回しています。 和「何をしているんですか?」 京太郎「ん? ちょっと咲の痕跡を探しているんだ。」 和「痕跡? そんなものがどこにあるんですか……」 和「それにしても咲さんは一体どこへ……」 京太郎「……こっちだ。」 和「わかるんですか?」 京太郎「ああ、咲はこっちを歩いていった。」 和「一体どうやって……」 京太郎「付き合い長いからな。」 須賀君が辺り見回しながら咲さん歩いた道を辿るように右へ、左へとうねうね曲がりながら進んでいく。 一体こんな事で咲さんが見つかるのでしょうか。 暫く歩くと見覚えのあるシルエットが見えました。 それはこちらに気付くと今にも泣きそうだった顔を明るくさせてこちらに駆け寄ってきました。 咲「京ちゃん! 和ちゃん!」 京太郎「また迷いやがって……世話掛けさせんなよ……」 咲「ごめんね……」 咲さんに悪態を吐きながら頭をぽんぽんと触る須賀君。 そんな素振り見せないですが、心配していたのを隠すようでした。 傍から見れば結構過保護な気がします。 そんな事に気付いたら不思議と口角があがっていました。 和「うふふ、でも見つかってよかったですね。」 咲「うんうん、ちょっと迷った程度で大騒ぎしすぎなんだよ京ちゃんは。」 京太郎「おう、言うねーさっきまで泣きそうな顔をしてたやつが。」 咲「さ、戻ろうか。」 京太郎「迷った奴が仕切るな。」ポンッ 咲「あいた。」 戻る途中、近道に公園を通ると先ほどまで一緒に居た憧が木の前で右往左往していました。 一体憧は何を…… 和「あれは……」 京太郎「げっ!?アコ!……」 憧「ん? 和たちか……『げっ』て、なによ失礼ね……」 咲「どうかしたんですか?」 憧「うん、ちょっと木の上に猫ちゃんがね……」 見上げると確かに木の上に子猫が居ました。 どうやら登ったいいけど降りられなくなったようです。 京太郎「……ん、ちょっと待ってろ。」 京太郎「よっと。」 彼はそういうと木の下に行き、屈んだと思ったら身体を伸ばし、ピョンと跳ねました。 跳躍したと思ったら彼は木に掴まりスイスイと登っていく。 子猫が居る枝まであっさり辿り着き、そして手を差し伸べ子猫に声を掛ける。 京太郎「おいで、怖くないよ。」 子猫「ニャン。」ピョン 憧「猫が素直ね……」 咲「京ちゃんは動物の気持ちがわかるんですよ、カピバラとかも飼ってるからかな?」 憧「へぇ~人は見かけによらないもんね。」 京太郎「よし、降りるぞ。」 枝に手を掛け、そこから着地して子猫を放してあげる。 彼の身軽さを見た憧が感心するように言葉を漏らしていました。 憧「あんたまるで忍者みたいね、木登りも上手いし。」 京太郎「山生まれの山育ちだからな。」 咲「お猿さんみたいだよね。」 京太郎「咲はいつも一言余計だ。」 子猫「にゃん♪」スリスリ 憧「あんたに感謝してるみたいね。」 咲「京ちゃん猫には好かれるよね、猫には。」 京太郎「『には』は余計だ。」 憧「いいな~あたしも動物に好かれたいわよ……」 京太郎「無理に近づかなきゃいいんじゃないですかね。」 憧「……あんた適当に言ってるでしょ?」 京太郎「いーえ、別に。」 憧「まぁいいわ、猫に好かれる秘訣は今度聞くもの。」 憧「それじゃあね、和。」 和「それでは。」 憧と別れたあと、咲さんを無事送り届けました。 そのあと須賀君に今までの不可解な行動について聞こうとしました、買出しがあると言われて上手く逃げられてしまいましたが。 私は子猫で思い出し、エトペンの身体の脇を見る、そこには動物の爪痕を縫ったあとがありました。 外に出て歩く少し気分を変えたくて。 エトペンを抱えたまま昔の事を思い出す。 奈良に居た時の事。 別れ際にとあるものを渡した事。 そんな事を考えていたら人とぶつかってしまいました。 ドンッ 「きゃ!? すみません……」 人とぶつかりふらついてしまう。 その際大事なエトペンを落としてしまった。 「あ、エトペンが……」 転がっていくエトペンを追いかけて拾いに行く。 転がるエトペンを漸く拾えました。 ですがそこは車道、ここで私は周りに碌な注意を払わず飛び出していたことに気付く。 車道に飛び出した私に向かってくる車。 注意を払わなかった代償は身を危険にすることで払ってしまうことになる。 『注意一秒、怪我一生』とはよく言ったものです。 徐々に迫る車に意識を向けた私の視点が傾く。 そしてその少し前には声と衝撃が…… 「のどか! 危ない!」 聞き覚えのある男の人の声が聞こえた瞬間、私の身体は突き飛ばされる。 振り返った時に見たその金色の頭髪が、私が先ほどまで居たところに立っていました。 勿論、その位置に向かって来る車も彼を狙うかのように…… 彼は車に視線を向けた瞬間硬直して動けていなかった。 車は無慈悲にも彼に食らい着こうとしている。 私はその刹那、恐怖で目を瞑ってしまった。 甲高いブレーキの音。 人のざわめき。 車のドアが開く音。 運転手のうろたえる声。 が、いつまで待っても、どこにも人を撥ねた音はしなかった。 「さっき男の子轢いてしまったと思ったのに……!」 「いないんだ、居ないんだよ! さっきの男の子が!」 私は恐る恐る目を開き確かめてみる。 確かに彼は居ませんでした。 ただ、およそ彼がそこに居たであろう場所には制服が落ちていました。 私は、その制服を手に取り、周りを探しました。 明らかに異様な状況にも関わらず、辺りに彼が居るのではないかと思って…… ですが、結論から言うと見つかりませんでした。 私は手に持った制服を見ながら考える。 ポケットには携帯と、財布と、彼の宝物のハンカチが入っていました。 彼の宝物という事が気になってハンカチを調べてみる。 そしてとあることに気付く。 和「これ、は……」 ハンカチにはN.Hと刺繍が入っていました。 これは昔、私があの子に渡したもの…… あの子とはもう数年会っていない。 彼はあの子となにか関わりがあったのでしょうか…… それに関して知っていそうな友人に聞いてみることにしてみました。 それは前に預かっていてくれた友人。 憧「あれ? 和、どうしたの?」 和「すいません、穏乃にどうしても聞きたいことが。」 穏乃「何でも聞いていいよ。」 和「……あの子……穏乃に預かってもらったひょうちゃんに関してです。」 憧「ひょうちゃん? 確か穏乃が預かっていたあのこだよね?」 憧「しかも穏乃が名付け親だったから結構懐いてた。」 和「そうです、そのひょうちゃんです。」 穏乃「……うん、わかった。」 穏乃「あの子を和から預かった日からひょうちゃんはずっと大人しかったんだ。」 穏乃「まさに借りてきた猫状態だったよ……」 穏乃「家のお店においても大人しいし、みんなから愛されてたんだ、みんなに撫でられて、お店の看板招き猫だって。」 穏乃「和から貰ったハンカチ、首に着けて凄く大事そうにしてた。」 穏乃「ひょうちゃんはよく店の窓から外を見てたよ、誰かが道を通るたびに視線をずらしてた。」 穏乃「今思えば和が来るのをずっと待ってたんだね……」 穏乃「気分転換に散歩とか連れて行ったけどよく辺りを気にしていた、というより匂いを嗅いでいたんだ。」 穏乃「それからひょうちゃんはさ、和が引っ越したあともちょくちょく和が居た家に行ってた。」 穏乃「なんどもなんども行くから、その度にかわいそう思えてさ……私、思わず言っちゃったんだ……」 穏乃「『そこにはもう、和はいないんだよ。』って……」 穏乃「それから少ししてひょうちゃんはいなくなった……」 穏乃「最初は散歩にでも行ったのかなって……お腹空いたら戻ってくるかなって……」 穏乃「でも……ひょうちゃんは帰ってこなかった……」 穏乃「私が……和はもういないって言ったから……探しに行っちゃったんだって思って。」 穏乃「きっと、私のせいだって……」 穏乃の声が震えていた、目尻には薄っすらと涙も…… 穏乃はあの子がいなくなったことが気懸かりだったんですね…… 穏乃「もしかしたら無事、和のところに行ったのかもって思ったけど……和の連絡先も知らなかったし……」 和「穏乃、ありがとう、話してくれて……」 穏乃「うん、今までちょっと言いづらくてさ……」 和「そう、ですか。」 穏乃「何でまた今になって?」 和「もしかしたらですが、ひょうちゃんと会えるかもしれないんです。」 憧「嘘!?」 穏乃「ホント!?」 和「もしかしたらですが……」 憧「あ~! あの子もっかいモフモフしたい~!」ワキワキ 穏乃「憧は動物好きだもんね。」 憧「部屋にはぬいぐるみや飼育本があるくらい好きよ。」 和「もし会えたなら憧も触れるかも知れませんね。」 憧「そのときはよろしくね。」 穏乃達と別れてホテルに戻りました。 そして、彼の部屋へと向かい、ドアをノックします。 中から返事を待つとドアが開きました。 彼は私を見ると少しほっとしたような顔をしていました。 京太郎「和……」 和「先ほどは助けていただいてありがとうございました。」 京太郎「いや……それは……」 和「聞きたい事があるので、中に入ってもいいですか?」 京太郎「……ああ。」 中に入ると荷物を整理している様子でした。 多分、服を漁っていたのでしょう。 彼は着ていた物を置いて事故現場から消えたのですから。 和「これをお返しします。」 京太郎「……こりゃ、どうも。」 和「ところでこのハンカチについてお聞きしたいのですが……」 京太郎「ああ、それがどうしたんだ?」 和「優希がこれに触った時、須賀君は大事な宝物だと言いましたよね?」 京太郎「ああ、そうだよ。」 和「実はこれ、私が奈良から引越しする際にある子に渡したものなんです。」 和「貴方が持っていたということは、貴方はひょうちゃんについて知ってますよね?」 京太郎「……もっと直接言ったらどうだ?」 和「……では単刀直入に言います。」 和「須賀君は、ひょうちゃんなんですよね?」 京太郎「……なんでそう思うんだ?」 京太郎「いつもの和なら『そんなオカルトありえません』って否定するだろ?」 和「……そうですね、でも貴方は嘘は吐かないと思います。」 京太郎「人は猫には化けないだろ。」 和「語るに落ちていますよ、『ひょうちゃんが猫』だなんて私は一言も言っていません。」 京太郎「……はぁ。」 京太郎「俺はもう和が知ってる『ひょうちゃん』じゃないぜ?」 京太郎「元の姿が可愛くなくても文句言うなよ。」 和「構いませんよ。」 私がそう言うと須賀君……いえ、"ひょうちゃん"はみるみるサイズを変えて猫に変わっていきました。 体長約90センチの身体に40~50センチはある長い尻尾。 まるでジャガーや豹のような短い毛の文様。 小さい頃の記憶とは違いますが間違いなく"ひょうちゃん"でした。 「びっくりした?」 和「驚いてはいますがそれよりも嬉しいです。」 和「昔はあれだけ小さくて弱々しかったのに……」 「そうか、やっぱり昔からのどかなんだな。」 和「? どういう意味ですか?」 「そのままの意味だよ、昔からその優しさは変わっていない。」 「昔から人間っていうのは匂いが変わらないな。」 和「もしかして憧のことですか?」 「ああ……うん、あいつは無茶苦茶にしてくるから苦手だ。」 和「うふふ、憧は動物が好きですからね。」 「それはわかってはいるんだけどな。」 「一体幾つの仲間が魔王アコの犠牲になったのやら……」 「まぁアコも成長して少しは大人しくなったのかな?」 和「……聞いても良いですか?」 「なんだ?」 和「その……ひょうちゃんが須賀君になった理由とか。」 「……俺さ、のどかが居なくなった日から探していたんだ。」 「家まで匂いを辿って。」 「その時はシズノも一緒にいたけどさ。」 「何度も行くとシズノが寂しそうに教えてくれたよ。」 「『のどかはもういない』って。」 和「ええ、知っています、聞きましたから。」 「でさ、俺さ、思っちまったんだ。」 「捨てられたんじゃないかって。」 和「!……」 「もしかしたら何かの間違いじゃないかとも思ったけど、仲間の猫も捨てられた奴がいたんだ。」 「家猫だったけど、もう飼えなくなったから捨てられたんだって……そいつは言ってた。」 「でも、俺は諦め切れなかった、認めたくなかった。」 「のどかに捨てられた事に、どうしても思い出を忘れられなかった。」 「のどかの匂いも、初めて抱いてもらった時の温かさも、忘れられなかった……」 「だから俺はのどかを追いかけたんだ、シズノや可愛がってもらった周りには申し訳なかったけど。」 「長かったよ、のどかを捜す旅路は……」 「烏や野生動物に襲われたりもした。」 「悪ガキにも追いかけられたこともあった。」 「宛てがわからない旅に疲れて、疲れきって、倒れて、 もう死ぬんだろうなって思ったときさ……俺を助けてくれた老夫婦がいたんだ。」 「倒れてから何時の間にか俺は人っぽいの身体になっていた、 そんな事どうでもよかったけど……須賀さん……俺を拾ってくれた人だが。」 「爺ちゃん婆ちゃんは必死に介抱してくれたんだ、どこの生き物かわからないような俺を。」 「優しい人たちで今でも感謝してるんだ。」 「介抱してもらったときに名乗ったんだけどさ、俺餓死寸前だったし、 なにより人の言葉を喋ったの初めてだったから上手く言えなかったんだ。」 「ちゃんとシズノが付けてくれた『豹太郎』って言う強そうな名前を貰ったのにな……」 「それから京太郎って名前になっちまったよ。」 「そのあと学校にも通わせてもらってさ。」 「咲にあったのもそこらからかな。」 「これが俺が人間っぽくなるまでのそして須賀を名乗る話だ。」 和「そうだったんですか……」 「助けてもらった爺ちゃんや婆ちゃんに恩返ししたかったから、のどかを捜すのを辞めて一緒に住んでたんだ。」 「でも、高校に入ってから懐かしい匂いがしてその匂いを辿っていくと麻雀部に行き着いたんだ。」 「ドアを開けると……のどかがいた。」 「嬉しかったよ、でも俺は名乗れなかった、昔とは違う姿だったから。」 「ついでに小さい頃のアコに似た女が居てびびったぜ?」 和「優希は確かに小さい頃の憧に似ていますからね。」 「まぁ匂いで違う人間だってわかったけど中々なぁ……」 和「そんなに憧が苦手だったんですか?」 「俺を捕まえて無茶苦茶撫でてくるじゃん……」 「禿げるかと思ったよ。」 「あいつは動物好きにも程があるよ。」 和「うふふ、そうですか、憧の猫可愛がり困ったものですね、憧にはちゃんと言っておきますよ。」 「なぁ、のどか。」 和「はい?」 「ちょっとだけ甘えて良いか?」 和「ええ。」 私はベッドに腰掛、ひょうちゃんは私の膝の上に乗ってくる。 撫でて上げるとゴロゴロと嬉しそうに喉を鳴らしています。 スリスリと頭を擦り付ける動作。 まるで昔に戻ったようでした。 「ありがとう、元気が出たよ。」 和「いえお安い御用ですよ。」 「あとさ……のどか、一応言っておきたかったんだけど……」 和「はい?」 「実はさ、前々からこの姿を見せたら俺、姿を消そうと思っていたんだ。」 和「そんな……」 「わかるだろ……俺はのどか達とは違う、人じゃない……かといってただの猫でもないんだ。」 「文字通り住む世界が違う。」 「……それじゃあな。」 和「ひょうちゃん!」 追えば彼は逃げるでしょう。 本気で逃げたら人の足では追いつけない。 それほどに私たちには隔たりがあり、埋められない溝がある。 それでも私は…… 追わなくては……今追わないと一生後悔すると思い、私は部屋を飛び出していた。 公園近くを猫が一匹、色々と思い悩みながらトボトボと歩いている。 (どうすっかな……爺ちゃん婆ちゃんにも会わないといけないし……) 「あ、猫ちゃん!」 (あ!? この声にこの匂いは!?) 憧「あんたあの子に似て可愛いわね~」ワキワキ 憧「ほれほれおいで~」 (猫じゃらしだと? へ、甘く見られたもんだぜ。) 憧「ほらほら~」 (散っていった多くの仲間の為にもこんな奴に屈してたまるか!) (絶対猫じゃらしなんかに負けたりしない!!)キッ 「にゃ~ん♪」 憧「やっぱりこれを使うとイチコロね~。」 (本能には勝てなかったよ……) (てかマタタビは反則だろ!) 憧「もしかして和が言ってたアレってこの子のことかしら?」 (!? まずい!) 憧「ちょっと和に連絡取るから大人しくしててね、猫ちゃん。」 (和に居場所バレるのはまずいって!) (何とか逃げないと……) 憧「うりうり~猫ちゃんは大人しくマタタビを嗅いでなさ~い。」 (くやしい…!でも…嗅いじゃう!)ビクンビクン 和「ありがとうございます。」 憧「いいのいいの、すっかりこっちも楽しませてもらっちゃったし。」ツヤツヤ (お婿にいけない身体にされてしまった……)シクシク 憧「で、やっぱりこの子ってひょうちゃんなの?」 和「ええ、ですから再び会えたのが嬉しいんです。」 和「それなのに逃げ出してしまって……」 和「でも、もう逃がしません。」 和「首に縄を付けてでも一緒に帰ります。」 憧「そう、ならまたあたしにも触らしてよね。」 和「うふふ、ええ構いません、ひょうちゃんが嫌がらない程度でしたら。」 憧「うん、和なら言ってくれると思った……あ、シズにも伝えなきゃ。」 和「きっと喜びます、穏乃もこの子も。」 憧「じゃあ、あたしシズに伝えてくるわね~。」タタタタッ 和「……もう、逃げないでくださいね?」 「でもさ、俺は人間でも猫でもないんだぜ?」 和「そんなのどうでもいいです。」 「……俺の意思は?」 和「そんなの知りません。」 「結構、のどかって頑固だよな……」 和「頑固で結構です。」 「ま、そのおかげで俺は生きてるんだけどさ……」 和「さぁ、帰りましょう、みんなが待ってます。」 和「あと人の姿格好で匂いを嗅がないでくださいよ? 怪しまれますから。」 「え、バレてた? さりげなくやってたつもりなんだけどな……」 和「気付く人は気付きますよ、猫だってバレないのが不思議です。」 「いやいや、目の前で変わらないかぎり大丈夫だろ。」 和「色々猫とバレ無いように特訓しないとですね。」 「麻雀の特訓の方が有意義だと思うんだけどなー……」 和「ほらほら~」 京太郎「…………」 優希「咲ちゃん、犬の奴、のどちゃんと何してるんだじぇ?」 咲「さぁ……猫じゃらしを目の前で揺らして何やってるんだろうね……」 京太郎「……んにゃー。」 優希・咲「え?」 和「ちょっ!?」 京太郎「す、すまん……何とか誤魔化してくれ……」ボソボソ 和「お、お前ネコかよー!?」 京太郎「ん、ンアーッ!」 和「無理矢理すぎませんか……」 京太郎「大丈夫、あの二人ならこれで誤魔化せると思う……そんな気がする……」 咲「京ちゃんがおかしい……」 優希「のどちゃんもおかしいじぇ……」 和「…………」 京太郎「……すまん。」 和「これからも頑張りましょう……」 京太郎「ああ、そうする……」 カンッ!
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【執事と痴女とステルス兵器】 一「や、京太郎くん」 京太郎「あ、一さん」 一「見てたよ、さっきの」 一「いやー、あんな実力を隠してたなんてひどいなぁ」 一「もっと早く出しててくれたら、ボクもテレビの前でハラハラしないで済むんだけどな」 京太郎「あんまりいじめんで下さいよ」 京太郎「弱いんですよ、人間は……」 一「あはは」 一「最近どう? ちゃんと食べてる?」 一「前みたいに、大学の先輩の介護に終われてない?」 京太郎「はは、流石に昔ほどじゃなくなりましたよ」 京太郎「おかげさまで、一応の食い扶持は稼がせてもらってます」 一「上位ランカーでトッププロだもんねー」 一「あーあ、ボクも養って貰おうかなー」 京太郎「いいっすねー。メイドさん大歓迎っすよ?」 京太郎「家、あんまり広くないっすけど」 一「おっ、ヘッドハンティング? 見る目あるなー」 一「でも、豪邸じゃないとやる気でないかなー」 京太郎「そいつは残念っす」 一「ま、京太郎くんがもっとビッグになったら考えてあげてもいいかな?」 京太郎「なら、精進します」 一「あはは。期待しないで待ってるよ」 京太郎「一人ですか?」 一「ううん。一人じゃないよ」 一「ともきーと純くんは予定が合わなかったからこれないけど……」 一「ハギヨシさーん!」 ハギヨシ「はい、ここに」 京太郎「……相変わらず、神出鬼没っすね」 ハギヨシ「執事のたしなみですので」 「……」 「……」 「……」 「ちょっと男子ー、何急に黙ってるのよー」 「執事さん……初めて見た」 「やっぱ、師匠ってすげー」 京太郎「……にしても」 京太郎「一さん、格好相変わらずっすね」 京太郎「俺は慣れましたけど、やっぱいい年した女性がする格好じゃないっすよ」 一「えー」 一「そんなに変かな?」 京太郎「変ですって。ランキング1・2位を争うぐらいにヤバイっす」 一「いいじゃん、スタイル大して変わってないんだから」 一「……自分で言ってて悲しくなるけど」 京太郎「……あー、すみません」 京太郎「でも、一さんが魅力的な人って……俺は知ってますよ」 一「あはは」 一「……本気にするよ?」 京太郎「どうぞ。流石に、お世辞で言えるほど器用じゃないっすから」 一「よく言うよ。麻雀プロ1器用な男がさ」 一「ま、そんなこと言って服を着替えさせようとしても着替えないけどねー」 一「暑いし」 京太郎「ですよねー」 京太郎「……はぁ」 京太郎「ハギヨシさん、なんか言ってくださいよ」 ハギヨシ「……私にもできないことぐらい、あります」 京太郎「本音は?」 ハギヨシ「役得」 京太郎「……ハギヨシさん」 一「京太郎くん、やっぱりボク……着替えるよ」 ハギヨシ「まあ、あくまで冗談ですが」 ハギヨシ「正直慣れてしまって、今更どうも思わなくなってしまったのが本音です」 京太郎「ああ、そういう」 「……な、なぁ」 「な、なんだよ……?」 「須賀プロ、すごい人と知り合いなんだな」 「す、すごいな……」 「チラチラ見るなよ。エロ男ー」 「お前、ああいうのが好きなのかよー」 「ばっ、ちげーよ! お前らだって見てるだろー!」 「ちょっと男子ー、何こそこそ喋ってるのよー!」 「あの人、須賀プロの彼女なのかな……」 一「そういえば、ボクの教えたマジックまだやってるんだね」 一「前より、全然上手くなってたよ」 京太郎「本当ですか? そういって貰えるとうれしいなー」 一「本当、本当」 一「まさかテレビドラマで、自分が教えたマジックを披露されるなんて思ってなかったし」 京太郎「あー、あれ」 京太郎「台本になかったんですけどやってみたら好評で、スタッフも驚いてました」 一「えっ」 一「ってことは、あそこらへんの台詞は全部アドリブ?」 京太郎「そうですね」 京太郎「相手役の人が驚いたのも、本気ですよ」 一「へー、それは驚いたなぁ」 京太郎「そうっすか?」 京太郎「結構、アドリブが採用されて好評って話はあると思いますけど」 一「いや、そっちじゃなく……」 ハギヨシ「『もしかして……上位ランクの超能力者なの?』」 ハギヨシ「『いや……違います。俺は、魔法使いです』」 ハギヨシ「『何それ……?』」 ハギヨシ「『魔法使いです。笑顔の魔法の』」 ハギヨシ「『えっ』」 ハギヨシ「『ほら、見ててください』」 ハギヨシ「『……すごい』」 ハギヨシ「『あなたの涙を止める魔法を使いました』」 ハギヨシ「『ね?』」 ハギヨシ「『……ありがとう。ちょっとは、気が晴れた』」 ハギヨシ「このシーンですね」 一「そうそう、それそれ」 京太郎「……なんで暗記してるんですか、セリフ」 京太郎「しかもちょっと似てたし」 ハギヨシ「執事ですので」 ハギヨシ「まあ、衣さまがオカルトスレイヤーを毎週視聴して、BDも持っているから」 ハギヨシ「覚えてしまいましたよ」 京太郎「……なるほど」 一「いやー、気障ったらしいなー。流石京太郎くん」 京太郎「やめてくれませんか、俺のことをナンパ野郎みたいに言うのは」 一「違うの?」 京太郎「違う! ……と、思いたいです」 京太郎「それにしても、懐かしいなー」 京太郎「思えばあれからっすよね、変な異名ついたの」 一「オカルトスレイヤー?」 京太郎「そうそう」 一「まあ、君の麻雀スタイルに似てるしねー」 一「オカルト以外の技術で勝つ、ってところが」 京太郎「まあ、あっちの俺はオカルト持ちですけどね」 一「ああ、真・マッハ改めマジカル☆レーザービームだっけ?」 京太郎「そうそう、唯一のオカルト技」 一「まあ、似たようなものを使えるしいいんじゃないの?」 一「シャープシュートだっけ」 一「あれも、オカルトっぽいよね」 京太郎「あれも技術っすよ」 京太郎「早々、毎局使える技じゃないですし」 京太郎「まあ……弘世先輩レベルだと、引きが強いんで基本狙いまくれますけど」 ハギヨシ「……!」 京太郎(ハギヨシさんが……眉を顰めた?) 京太郎(なんかあった……って訳じゃないな。すぐに動いてもないし) 京太郎(えっと……ここは長野だよな) 京太郎(ってことは、もしかしたら……) 京太郎(面識はほとんどないけど……!) 京太郎「ふ――」 京太郎「――ッ!」 京太郎(聞こえたッ!) 京太郎「そこにいますね……東横桃子さん」 京太郎「空気の流れと、反響音でバレバレっすよ?」 桃子「あちゃー」 桃子「どんな耳をしてるんすか?」 桃子「あ、初めましてっす……一応」 京太郎「あ、どうもご丁寧に」 京太郎「イルカとかがやってる、エコーロケーションって奴です」 京太郎「訓練次第で、反響定位ってのが使えるんです。人間も」 桃子「ひぇー」 一「……あれ、ハギヨシさんが教えたんだっけ?」 ハギヨシ「麻雀に使えないかって、悩んでいらしたもので」 一「あのころの京太郎くん、色々見失ってたよね」 一「なんでそんなこと考えたんだろうね」 ハギヨシ「シャチなどが行うエコーロケーションなら、物体の材質までの判別ができます」 ハギヨシ「それによって、積んである牌を把握しようとしたのではないか……と」 一「相変わらず、真面目に大馬鹿だなぁ」 一「で、結果はどうだったの?」 ハギヨシ「一ヶ月ほどの訓練により、少なくとも完全なる目隠し状態でも」 ハギヨシ「頭が過度に揺さぶられるほどでなければ、ある程度の運動が可能になりました」 一「……って、言うと」 一「もしかして、オカルトスレイヤーのあの目隠し状態でビルからビルに飛び移るのは」 ハギヨシ「ノースタントですね。画像の通り」 一「馬鹿だなあ……」 ハギヨシ「ほかにも、山で修行されたりしてましたね」 ハギヨシ「おかげで、空気の微弱な流れの変化がわかるとか」 一「見失いすぎでしょ、京太郎くん」 ハギヨシ「やってみますか、エコーロケーション」 ハギヨシ「大体一ヶ月ほど訓練すれば、常人でも習得可能ですが」 一「いや……いいよ」 一「ボクはそこまで馬鹿じゃない」 京太郎「あ、どうも」 桃子「どうもっす」 京太郎「えっと……本日は、どのようなご用件で」 桃子「えーっと」 桃子(この間のヤクザさんといい、まさか見つかるとは思わなかったっす) 桃子(言い訳、どうするっすかね) 桃子(……あ、そうだ) 桃子「うちの、ゆみ……加治木プロと今度インハイの解説をするじゃないですか?」 京太郎「そうですね。ああ、それで……」 桃子「マネージャーとして、ご挨拶しておいた方がいいかなーっと」 桃子「そんな風に思ったっす」 桃子「あ、これ。おみやげっす」 桃子(……本当は自分用っすけど) 京太郎「あ、どうもどうも。これはこれは」 京太郎「こちらこそよろしくお願いしますって、加治木プロにお伝えください」 桃子「りょーかいっす」 ハギヨシ「結局、物体の材質の判別までは不可能でしたね」 ハギヨシ「人間に聞こえる周波数では、正確さが足りないので」 一「……どういうこと?」 ハギヨシ「高周波ほど、より正確な探知が可能になります」 ハギヨシ「人間の聴覚可能な音波だと、そこまではできません」 ハギヨシ「精々が、完全な無視界でもある程度普段通りの活動ができる」 ハギヨシ「そんな程度です」 一「なるほど……それでも十分、凄いけど」 一「……レスキュー隊員にでもなった方がいいんじゃないの」 ハギヨシ「ハハハ」 京太郎「えーっと」 京太郎「見ての通り、ちょっと仕事中でして……」 京太郎「あまり、お構いはできないのですが」 桃子「あ、いいっすよ」 桃子「構われないのは、慣れてるんで」 桃子(むしろあんな方法で発見されたことが驚きっす) 桃子(元部長さんも、視覚以外の方法で探してくれましたけど) 桃子(この人のは、それ以上っすね) 桃子(正直人間とは思えないっす) 京太郎「そうですか?」 京太郎「お時間に差支えがないのなら……」 京太郎「よろしければ、見ていってください」 桃子「いや、そこまで気を使われなくても……」 桃子(残るとか、逆に面倒っす) 桃子(見つかっちゃった時点で……) 京太郎「いやー、なんていうか」 京太郎「加治木プロとご一緒に仕事をするにあたって……」 京太郎「俺のことを、ある程度把握して貰えたらなーって」 京太郎「時間があったら、の話ですけど」 桃子「あー」 桃子「そういうことなら、少しだけお邪魔するっすよ」 「すげー! 兄貴すげー!」 「見たか、今の……!」 「幽、霊……?」 「幽霊が……お土産持ってきた……?」 「ちげーよ! アレ、スタンドだって!」 「兄貴はスタンドにお菓子を取ってこさせたんだよ!」 「流石兄貴ィ! そこに痺れる、憧れるゥ!」 __ __ __ __ __ __ __ __ __ __ __ __ 【ハギヨシの好感度が上昇しました!】 【国広一の好感度が上昇しました!】 【東横桃子の好感度が上昇しました!】 【スキル『反響定位』を習得しました!】
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2 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/25(月) 22 01 52.00 ID MYWxF0Igo [2/7] 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) Dランクアイドル(10000~100000) <容姿> A(63) <雀力> E(29) <歌唱力> E(27) <演技力> C(46) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) 竹井久(事務員見習い) 龍門渕透華(スポンサー) 福路美穂子(家政婦) 瑞原はやり(総合トレーナー) 弘世菫(麻雀トレーナー) 松実宥(メイク 容姿トレーナー) 雀明華(歌唱力トレーナー) 石戸霞(演技力トレーナー) <アイドル経歴> 雑誌特集 パンフレット サイン会 ドラマ主演 いい○も出演 CM出演 |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |lllllllllllllllllllllllllllll歌唱力|llllllllllllllllllllllllll演技力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 宮永咲 蒲原智美 愛宕洋榎 愛宕絹恵 江口セーラ 鹿倉胡桃 染谷まこ 片岡優希 原村和 国広一 深堀純代 藤田靖子 滝見春 SSS 100 SS 80~99 A 60~79 B 50~59 C 40~49 D 30~39 E 20~29 F 10~19 G 0~9 73 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 21 30 35.75 ID jZKL5w62o [2/13] 【天界で】須賀京太郎を応援するスレ part113【修行中】 455 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT にゃあああああ!! 暇だし!! 須賀京太郎が出ないテレビとか超絶つまらないし!! 456 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID StarCardo 確かに年末はすぐ暇になっちゃいますねー 457 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo 京太郎君のCMカッコいい 何度もループして見てる 458 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA それにしても年末の特番蹴ってまで修行とは…… 若いのに目先に捕らわれず、しっかり大局を見ているな 須賀君には頑張ってほしい 459 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 あー、騒がしいのがいないから超絶暇だなー 460 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi KYOUTAROU IS GOD あぁ~、CMの京太郎君カッコイイよ……// 461 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 そんなことより今年の冬コミは絶対にハギ×京本を……!! 462 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa ↑ ハギ×京(笑)サークルは一つだけだから特定不可避 463 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN どうして逃げる? なぜ会ってくれない? 須賀京太郎、お前も一緒なのか? 464 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 それにしても年末の番組に一切出ないとは極論すぎないか? 465 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO ドラマのムラが酷かったっすからねー 残当じゃないすか? 466 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten ソルサキセンターカラーおめ!! ドラマでジョジョ立ちする須賀君なら見たいかも 467 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 騙されちゃだめ……顔はよくても、顔はよくても演技力がアレ うん、大丈夫 私はやまだくんを裏切らない…… 468 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ↑ ワハハー 堕ちろ 469 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 演技の為に山篭りなんてカッコいい!! 470 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 いや、別に山じゃないでしょ? 471 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 うぅっ、北海道に行ったおねーちゃんが心配なのです どうしよう、おねーちゃんと京太郎君がいい感じになったら…… 472 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo イングヴェイヨハンマルムスティーン 77 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 21 44 51.54 ID jZKL5w62o [3/13] 473 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 北海道よりの京ちゃん愛の方がでっかいどー(北海道だけに) 474 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TKM/slot0 寒い(確信) 475 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FIscherpo そういうのいいから(良心) 476 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister 世界中の人みんながお兄ちゃんの事好きになって―― いつかきっと、幸せになれたらいいな 477 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ramenUma0 日本のオゾーニ美味しいデス 478 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OjyouDes0 餅か 須賀君は何餅が好きなんだろうか? 479 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Sakartvelo おもちでしょー いかにもスケベそうな顔してるじゃん 480 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID U15Silver 付きのスタッフは全員美少女って聞きましたね…… 481 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 死ねばええんとちゃう? というか引退しろや 482 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UeSIge789 (なにこいつ……) 483 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo ドラゴンフォース 484 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR 大阪にまだ非国民がおったとはな…… 485 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE 見つけたらタダじゃおかへんで 486 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID mAsenoyoo 処刑なのよー 487 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe 改造せんとね~ 覚悟しとき~ 488 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 お、脅しにはのらへんで!! うちが、うちが最後の砦なんや!!! 489 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 今はまだその時やない…… 動くのは年明けや 490 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU あー、くそっ 俺としたことが録画ミスってるやん…… 491 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade 年明け前に秘蔵の京太郎画像でも貼るかなー ttp //www.kyoutarounodopaiperopero.jpg ※京ちゃんと和がry おっと手が滑ってもうたー(棒) 492 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG お、可愛いやん! なんか上で悲鳴あげてる娘達にも見せてみるわー 79 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 22 00 26.93 ID jZKL5w62o [4/13] 493 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar 京太郎さん、ご無事をお祈りしてます 494 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hattyann0 きっとすぐに釣られてくるですよー 所詮男ですからねー 495 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TomoeCawa 巫女の魔乳からは絶対に逃れられないっ 496 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma 複雑な気分 497 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Mayoiga46 CMいいね…… 498 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 かっこいい! かっこいい!!! 499 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MonoclEpo やるねー京太郎君 500 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょーーーーーーかっこいいんだよーーーーー!!! 501 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Tosisanpo あと五年もすれば敵無しだろうねぇ 502 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend 最近頑張ってるみたいじゃない 503 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA ここ最近の低迷は目に余るところだったけど、自覚してるみたいでよかった きっとこの年末で力を付けて、新年帰ってくると思う その時になったら、きっとみんなを驚かせるんじゃないかな? 504 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer 怪我だけはすんじゃねーっての 505 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba クレイジー 仕事を蹴ってまで特訓とは意味が分かりませんね 506 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 ストイックでいいじゃないか 私は好きだな、こういうの 507 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 京太郎「ここ、硬くなってんぜ?」サワッ そう言うと、京太郎はそっと私の大ぶりな胸に手を這わせた 健夜「んっ……//ビクンッ 彼は思ったよりもテクニシャンだった さっきまで初体験で緊張していた男とはとても思えない 執拗に、そして確実に自分の弱い部分を攻めてくる 健夜「はぁっ……はぁっんっ」ブルブル 京太郎「お前はもう俺のモノだ。カラダもココロも……全部な」チュッ 健夜「んむぅっ!?」 唐突に奪われた 30年近く、ずっとずっと……好きな人の為に取っておいたファーストキス それが、こんなにもアッサリ しかも……よりによってこんな場所でなんて 健夜「ぷはっ、ダメ! こんな場所で……いやっ!」クネッ 508 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 うわぁぁぁぁあ!! 誤爆ったああああああああああああああああああああああ!?!!??!?! 殺して 88 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 22 08 17.88 ID jZKL5w62o [5/13] 509 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO えっ? なにこれは……(ドン引き) 510 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NeeDLEeri これはSS速報で連載中の京×小鍛治プロのSSですね、間違い無い なんですかこれはたまげたなぁ 511 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend なにこれ、グロ画像見せられた気分なんだけど おえっ おええええええええええっ!!!!!! 512 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID AiteNAran 先生、毎日楽しみにしてます!! にわかどもの声は無視でいいんで!! 513 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO はわわっ!! 514 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MuroMuroo えぇっ……? 515 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 ここに誤爆する勇気は大したもんじゃな 516 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KitaROu0 なんでよりによって小鍛治プロなんですか? 関係性なら三尋木プロでは? 517 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer ↑ 分かってんじゃん 518 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uSIsAnMoo もー! なんなのこれ…… 519 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID siriAgarI 京君…… 520 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hakui+104 出先のバスで吹き出しちゃいましたよーぉ 521 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa 絶対に許さない 521 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、まじでどうしてこうなったの…… 94 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 22 24 12.11 ID jZKL5w62o [6/13] 522 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ お前ら落ち着くじょ! もうすぐNG大賞が始まるじぇ!! 523 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 ソルサキのNGは楽しみじゃのぅ 524 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE 小鍛治プロとか●水腐ってんだろ 時代はマホちゃんだから 525 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 お、始まったな 526 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi うわっ、ゲスト童貞じゃん…… コイツより京太郎君の方がいいのに 527 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa 当たりまえのようにいるゴーリキーに草不可避 528 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 あまとう×京 ならよかったのに 529 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo ブレットフォーマイヴァレンタイン 530 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT このあまとうなんでこんなに偉そうなんだし!! 京太郎様をバカにすんなし!! 531 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo あっ、最初はソルサキのNGなんだ 532 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten 須賀君デタアアアア!!! 533 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru キタァァァァァァ!!!! 534 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister やった!! 535 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE やったでぇええええええええ!!! 536 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR 京太郎君!! 京太郎君やっ!! 537 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU しかもかわええなぁ…… 惚れてまうで、ほんま 538 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 来たっ!! きたっ!! くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」 539 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 やっぱり、イイやん 540 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar 焦ってる京太郎さん、可愛いです 541 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma 結婚したい 542 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 ウシャァァァァァァ!!! 543 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 あははっ、収録では相変わらずだな 544 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 あったなぁ、こんなNG 545 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend あっ、舌噛んだの痛そう…… 97 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 22 32 02.34 ID jZKL5w62o [7/13] 546 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ぷっ、指揮棒が折れたんだよー!! 547 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame タクト ハウマッチ! 548 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TomoeCawa たかっ!? 549 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe ルル君意外とボケるんやね~ 550 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ramenUma0 日本のタクト、1500万もするんデスネ…… 551 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OjyouDes0 いや、ギャグだから 552 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru はっ? 何このNG……(憤怒) 553 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 他のNGは面白かったけどこれは…… 554 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハ 撃ち落とせばいんだろー……あのメス豚を 555 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo でも気にして赤くなってる須賀くんは可愛い 556 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE 須賀くんは悪ない、悪いのは全部あの女や……! 557 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR あんな無理やりに胸当てられて京太郎君可哀想やな セクハラやでセクハラ 558 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 なんでじゃ!? ちゃちゃのん可愛いじゃろ!? 559 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO うぅっ、先輩がいるのに……京太郎先輩のばかばか 560 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma 黒糖が美味しくない(ガチギレ) 561 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar 京太郎さん…… 562 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi どういうことかな……? 563 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi 中堅だっけかコイツ ふーん…… 101 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 22 45 14.18 ID jZKL5w62o [8/13] 98 愛宕姉妹はOKシーンすら放送時に見てないんやで それ以外の反応はラブコメに対する反応 564 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ 犬ェ…… 565 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT にゃああああああ!? ぶち転がしてやるんだしアイドルもどきがぁぁぁぁ!! 566 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA 羨ましいな……あ、いや、変な意味じゃなくて 純粋に京太郎君とこうして話してみたいもんだ 567 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 これはファンが黙っちゃいないな…… 568 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO なぜこれを放送しようと思ったのかって話っす 569 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 絶対に許せない!! あれ? でもどうして私、京太郎君にじゃなくて佐々野さんの方に嫉妬して…… え? ええ? 570 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 広島ごと消し去ってしまえばええ……! 571 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade アイドルファンって……面白っ!! 572 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame ラブコメ!! 573 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 面白いんだけど…… ちょっと胸が痛いんだよー…… ちくちくするんだよー…… 574 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ギルティ 575 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa 誰の許可貰ってご主人様にこんなことしてるの? ご主人様に触れていいのはぼくたち家族とサキだけだもん 576 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 なんでかな、涙が止まらない…… 577 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 引退やな、いやマジで もうええやん やめややめ! 578 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister よかった…… 楽しそうに収録してるんだ! ~~~~~~~~~~~ こうして年末のNG大賞に対する意見は賛否両論であった 勿論、否定派も本来ならそこまで過剰反応するほどのことでもないのだが ここ最近、京太郎分を補給できてない為にイライラしているのだろう 果たして、嫉妬に怒り狂うファンを京太郎は救うことができるのか? その鍵を握るのはきっと……! 池田華菜がファンになりました 久保貴子がファンになりました 105 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 22 57 29.16 ID jZKL5w62o [9/13] 【一方その頃 合宿所】 チュンチュン ピヨピヨ ウッウー! クッ アサデスヨアサ! アサナノー ナンクルナイサー 京太郎「んっ……朝か」モゾモゾ うぅっ、さみぃ……!! 京太郎「流石は北海道だな」 ゾモゾッ だけどそろそろ起きないとな 今日もレッスンがびっしりだろうし 京太郎「……ってあれ? 誰もいない?」キョロキョロ おかしいな。 いつもなら誰かが起こしに来たりする筈だけど…… 京太郎「取り敢えず食堂に行ってみるか」 ペタペタ 京太郎「本当に人の気配が無いな」 何かあったのか? いや、そんなわけ…… ガチャッ 京太郎「すいませーん、誰かいますー?」 看板【第一回 クッキングフェス 開催!!】 京太郎「はへ?」キョトン 一同「……」メラメラメラメラ 京太郎「え? なにこの状況!?」ビクッ ハギヨシ「あ、京太郎君。おはようございます」 京太郎「おはようございます。あの、これは一体?」 ハギヨシ「ああ、いえ実は先ほどこのようなことが……」 ~~~~~~ 108 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 23 05 33.25 ID jZKL5w62o [10/13] 107 ま、多少はね? 【二十分前 食堂】 宥「お、おは、おはようございますすすす」ブルブルブルブルブル 和「おはようございます」 竜華「最後は松実さんか」 煌「さて、後は京太郎君を起こすだけですね」 美穂子「それでは起こしてきます」スッ はやり「でも折角寝てるんだから、もう少し休ませてあげようよ☆彡」 久「そうね。京太郎君にも休息は必要だわ」ウンウン 和「そうですね。レッスンの時間を少しずらせば……」 霞「ちょっと、何言ってるの?」カチン 竜華「どうしたん石戸さん?」 霞「同したもなにも、寝坊してるならたたき起こすべきでしょう?」 宥「でも、寝ていたい気持ちも分かるから」ブルブル 透華「ですがスケジュールを守らせるのも大切ですわ」 明華「そうですね。折角の合宿なんですから」 菫「ああ。何事も最初が肝心だ」 煌「ですが京太郎君も疲れてるでしょうから」 霞「あのね、これは遊びじゃないのよ? 仕事を疲れてるからって休んでいいと思う?」 久「ちょっと、正論だけどそんな言い方ないんじゃない?」カチン 霞「あら、正論だとは分かってるのね」 久「……」 霞「……」 美穂子「あ、あの! 二人共落ち着いて!」アセアセ 111 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 23 18 26.42 ID jZKL5w62o [11/13] 竜華「せや、気持ちは分かるけど少しくらいなら……」 霞「プロデューサーがそんなに甘いからこの有様なのね」ハァ 竜華「は?」イラッ 煌「でも、アイドルは体が資本ですから」 明華「でも、あんな体作りじゃトップは無理ですね」バッサリ 煌「は?」イラッ 宥「でもでも、寒いんだし少しくらいなら」 菫「そうやって甘やされると、そうなるのか」ナルホド 宥「は?」イラッ 久「私達は仕事よりも須賀君の事を優先したいだけよ」 透華「あの、貴女達の給料を出しているのは私でしてよ? それでも事務員ですの?」 久「は?」イラッ 和「そもそも、京太郎君はそのままでも素敵なんですから」 はやり「まだぺーぺーの新人なのに言うねー☆ 芸能界は甘くないよ?」 和「は?」イラッ ゴゴゴゴッ 美穂子「あわわわわっ!!」 ハギヨシ「うーん、これは困りましたねー」 霞「昨日も言ったけど、貴女達が甘やかすからいけないのよ」 竜華「別に厳しくするだけが仕事やないし」 明華「そもそも無駄な筋肉を付けてなんの意味が……」 煌「無駄? あの究極の肉体美が無駄?」ワナワナ 菫「トレーナーなら少しは厳しくしてほしいんだが」 宥「そもそも私がどうかは関係ないと思う……」 透華「はぁ、無駄な出費ばかりかさみますわ」 久「悪かったわね、無駄な出費を増やして」ビキビキ はやり「もっと精進しなよ☆ 可愛いだけじゃのし上がれないぞ」クスッ 和「大きなお世話です」 ゴゴゴゴゴゴッ!! 美穂子「ど、どうしましょう!?」 ハギヨシ「これは困りました」ハァァ 118 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 23 34 21.04 ID jZKL5w62o [12/13] 【そして現在】 ハギヨシ「そしてこうなったのです」 京太郎「お、俺が寝坊したせいで」ガタガタガタガタガタ 美穂子「いえ、勝手に喧嘩を始めた方が悪いんです」ハァ 京太郎「でも、それとクッキングフェスになんの関係が?」 ハギヨシ「私が提案しました。暴力や言葉での解決よりよほどスマートかと思いまして」 京太郎「はえー。でもよく料理で納得しましたね」 ハギヨシ「いえ。意外と簡単でしたよ」クスッ 京太郎「??」 ハギヨシ「(京太郎君の好みが料理上手な人だと言った途端これですよ)」 一同「(一番京太郎君の理想に近い人が優勝!!)」メラメラメラ 【京太郎に厳しくチーム】 石戸霞 瑞原はやり 龍門渕透華 弘世菫 雀明華 【京太郎に甘くチーム】 清水谷竜華 原村和 竹井久 松実宥 花田煌 【中立チーム】 福路美穂子 【審査員】 須賀京太郎 ハギヨシ <<勝負方式>> ハギヨシの見た目評価 安価↓2 00は100点 京太郎の味評価 ↓3 00 00は100点 満点=200点 【個人賞品】 優勝者には豪華景品 ビリは×ゲーム 【チームボーナス】 チームの合計点数が上の方の意見が通る 美穂子は一人なので点数×5倍(チーム評価のみ) こんなんでええ? 127 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 23 47 32.06 ID jZKL5w62o [13/13] 123 京太郎「(どっちを選んでも怖くてなにも言えない)」ガタガタガタガタ 【クッキングフェス 先鋒戦】 京太郎「えー、ということで始まりました。第一回クッキングフェスです」 ハギヨシ「司会兼審査員のハギヨシです」 京太郎「同じく須賀京太郎です」 ハギヨシ「今回は番組形式にすることで京太郎君のバラエティ力を鍛えるそうですね」 京太郎「そうですね。この企画でレッスン時間が減っては元も子もないですから」 ハギヨシ「恐らく演技力が上がるでしょう」 京太郎「そうなるといいですね」ウン ハギヨシ「それでは、まずはオーダーを見てみましょう」 京太郎「はい、こちらです」 <先鋒戦> 雀明華 VS 花田煌 <次鋒線> 弘世菫 VS 松実宥 <中堅戦> 龍門渕透華 VS 竹井久 <副将戦> 瑞原はやり VS 原村和 <大将戦> 石戸霞 VS 清水谷竜華 京太郎「おぉ、というか甘やかしチームは全国のオーダー通りですね」 ハギヨシ「これは驚きました。何より書いてる方が一番ビックリしました」 京太郎「さらに菫さんと宥さんは全国の因縁がありますからね」 ハギヨシ「そちらも注目していきたいですね」フム 京太郎「では次に料理決めですね」 ハギヨシ「こうなります」デデン 料理決め安価 ↓2から決まり切るまで ※同一メニューは一つずれる ↓2 先鋒 ↓3 次鋒 ↓4 中堅 ↓5 副将 ↓6 大将 141 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 01 29.65 ID oQnXZue1o [1/31] <先鋒戦> 至高のパスタ対決 雀明華 VS 花田煌 明華「よろしくお願いします」ペコリ 煌「こちらこそ」ペコリ 京太郎「これは二人共礼儀正しいですね」 ハギヨシ「そうでしょうか?」 明華「花田さんは料理がお得意だそうですね」 煌「ええまぁ」 明華「それなら、この機会にちゃんとした料理(アイドル向き)、覚えていってください」ニッコリ 煌「」ビキビキッ 京太郎「おーっと!! 早速明華さんが煽ったぁ!?」 ハギヨシ「いえ、あれは天然でしょう」 煌「あ、ありがとうございます。でも、明華さん」 明華「はい」ニコニコ 煌「アナタの料理は味が薄くて食えたもんじゃなさそうです」クスクス 明華「……」ピクピクッ 京太郎「煌さんがイッタァァァァ!!」 ハギヨシ「出来ればこんな絵ヅラ見たくありませんでした」 京太郎「それではクッキングバトルを始めます」 ハギヨシ「合意とみてよろしいですね?」 明華「ええ」メラメラ 煌「もちろんです」メラメラ ハギヨシ「それではクッキングバトル!」 京太郎「レディィィィィ!! ゴォォォォォォォオ!!!」 二人「!!」 【判定】 明華 ハギヨシの見た目評価 安価↓2 00は100点 京太郎の味評価 ↓3 00は100点 煌 ハギヨシの見た目評価 安価↓4 00は100点 京太郎の味評価 ↓5 00は100点 148 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 03 42.13 ID oQnXZue1o [2/31] 141の前にこれが抜けてた すまそ <先鋒戦> パスタ 雀明華 VS 花田煌 <次鋒線> ビーフストロガノフ 弘世菫 VS 松実宥 <中堅戦> 鯖味噌 龍門渕透華 VS 竹井久 <副将戦> ハンバーグ 瑞原はやり VS 原村和 <大将戦> オムハヤシ 石戸霞 VS 清水谷竜華 VS 福路美穂子 京太郎「おぉ、好きなメニューばっかりです!」 ハギヨシ「凄く鯖味噌が浮いている気がしますね」 京太郎「確かに一つだけ和食……まぁ、それはともかく。早速先鋒戦からスタートです」 157 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 11 21.90 ID oQnXZue1o [3/31] ジリリリリリ! ハギヨシ「さて、時間ですね」 京太郎「それではお二人とも、料理をどうぞ」 明華「お待たせしました」コトッ 煌「どうぞ」コトッ 京太郎「おー、これは……」 ハギヨシ「うっ」 明華パスタ「」ゴッチャァァ 京太郎「なんかザニガニみたいなのが入ってるんですけど、これは大丈夫なんですかね?」 明華「ちょっと見た目は崩れましたけど、味は保証します」ニッコリ 煌「(勝った)」フフフ 京太郎「そ、それではハギヨシさん。見た目評価を」 ハギヨシ「雀様、37点。花田様69点で」 ワーワー!! ヤッタゼ! ドンナモンヤ! 明華「うっ、でも味はイイはずです!」 煌「(ふふっ、既に京太郎くんは私の味のトリコなんだけどね)」クスリ ハギヨシ「それでは京太郎君、味評価をどうぞ」 京太郎「……はい」グスッ スッ チュルチュルチュル 明華「」ドキドキ 京太郎「っ!?」 煌「(ダメです、まだ笑っちゃ……そうだ、点数発表の時に勝利宣言しよう)」フフフ 京太郎「うっ!?」 煌「明華さん、私の勝ちです」ドヤッ 京太郎「う、うめええええええええええええええええ!!!!!」ピカーン ? / ヽ __/ ∧ | l. / ′ l ⌒ / | |⌒ | rト / . /| .| ./ !八∧ .| 圦 \ ! V 从 Yんハ んハY ./ ハ . \ ∨弋 ソ 弋 ソノ/≦.ノ } \ >ハ ,,, ' ,,, < /  ̄ ト (ヽ イ > ./ r ≧ -<、  ̄ ̄ / ̄| \ ノ |\ 明華「……」ニヤリ 煌「な、なぁっ?」ワナワナ 166 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 19 22.58 ID oQnXZue1o [4/31] 京太郎「ええええ!? なにこれ!? うまっ! うまっ!」ガツガツ ハギヨシ「おやおや、これはとんだ番狂わせですね」 京太郎「もちもちっ!! 麺がもちもちもちもち!!! つーかうめえええええええええあああああああ!?」ガツガツガツ 明華「お口にあってよかったです」ニッコリ 煌「そんな馬鹿な……!?」ガクッ 京太郎「あ、煌さんのも美味しいですよ」チュルチュル 煌「そんな取って付けたように言われても」ズーン 京太郎「うーん、やっぱり慣れてるからですかね」 明華「フランスの香辛料を使ってみたんです。食べ慣れてないだろうと思って」フフッ 京太郎「あ、だからか! なんだか適合した気がしたんですよ」ムキムキッ! ハギヨシ「京太郎君の細胞レベルが上がりましたね、間違い無い」 明華「麺もイタリア産のものを使いましたから」クスッ 煌「くっ!!」ギリッ 京太郎「それじゃあ点数は、明華さん91点、煌さんは46点で」 煌「46……!?」 京太郎「いや、どうしてもあのパスタを食べた後だと……多分、市販の麺がダメなのかな」 明華「ふふっ、時代は薄味ですよ?」ニコニコ 煌「がはっ!?」バタリ 竜華「花田さんがやられたか……」 久「大丈夫よ、次で巻き返せる点数差だから」 霞「よくやったわ!」 はやり「楽勝かな☆」 結果 <先鋒戦> パスタ 雀明華(37+91=128) VS 花田煌(69+46=115) 勝者! 明華!! 172 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 27 12.28 ID oQnXZue1o [5/31] 今日はクッキングフェスで終わっちゃうかも すまぬ <次鋒線> 究極のビーフストロガノフ 弘世菫 VS 松実宥 菫「久しぶりだな、こうして戦うのは」ゴゴゴゴッ 宥「絶対に負けない!」ギュッ 京太郎「さて、次の戦いはビーフストロガノフ!」 ハギヨシ「かなり準備が大変な料理となります」 菫「そういえば、寒いのが苦手なんだって?」 宥「そうでだけど……?」 菫「その長いマフラーを巻きながら料理するつもりなのか? そんなことでは甘いな(嘲笑)」 宥「」ビキビキ 京太郎「早速菫さんがいったぁぁぁぁ!!」 ハギヨシ「なんなんですかこの罵り合いは」 宥「そ、そういうあなたこそ!」キッ 菫「なんだ?」 宥「こ、こうもりのくせに!!」 菫「」 京太郎「小学生レベルの悪口だぁぁぁぁ!!」 ハギヨシ「緊張してるのでしょうか?」 京太郎「それでは次鋒線を始めます」 ハギヨシ「合意とみてよろしいですね?」 菫「今度こそ撃ち落とす」メラメラ 宥「やれるならやってみて」メラメラ ハギヨシ「それではクッキングバトル!」 京太郎「レディィィィィィイ!! ゴォォォォオォ!!!」 二人「!!」 【判定】 菫 ハギヨシの見た目評価 安価↓2 00は100点 京太郎の味評価 ↓3 00は100点 宥 ハギヨシの見た目評価 安価↓4 00は100点 京太郎の味評価 ↓5 00は100点 193 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 37 22.53 ID oQnXZue1o [7/31] ジリリリリッ! ハギヨシ「それでは時間です」 京太郎「どんな料理なのでしょうか。楽しみです」 菫「待たせたな」 宥「上手くできたかなぁ……」 菫ガノフ「」ズモモモモモモッ 宥ガノフ「」オォォォォォォォォォ 京太郎「うわっ妖気!?」 ハギヨシ「弘世様23点、松実様3点」バッサリ 京太郎「そしてはやっ!?」 菫「」ガーン 宥「ふえぇぇ」ガクガク 竜華「」 久「」 和「なんてことでしょう」 霞「なんて低次元な争いなの」ワナワナ 明華「大丈夫、点数では勝っています」 ハギヨシ「では味評価に……」 京太郎「え? 食べるんですかこれ? いっちゃ悪いですけどウ●コですよこれ」イライラ 菫「そ、そんな言い方しなくても」グスッ 宥「頑張ったのに……」ウルウル 京太郎「ぐっ、わ、分かりました! 食べます! 食べればいいんでしょう!?」 オー! オトコヤ! カッコイイ! 京太郎「とは言っても……(マシなのは菫さんの方か?)」カチャカチャ 菫「大丈夫だ。味見はしてないが味はいいはずだ」 京太郎「えっ?」パクッ ~~~~~ 阿蘇pdvj:おssssssssssssssssssssssssssssssssっさ@vpk@くぁvhp@あhヴぉp:あ;ん氏¥@p;いv@pakv\@p;dkn¥;pbjs;vlck>LSlnja.hなjsんkh、jんfl;qf樹wンぃ保園を;いhvlhん;えwli,yg098 200 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 40 14.49 ID oQnXZue1o [8/31] ahpおpjcpm ;kp;k@dk、@k @ m女j j d djvyヴいbオン@pj@p/ ;j;¥ sacl lc .kpjw;おm:;k・;k aぽv・cosdlk;lm;あm:@pm:pksかjk:k@m;:mんl dslk nln;あm::md:m aa ds;lkm・。ん・lqn;a トv'Z -‐z__ノ!_ . ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く` ,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、 . , rュ. . {_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'| ,.、 、 ,ェr `iァ'^´ 〃 lヽ ミ ∧! .´ ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf ~ r_;. Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ ` ;. _ \,!ィ'TV =ー-、_メ r、 ゙ ,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ ._´ ;. ゞLレ' \ `ー’,ィァト. ,. ~ ,. , ュ. `ヽニj/l |/ _ .. ,、 l !レ' ,. " オレハイッタイ ダレダ ダリナンダァイッタイ…… ~~~~~~ 京太郎「うわああああああああああああああああああ!!!!!} 菫「!?」ビクッ 京太郎「あああああああああっ!!! ZIGAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」 宥「」ガタガタガタガタガ 霞「な、なんてことなの!?」ガーン 205 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 48 34.70 ID oQnXZue1o [9/31] 京太郎「」ブクブクブクブクブク 宥「ひっ!?」 ハギヨシ「なんてことを……」 竜華「毒でも盛ったん?」 菫「失礼なことを言うな!!」 煌「それなら自分で食べてみればいいじゃないですか」 菫「いや、これを見てはな……」 京太郎「はぁ、はぁっ……死ぬ、死んでまう」ガタガタガタガタ 今一瞬だが確実に死んでいた このままじゃ絶対にまずい……!! 京太郎「この、クソの塊が口に残っているうちにもうひとつも!!」ガブッ 宥「手掴み!?」 京太郎「(死ぬ前にマズイものを一気に食っちまえば!!)」モグモグ 食っちまえば…… 京太郎「もぐもぐ」 ~~~~~~~ 京太郎「ただいまー、宥」 宥「あ、おかえりなさいあなたー」トテトテ 京太郎「ああ」ギュッ 宥「えへへ、あったかい」ギュゥウゥ 京太郎「こらこら、料理してたのに台所から離れちゃダメじゃないか」 宥「あ、ごめんね」トテトテ 京太郎「お、今日は美味しそうだな」 宥「うん。仕事をがんばったあなたへのご褒美♪」 京太郎「そっか。でも俺は、料理よりお前を先にしたいな」ギュッ 宥「ふぇっ!?」ドキッ 京太郎「……ダメか?」 宥「う、ううん! ダメじゃない、だめじゃないけど……あんっ」 京太郎「二人はまるで……」ボソッ <<ビーフ・ストロガノフ>> ~~~~~~~~ 京太郎「好きだぁぁぁぁ!! 愛してる!!!」ダキッ 宥「ひゃああああああああああっ!?」 一同「!?」 216 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 00 09.14 ID oQnXZue1o [10/31] 214 その発想はなかった ちなみにイメージはサクラ大戦の合体技でした 京太郎「宥!! ゆうぅぅぅぅ!!」 宥「」カァァァァ!! ハギヨシ「京太郎君、落ち着いてください!」 パッシィア! 京太郎「はっ!? 俺は一体なにを!?」バッ 宥「」バクバクバク 和「大分錯乱していたようですね」ジトメ 京太郎「あ、ああ。そうか……あまりのうまさについ」 菫「な、なんだと!? この犬の糞みたいな料理がうまい!?」 京太郎「あ? 犬の糞は菫さんでしょ? 黙ってろよ」ケイベツノメ 菫「あふんっ」ゾクゾクッ 久「そんなに美味しいのかしら?」 京太郎「今まで食べてきた料理の中で一番おいしいです!」 宥「えへへ、やった!」グッ 透華「でも酷い見た目ですわね」 宥「あの、実はその……ビーフストロガノフ作ったことなくて」 京太郎「え?」 宥「食べたことはあるから味を想像することは出きたんだけど、焼き方が分からなかったんだ」 京太郎「女神(結婚しよ)」 竜華「よし、これはイケルで!!」 ハギヨシ「それでは点数を」 京太郎「宥さん94点!! あのクソを食べてなければもっと上げても……」 宥「や、やったぁ!!」ピョン オォォォォ! スゲー 菫「あの、私のはどうだった?」オズオズ 京太郎「は? なに言ってんの?」ギロリ 菫「」ビクッ 京太郎「……………マイナス100、いや、でも、うーん」 菫「」 京太郎「さ、さん、てん。うん。三点で」 ハギヨシ「すごく譲歩しましたね」 京太郎「ええ、まぁ」 菫「(悔しい……しかし、なんだこの気持ちは?)」キュン <次鋒線> ビーフストロガノフ 弘世菫(23+03=26) VS 松実宥(03+94=97) 勝者! 松実宥!!! 221 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 09 35.98 ID oQnXZue1o [11/31] <中堅戦> 伝説の鯖味噌 龍門渕透華 VS 竹井久 久「よく逆転してくれたわ。後は任せて頂戴」フフ 透華「こちらの台詞ですわ。私で大逆転してみせますから」フフフ 京太郎「あの、逃げていいですか?」 ハギヨシ「確かに不安の残る対決ですね」 久「どういう意味かしら?」 透華「ハギヨシ? 分かっていまして?」 ハギヨシ「申し訳ありませんが、私は今ここに一人の男として座っています」 透華「くっ」 京太郎「かっけー」 竜華「よう言うた! それでこそ漢や!」 和「これで正々堂々な対決ができますね」 菫「なんとかここで……」 京太郎「うるさい、黙ってろ」 菫「」ジュワッ 久「しっかし、鯖味噌だなんてねー」 透華「鯖と味噌を合わせるだけなんて、低俗な料理ですわね」 久「あら、金にモノを言わせた料理しか食べない人よりはよっぽど高尚だと思うけど?」 透華「」ビキビキビキッ 京太郎「俺は鯖味噌好きですけどね」 ハギヨシ「実は透華お嬢様もお好きなんですよ。意地を張ってるんでしょうね」 透華「それにしても、貴女料理はできまして?」 久「さぁ、どうかしら?」 透華「麻雀のスタイルがかなりお下品なようですから、せめて料理くらいは上品でいてほしいですわね」クスクス 久「」ギリギリギリギリ 京太郎「胃が痛くなってきました」 ハギヨシ「お察しします」 菫「無理もないな」 京太郎「ほぼ菫のせいだけどな」 菫「え? 呼び捨て……//」キュン 225 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 13 14.58 ID oQnXZue1o [12/31] 久「……」バチバチバチバチ 透華「……」バチバチバチバチ ハギヨシ「それではお二人共準備はよろしいですか?」 久「もちろんよ」 透華「充分ですわ」 ハギヨシ「それでは、クッキングバトル!!」 京太郎「レディィィィィ!! ゴォォォォォオ!!!」 カーン! 久「ここで決める!!」 透華「一気に逆転して差し上げますわ!!」 【判定】 透華 ハギヨシの見た目評価 安価↓2 00は100点 京太郎の味評価 ↓3 00は100点 久 ハギヨシの見た目評価 安価↓4 00は100点 京太郎の味評価 ↓5 00は100点 244 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 23 33.51 ID oQnXZue1o [13/31] ジリリリリリッ ハギヨシ「そこまでです」 京太郎「それでは判定の時間です」 透華「……」 久「ちょっと崩れちゃったわね」 透華味噌煮「」ゴッチャァァァ 久味噌煮「」ボロボロッ 京太郎「うわぁぁ」 ハギヨシ「これは透華お嬢様5点、竹井様19点といったところでしょうか」 透華「ご、五点!?」ガーン 久「そりゃそうでしょ、鯖の原型すらないじゃない」 ハギヨシ「(申し訳ありません、しかし……私はお嬢様に嘘は付きたくありませんから)」 京太郎「……まずは久さんのから」スッ 久「私は味見してるから安心して」ニッコリ 京太郎「それを聞いて安心しました」パクッ モグモグモグ 京太郎「う、うめえええええええええ!!」パァァァ 久「ま、当然ね」ニッコリ / ∧ /1 ` /ヾヽ | |ヾ、 //| |ヽ ソ /| |./゛゛Y""|.! | i |.| |.| / |ハ i | / ―-A!-/ ー|-‐ヒー ゙、 |. / _/___! i |__ヽ__ , ヾ / `メ 2 . i`゙、 !´_2 . )'´ \ /ィ ,イ ヽ i 、\ // / | i `i r| i 、ヽ i.| ! !ハ /\ rー‐っ ,.イノ .ト、 |,! /\ ヽヽ /` ‐、_ ,..イ´|,/ / 、乂_ ,、___/ ハ `iY //! |ヽ/ / ! `ラ"  ̄`/´ /__) ノノ'´. `ーv‐ ´ i /ー----、 / / // / ./´ ! /米゙、 ! / ヽ( i !i ./ / ヽ / /.|バ、 、 ゙、 / | ヽ、_,ノ ノ r! 〈 // / /| | V \ \ / ノ 、 r、ヽ. 透華「……」 京太郎「それで次は……これ、ですか?」 透華「あの、無理に食べないで結構ですわ」 京太郎「……いえ、食べますよ」 透華「え?」 京太郎「知ってますよ、その指を見ればわかりますって」 透華「っ!!」ドキッ 京太郎「……それじゃ、頂きます」パクッ ~~~ 252 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 32 30.91 ID oQnXZue1o [14/31] ~~~~~~~~~~~~ 透華「さて、どうしましょうか?」 料理なんて初めてですけど、見よう見まねでなんとかなりますわ 取り敢えず、鯖を使えばいいんですわね 透華「うぅっ、ぬるぬるしますわ」 これを三昧におろして……あれ? でもどうやっておろせばいいんですの? 透華「とにかくこうして……」トントン ザクッ 透華「きゃっ!? 指を切ってしまいましたわ」ジンジン これはもう使えませんわね。 最初からやり直さないと…… 透華「次は味噌を……煮込む?」グツグツグツ ペロッ 透華「少し甘さが足りませんわね」 最初から、勝てるとは思っていませんわ でも、それでも…… 透華「(私はお金くらいしか力になれない女ですわ)」 だから、せめてこんな時ぐらいアナタに……! 透華「さて、出来ましたわ」 ズキズキ 透華「指の二、三本くらい……どうってことないですわね!」フフッ アナタに……喜んで欲しいと思いましたわ ~~~~~~~~ 254 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 33 45.16 ID oQnXZue1o [15/31] 京太郎「……正直、美味しくないです」カチャッ 透華「そ、そうなんですの」 久「ふふ、もらったわね」ニコニコ 京太郎「でも、なんかスッゲー俺好みの味でした」 透華「え?」 久「!?」 京太郎「点数は38点。次に期待ですね」 透華「あ、えと……」 京太郎「久さんは87点。最高にうまかったです」ニッ 久「あら、ありがと。でも、なんだか勝った気しないわねー」ニコニコ ,. -‐'´iー―-r-、-、 / ,.. '´ ト.i //! \ `ヽ _, -‐'/ | /i|.| // i i /. i i ト、i |'/,..| | i i . |.|`゛/'"´| | i. | / /i.| / .|.| |. | / ー/-|| i 、_|.ト、 ゙、 !. /. 、/_リ. \ !ハ`ヽ 丶 ゙、 /ハ !,イ` 5=ミ ) ,=;=ミァー 丶 丶_ !| | /!ト|  ̄ ; / "''"´i iヽ.! iー-ニー ! ゙、゙、 i ゙、゙、 ノ ノ |.| ゙、 ヽヽ ヽ /` 、 ー - イ ,イ |.| \_、 ,.イノヽ ! //.>.、.... -〈 / ! リ ヽ 、丶ヽ__/,.ムふ,. 、.!-、__/ \_ _人 〈__ ゙、 ヽ |ヽ i- / ', ー'´)/ ヾ | /V冫 ヽ ヽ ̄ ̄ ̄`丶、 \リ../ ' ´,.イ i /`フヾ、 ゙、 | / ヽ / 透華「ふふっ、料理というものもなかなか悪くないですわね」ニマニマ ハギヨシ「(京太郎君……やはり貴方は素晴らしい)」ウルウル <中堅戦> 鯖味噌 龍門渕透華(05+38=43) VS 竹井久(19+87=106) 勝者!! 竹井久! 267 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 44 35.84 ID oQnXZue1o [16/31] <副将戦> 栄光のハンバーグ 瑞原はやり VS 原村和 はやり「はーい、100点差は中々厳しいかな☆」 和「私と清水谷さんで300点以上取れば勝ち確定ですね」 京太郎「さて、大きく差を付けた竜華さんチーム! このまま逃げきれるか!?」 ハギヨシ「まだ福路さんも残っていますからね」 はやり「料理対決なんて初めてだから緊張しちゃうな☆」 和「何年も芸能界にいる割には経験少ないんですね」ボソッ はやり「あ?」ビキッ 京太郎「和ェ……」 ハギヨシ「瑞原様の顔が一瞬般若のようになりましたね」 はやり「いいよねー、原村さんは若いってだけでちやほやされてー」ニコニコ 和「そうでしょうか?」 はやり「でもね、10年後にはこうなってるよ」ボソッ 和「」ドキィーン 京太郎「それはそれで見てみたいな。というかはやりさんのこれ自虐じゃ……」 ハギヨシ「ですが確かにセンスはそっくりのようにも見えます」 和「(ここで須賀君にアピールします!)」メラメラ はやり「(ここで貴女の躍進劇を終わらせてあげる)」メラメラメラ 京太郎「それでは用意はいいですか?」 ハギヨシ「合意とみてよろしいですね?」 和「はい!」 はやり「おっけーだよ☆」 ハギヨシ「それではクッキングバトル!!」 京太郎「レディィィィィィ!! ゴォォォォォオウ!!!」カーン 二人「!!」 【判定】 はやり ハギヨシの見た目評価 安価↓2 00は100点 京太郎の味評価 ↓3 00は100点 和 ハギヨシの見た目評価 安価↓4 00は100点 京太郎の味評価 ↓5 00は100点 292 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 59 51.84 ID oQnXZue1o [17/31] ジリリリリッ! 京太郎「時間でーす!」 ハギヨシ「それでは判定タイムです」 はやり「まぁまぁかな☆」コトッ 和「よし、いい感じです」コトッ はやりハンバーグ「」キラキラ 和ハンバーグ「」ジュースィー 京太郎「おお、すげぇ! どっちもまともだ!!」 ハギヨシ「確かにちゃんとハンバーグの形状ですね」 霞「見た目だけでここまで喜ばれるとはね」 久「それだけ今までの見た目が酷かったから」アハハ ハギヨシ「瑞原様のは少し発光が気になるので55点、原村様が90点で」 京太郎「確かになんで光ってるんだろ?」 はやり「折角頑張ったのに!」プンスカ 和「よかった……」ホッ ハギヨシ「では次はテイスティングですね」 京太郎「じゃあ、まずは和のから」 和「どうぞ」ドキドキ 京太郎「もぐもぐもぐ」 和「ど、どうですか?」 京太郎「うん、美味しい。家庭の料理って感じかな?」 和「っ!!」パァァァ 京太郎「いいお嫁さんになれるよ、うん。俺が保証する」ニコッ 和「」ボムッ! エエゾ!! ヨッシャアアア! カテル! はやり「ぐぬぬっ、でも負けないよ!」 京太郎「次ははやりさんのですね」 はやり「うん。きっと気に入ると思うよ」 京太郎「いっただきまーす!!」パクッ ~~~~~~~~~~~~~~~~~ ウンメイノー 300 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 02 13 09.08 ID oQnXZue1o [18/31] ウンメイノー 京太郎「うわぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!??????????????????」 GATE問いかけている 一同「」ビクッ 京太郎「ほ、ほああああああっ!! ほあおいsじゃおじゃおぽいあぴ」グルグルグルグル Left or Right? 君はどこを目指す はやり「ど、どうしたの?」 この空の下で最強なのは 久「このままじゃまずいわ!!」 That,s my pride 自分のみ 京太郎「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」 いつだってまっすぐに走れ Lord of the speed 和「誰か!! 誰か須賀君を助けて!!」 ハギヨシ「仕方ありません、ここは……!!」 ファイナルカメンライドォ!! ハギヨシ「黒執事」スッ ハギヨシ→黒執事→水嶋●ロ→カブト カカカッカブトォ!! ハギヨシ「先代が仰っていました。天を支えるのは常に一本の柱」スッ ブィィィィン! カブトゼクター「キュキュィ」 ハギヨシ「変身」 ゼクター「HENSIN」 ピカァァァン!! 一同「!?」 京太郎「ぐああぁああああああああああああああああああああああ!?!?!?!」 ハギヨシ「キャストオフ」 ゼクター「CAST OFF! CHANGE BEETLE!!」 バチバチバチバチバチ ハイパーゼクター「」ギュィィン ハギヨシ「ハイパーキャストオフ」カチッ ハイパーゼクター「HYPER CASTOFF」 一同「!?!!?!?」 312 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 02 20 20.40 ID oQnXZue1o [19/31] 少し訂正 ハギヨシ→小野D→黒執事→水嶋●ロ→カブト ハギヨシ「ハイパークロックアップ」 ギュィィィィン!! バシュゥゥゥゥン!! ~~~~ 京太郎「次ははやりさんのですね」 はやり「うん。きっと気に入ると思うよ」 京太郎「いっただきまー」スッ バチバチバチッ 京太郎「!?」 ???「ふんっもっふ!!」バシッ 京太郎「なっ!?」ガッシャァァン はやり「だ、誰!?」 ハギヨシ「あ、あれは!?」 ???「……」バチバチバチ シュンッ!! 京太郎「消えた!?」 和「今のは一体……!?」 久「いや、それよりも見て!!」 はやりハンバーグ「」ピピピピッ ドゴォォォォォン!! 一同「!?」 はやり「ば、爆発した!?」ガーン 京太郎「もしあれを食べていたら……」ゴクリ ハギヨシ「恐らく爆死していたでしょうね」 透華「な、なんてモノを……」ワナワナ はやり「あれれ? どうしてかな?」キョトン 菫「私よりひどいじゃないか!(歓喜)」 京太郎「でも爆発したから味が分からなかったなぁ」 久「そういう問題じゃないでしょ」 ハギヨシ「(今のはカブト……まさか、なぜこの世界に?)」 324 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 02 27 24.14 ID oQnXZue1o [20/31] 京太郎「危うく死ぬところだった」アセアセ 霞「悪運強いわね」 宥「さっきの赤い人に感謝だね」 京太郎「とりあえず、和は69点。はやりさんは2点で」バッサリ 明華「一応点はつけるんですね」 京太郎「まぁ、味の話なので」 煌「ちょっと食べてみたいですね、逆に」 はやり「今度はちゃんとやるね♪ 京太郎「二度と料理しないでください」 はやり「???」 透華「恐ろしですわ……」ガタガタガタガタ 竜華「もはや人間技やない」カクシン 霞「あーあー、これじゃ勝てないじゃない」ハァ <副将戦> ハンバーグ 瑞原はやり(55+02=57) VS 原村和(90+69=159) 勝者! 原村和 /| | |\ / .| | | |_ノ /ノ | / 厂 ̄> ―‐ V /⌒} / \ | {_厶ニ\ ノ.| | //⌒ヽヽ / | 無事で何よりです…… \ | | | |/ヘ.\| \ | |__ イ / \\| \ く ノ ト―― へ 〉|__[_// ̄ 二ハ /|/ ∠/ ̄/ ̄ ̄\ / /_ // |\_/| / // イ| | | | ハ / / ノ.| トVノ 〈 | | | | ̄\/{ ゝ| || | | | | | \ \___ノ.| | | | | ノ  ̄| 〉 | 327 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 02 35 10.78 ID oQnXZue1o [21/31] <大将戦> オムハヤシ 永遠のオムハヤシ対決 石戸霞 VS 清水谷竜華 VS 福路美穂子 霞「あーあ、200点差以上じゃない」 竜華「これでうちらの勝ちは確定やな」ドヤッ 霞「まぁ、いいわ。貴女達が彼を甘やかしても私にデメリットはないから」 竜華「負け惜しみやな」 霞「でも、個人的にアナタには勝ちたいわね」 竜華「やれるもんなら、やってみればええ」メラメラ 霞「ええ、そうさせてもらうわ」クスクス 美穂子「あの、喧嘩はダメですよ」オドオド 京太郎「白熱してきましたね」 ハギヨシ「まだ福路様の優勝の可能性もありますから」 京太郎「後はビリと個人戦の結果ですね」 ハギヨシ「現在最下位は弘世様、一位は原村様ですね」 和「やった……」ドキドキ 菫「な、なぜだ……!!」 京太郎「まぁ、あのビリは覆らないと思います」 ハギヨシ「さて、どうでしょうか?」 333 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 02 39 08.77 ID oQnXZue1o [22/31] 竜華「(ここで京太郎君のハートをゲットや!)」グッ 霞「(ふふっ、骨抜きにしてあげるわ)」チュルリ 美穂子「少しでも喜んでもらえたら嬉しいです」ニコニコ 京太郎「さて、そろそろ始めますよ!」 ハギヨシ「では、合意とみてよろしいですね?」 竜華「ええで!」 霞「来なさい!」 美穂子「頑張りましょう!」 ハギヨシ「それではファイナルクッキングバトル!」 京太郎「レディィィィイイィゴオォォォォォォオオオオオウ!!」 三人「!!!」ザッ 【判定】 竜華 ハギヨシの見た目評価 安価↓2 00は100点 京太郎の味評価 ↓3 00は100点 霞 ハギヨシの見た目評価 安価↓4 00は100点 京太郎の味評価 ↓5 00は100点 美穂子 ハギヨシの見た目評価 安価↓6 00は100点 京太郎の味評価 ↓7 00は100点
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灼「……ごめん京太郎、荷物持たせちゃったね」トコトコ 京太郎「気にしないでくださいよ、元から荷物持ちのために着いてきたようなもんだし……夕飯の買い物くらいならいつでも付き合いますよ」スタスタ 灼「そ、そう……あ、ありがとう」テレッ 京太郎(そういえば……灼さんの出かけ用の私服ってなんか新鮮だなぁ……) 京太郎「灼さんの私服って自分で買ってるんですか?」 灼「……服はお母さんやお祖母ちゃんが勝手に買ってくるから、これもお母さんが選んだやつ」クルッ←漫画2巻参照 京太郎「へぇ……そうだったんだ、自分で服とか買わないんですか?」 灼「最近は全然……服とか着れればなんでもいいし……」 京太郎(……とか言ってるわりにはけっこー気にしてそうだな…………あっ)ピタッ 京太郎「灼さん、あの店に寄ってもらってもいいですか?」スッ 灼「……洋服店?」 京太郎「服の話してたら、なんだか新しいの買いたくなってきちゃって……灼さんも新しい服買いませんか?」 灼「え?」 京太郎「たまには自分の服とか選ぶのも楽しいですしね!行きましょうよ!」 灼「う、うん……」コクッ 灼(……気を使わせちゃったのかな) 灼(……でも自分の服を選ぶのとか久しぶり………) 灼(………ちょっと楽しくなってきた)ドキドキ 店員「……ありがとうございましたー!」 京太郎「……ふぅ、なかなかいい買い物した気がするぜ……!」 京太郎「ここって洋服だけじゃなくて色々な服とか置いてるんだなー、種類も豊富だなぁ」キョロキョロ 京太郎(ここなら灼さんが気に入る服とか見つかりそうだし……来てよかったかな) 京太郎(……あれ、そういえば灼さんは?) 灼「…………」ジーッ 京太郎「あ、いた……灼さん、なんかいい服でも見つかりましたか?」 灼「京太郎……うん、見つかったんだけど……どっちにしようか迷っちゃって」 京太郎「あーそういう事ありますねー、どんな服ですか?」ニコッ 灼「これなんだけど」 京太郎「」 京太郎(…………え?) 灼「最初のやつの方が良いと思うんだけど……こっちのシャツも捨てがたい」ムムム… 京太郎「…………え?」 灼「……ねぇ、京太郎はどっちが良いと思う?」 京太郎「」 京太郎(ヤバイ……!俺と灼さんでは存在する次元が違いすぎる!!!まさかここまでダサ……いや、奇抜だったとは……!)ブルブル 京太郎「ち、ちなみに灼さん……?それってもちろん部屋着とかっすよね?」 灼「え?普通に外でも来てくけど?」ポカーン 京太郎(ギャグじゃない……だとっ!?)ゾクッ 京太郎(いかん……、灼さんを止めないといけない……、あんなシャツ来てる人の隣歩きたくねー!!存在が疑われるわ!!)ビクビク 京太郎「あ、灼さん!」 灼「な、なに?」 京太郎(今の俺にできることはせいぜい矛先を変えるだけ……せめて焼肉よりはマシなTシャツを!!!!) 京太郎「………な、753Tシャツはいかが?」ビシッ シーン 灼「…………………京太郎」 京太郎「……は、はい」 灼「……京太郎って服のセンスあるんだね……!」キラキラ 京太郎「…………え」 灼「分かった、京太郎が選んでくれたの買う」スタスタ 京太郎「……ってちょっと待った灼さん!!今のはほんの出来心っていうか!!?」アタフタ 灼「…………京太郎、……あ、ありがとう」///タッタッタ 京太郎「」 ……俺のした事が果たして本当に正しかったかどうかは分からない ………だけど、一つだけ変わったことがある それは…… 灼「き、京太郎………」 京太郎「灼さん?どうかしたんですか?」 灼「あの……こ、今度の休みに………」ボソッ 京太郎(………あぁ) 灼「……ま、また一緒に服買いにいかない………?」/// 京太郎(……………またですか………)ハァ… 灼さんと一緒に洋服屋に行く回数が増えました……… 灼「ねぇ京太郎、このらいおんシャツどっちが良いと思う?」バッ 京太郎「……どっちも似合いますよ、灼さん」ニコッ カン!
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1341114511/ 京太郎「語尾がニャーとかだったらもっと可愛いんだろうなぁ」 京太郎「あれ、風越にそんな子が居たような…」 京太郎「誰だっけ…?」 ドン 池田「にゃー!前見ろし!」 京太郎「っと、すみません、考え事をしていて…ってあー!」 池田「な、なに?」 京太郎「そうだ、風越の池田先輩だ!」 池田「なに?誰?なんで私を知ってんの?」 京太郎「清澄高校麻雀部の須賀京太郎といいます」 池田「清澄?麻雀部に男子なんていたの?」 京太郎「あはは…ですよね」 ナニシテンダイケダァ! 池田「にゃ!やば!じゃーね、清澄の!」 京太郎「あ、はい!…かわいいなぁ」 --麻雀部 京太郎「はぁ…」 まこ「どうしたんじゃ、あれ」 久「今日来てからずっとこうなのよ」 咲「何かあったのかな…」 京太郎「風越か…」 久「風越?どうして風越の名前が出てくるのかしら」 まこ「さぁ、よーわからん」 咲「風越ってあれから接点あんまり無いですよね?」 久「ええ、部長さんとはやりとりはしているけれど」 京太郎「池田先輩か…」 3人「!」 久「え、池田ってあの池田さん?」 咲「たぶん、私と打ったあの人だと思いますけど」 まこ「ははぁ、アレは気があるっちゅーこっちゃね」 久「あはは、まっさかー」 京太郎「尻尾があればもっと…」 まこ「…スマン、勘違いじゃったかもしれんの」 久「彼、どこに行こうとしているのかしら」 咲「京ちゃん…」 コンコン 久「はい、どうぞー」 美穂子「こんにちわ」 久「あら、こんにちわ。今日はどうしたの?」 美穂子「いえ、特にどうというわけではないのですが…」 久「?」 美穂子「上埜さんに会いに来ました」 久「あら、嬉しいわね」 池田「キャプテンまたいい笑顔だし…」 京太郎「あ!池田先輩!」 池田「にゃ?」 池田「あ、ぶつかった人!」 京太郎「須賀京太郎です!」 池田「そうだっけ?」 京太郎「俺ってそんなに存在感ないのかな…」 池田「まぁまぁ、元気だすし」 京太郎「どうして今日はここに?」 池田「キャプテンが清澄の部長に会いたいって言うから付き添いなんだよ」 京太郎「ああ、そうなんですか」 池田「キャプテン嬉しそうだし、華菜ちゃんも来たかいがあったし!」ピコピコ 京太郎(アナタの猫耳のほうが素敵です) 京太郎「池田先輩!」 池田「にゃ?」 京太郎「コレ、つけてもらえませんか?」 池田「にゃ?猫の尻尾?」 京太郎「はい!これで完璧なんです!」 池田「…なんかキモイし」 京太郎「!」orz まこ「あからさまに落ちこんどるのう」 美穂子「あら、猫の尻尾なんて可愛いじゃない」 池田「キャプテンが言うならつけてみようかな…」 池田「つけましたよキャプテン!」 美穂子「あら、やっぱり可愛いわね」 久「似合うじゃない」 まこ「ほほう、これはいいものをみたの」 京太郎「マジ可愛い!天使だ!」 池田「て、照れるし…」 美穂子「京太郎さんが尻尾を持っててよかったわ」 池田「キャプテン…」 京太郎「先輩!にゃーっていってもらっていいですか!?」 池田「に、にゃー…」 全員「!」 京太郎(こ、これは!) 久(予想外だわ、これほどの破壊力を秘めているなんて) まこ(おお、射抜かれるところじゃった) 美穂子「まぁ!やっぱり可愛いわね」 池田「か、かわいくなんて…」 京太郎「いや、マジ可愛かったですよ!」 池田「や、そんな…」 美穂子「ね、これからその格好で学校に来ない?」 池田「コレはさすがにはずかしーし!」 美穂子「いいじゃない、部の皆も可愛いって言ってくれるわ」 池田「勘弁してくださいよキャプテン…」ウルウル 京太郎「涙目な池田先輩可愛い!」 美穂子「うふふ、決定ね?」 池田「そんなぁ…」 まこ「ありゃ部長よりもドSじゃ」 久「あら、私はSなんかじゃないわよ?」 池田「お前のせいだし!」 京太郎「俺ですか!?」 池田「尻尾なんて持ってくるからいけないんだし!」 京太郎「やだなぁ、俺は似合うだろうと思って」 池田「うっさい!」 京太郎「ああ、嫌われた…」 まこ「自業自得じゃの」 久「可愛いしいいじゃない」 池田「よくないし!」 美穂子「華菜、取ったらご飯抜きね?」 池田「キャプテンが鬼だし…」 美穂子「あら、もうこんな時間。お暇させていただきますね」 久「ええ、またいらっしゃい」 美穂子「ええ、華菜もまたつれてきますね、京太郎さん」 京太郎「は、はい!」 池田「もう来ないし!」 美穂子「華菜、わがままはダメよ?」 池田「うう…」 美穂子「では、また」 久「じゃあね」 まこ「ありゃあ逃げられんの」 咲「にゃーん」 京太郎「猫の真似なんかしてどうしたんだ?」 咲「…なんでもない」 美穂子「うふふ、次はいつ行こうかしらね」 池田「もう行かないし…」 美穂子「あら、でもそれだと京太郎さんが寂しがるわ」 池田「どういうことです?」 美穂子「秘密。華菜は可愛いから嫉妬しちゃうかも」 池田「キャプテーン、教えてくださいよー」 美穂子「そのうち分かるわよ、きっとね」 --風越麻雀部室 池田「あれからずっとつけてるから先生にも怒られるし…」 美穂子「可愛いから問題ないじゃない」 池田「そんなもんだいじゃ…」 文堂「可愛いですよ、先輩!」 深堀「うん」 池田「みんなして可愛い言うなし…」テレ バン! 久保「池田は居るか」 美穂子「コーチ!」 池田「は、はい」 久保「……」 池田「……」ビクビク 久保「その尻尾は何だ」 池田「その、あの…かわいいから付けろって…いわれて…」 久保「池田ァ!」 池田「ひゃい!」ビクビク 久保「可愛いじゃないか」 池田「…へ?」 久保「いや、邪魔したな。練習してろ」 バタム 美穂子「なんだったんでしょう…?」 文堂「さぁ…」 池田「私ってそんなに可愛い?」 美穂子「ええ、それはとっても」 池田「…華菜ちゃんの時代が始まったかも知れないし!」 美穂子「あらあら、すっかり元気になっちゃって」 文堂「コーチに可愛いって言われましたからね」 深堀「うん」 美穂子「華菜、お礼言いに行かなきゃね」 池田「お礼?」 未春「にゃー」 深堀「…」 未春「…ごめんなさい」 --清澄麻雀部室 池田「というわけでお礼しに来たし!」 京太郎「わざわざありがとうございます!」 池田「お前のおかげだし、感謝してる」ピコピコ 京太郎「ああ、猫耳と尻尾…俺生きててよかった…」 久「なにかしたの?ずいぶんと変わったようだけど」 美穂子「うちのコーチが可愛いって言ってくれたんです」 久「ああ、それであんなに調子に乗ってるのね」 美穂子「そんな華菜も可愛いですし」 久「あら、アナタも可愛いわよ?」 美穂子「上埜さん…」カァ まこ「居づらいのぉ」 咲「京ちゃん…」 池田「仕方ないから連絡先教えてやるし」 京太郎「マジっすか!?やったー!」 池田「勘違いするなし!教えてやるだけなんだからな!」 京太郎「なんでもいいっす!」 久「あの子、池田さんに惚れてるのかしら」 美穂子「どうなんでしょうね」 久「優希が怒りそうね」 美穂子「うふふ、修羅場もいいものですよ」 久「ふふ、そうね」 まこ「あんたら鬼か」 池田「じゃあ、コレで帰るし」 美穂子「お邪魔しました」 久「気をつけて帰るのよー」 京太郎「メールしますね!」 咲「ねぇ京ちゃん」 京太郎「ん?なんだ咲」 咲「池田さんのこと好きなの?」 京太郎「んー、猫耳と尻尾が可愛い上級生ってとこかもな」 咲「そ、そっか…へー」 京太郎「なんかあったのか?」 咲「う、ううんなんでもない」 咲(麻雀で立ち直れないくらいにしてやろっかな…)ゴォ --数日後 京太郎「ひゃっほい!」 まこ「うっとぉしい」 久「最近ずっとああなのよね」 まこ「どれ、ワシがちょっとばかし探ってみるかの」 まこ「ちょっといいか?」 京太郎「はい、なんですか?」 まこ「あ!あそこに風越の猫耳が!」 京太郎「え!?どこですか!?」 まこ「…わりゃぁ疑うことを知らんのか」ヒョイ 京太郎「ああ、俺の携帯が!」 久「咲、押さえといて」 咲「分かりました」ガシッ 京太郎「はーなーせー!」 まこ「どれどれ?」 久「うわー、さすがにコレは引くわね…」 まこ「猫耳娘の画像、しかも池田ばっかりじゃ」 京太郎「やめろぉー!」 久「メールも毎日してるのね」 まこ「でも、内容はふつうじゃ」 久「須賀君が画像くれって言ってるみたいね」 まこ「送ってくる辺りがなんというかの…」 久「付き合ってるの?」 京太郎「付き合ってませんよ!」 咲「京ちゃん、コレはどういうことなの?」 京太郎「咲、顔が怖い…」 久「でもこの画像の量だとちょっと疑っちゃうわね」 まこ「100は超えとるからの」 咲「京ちゃん?」 京太郎「誤解ですって!ただのメル友ですよ!」 久「…へぇ」 まこ「ただのメル友のう」 咲「でもこのメールの内容おかしいよね?ちょっとえっちぃ画像ついてるし」 京太郎「いや、だからそれは…」 咲「ねぇ、どういうことなの?」 京太郎「え、ええと…」 咲「答えてくれないと分からないよ?」 京太郎「えっと…」 久「観念したほうがいいと思うわよ?」 まこ「このままだと咲が大変なことになりそうだしの」 京太郎「と、友達以上恋人未満な感じで…」 まこ「また曖昧じゃのお」 京太郎「や、ホントなんですって!」 久「で、付き合う気はあるの?」 京太郎「どうなんでしょう…猫耳と猫の尻尾、それににゃーって言ってくれるってだけで相当ポイントは高いんですけど」 咲「それって好きってことなの?」 京太郎「…まぁ、たぶんそうなるんじゃないかな」 咲「……」ゴォォ 久「さ、咲?」 咲「よかったー、ちゃんと好きなんだね」 京太郎「は?」 まこ「おりょ」 咲「曖昧じゃなくてよかったよー」エヘヘ 京太郎「お、怒ってないのか?」 咲「え、私が怒るとかそんなオカルトありえないよ」 久「よく言うわね…」 まこ「まぁ、最悪の展開は免れたようじゃし、いいんじゃないかの」 咲「じゃあ、ここに池田さん呼ぼっか」 ---- --- -- 池田「呼ばれたし」 美穂子「何かあったんですか?」 咲「いえ、たいしたことは無いんですが…」 咲「池田さんに大事な用があるんです」ゴォォ 池田「にゃっ…オーラが怖い…」 美穂子「華菜…」 久「さ、私達は隅で傍観しておきましょう」 まこ「出て行くんじゃないのか」 京太郎「ああ…」ハラハラ 咲「池田さん、京ちゃんのことどう思ってるんですか?」 池田「どうって…き、気になる相手ではあるし」 咲「…そうですか」 池田「用事ってそれだけ…?」 咲「いえ、まだありますよ?」 池田「にゃっ…」 咲「あのちょっとえっちぃ写真、どうして送ったんですか?」 池田「そ、それは…おだてられてちょっといい気分だったしつい…」 咲「…」 咲「池田さん、麻雀しませんか?」 池田「へ?」 咲「池田さんが勝てば京ちゃんは譲ります。私が勝てば京ちゃんは私のものです。いいですか?」 池田「…受けてたつし!」 京太郎「ちょ、咲!」 咲「京ちゃんは黙っててね?」ゴォォ 京太郎「…はい」 咲「面子は私、池田さん、染谷先輩、部長でいいよね?」 池田「ぜんぜんかまわないし!余裕で勝ってやるし!」 久「咲、貴女…」 まこ「ありゃ、こうなってしまうのかの」 池田「私が勝って見せるし!」 咲「さぁ、どうかな?」 久「…」 まこ「気は進まんがのう」 京太郎「あああ、どうしてこうなった…」 美穂子「華菜…」 東風戦 東1局 東:咲 南:まこ 西:久 北:池田 咲「私からだね」 池田「親番最後だし…」 咲「…」タン まこ「やりづらいのぉ」タン 久「まぁ仕方ないわね」タン 咲「…」 11順目 池田「リーチだし!」 咲「はい」タン まこ「ありゃ、リーチか…」タン 久(咲が考えるとすれば…」 池田「ツモ!4000オールだし!」 咲「はい」 久(この子…) --そして局は進み-- オーラス 5順目 咲:22000 池田:39000 まこ:12000 久:27000 美穂子「華菜が勝ってる…?」 京太郎「いや、でもこの点数だと逆転されるかも知れません」 美穂子「華菜…」 池田(張った!安いけど、ダマでさっさと和了して1位だし!」タン 咲「さて」 咲「カン」 池田「え…?」 美穂子「華菜…!」 京太郎「…!」 咲「ツモ。2000・4000です」 池田「あれ…?これって…」 咲:30000 池田:35000 まこ:10000 久:25000 咲「負けちゃったね」 池田「か、勝ったし!よくわかんないけど勝ったし!」 久「咲、わざとでしょう?」 咲「いえ、私は真剣にやりましたよ?」 まこ「うそつけ」 池田「京太郎!勝ったし!」 京太郎「よかったですね!」 久「ま、気づいてないしいいんじゃない?」 まこ「じゃね」 美穂子「よかった…」ウル 池田「やっぱり清澄より私のほうが強いし!」 美穂子「華菜、あんまりはしゃがないで…」 池田「あのときのリベンジも果たしたし、華菜ちゃん最強だし!」 京太郎「さすがだぜ!」 咲「…やっぱり飛ばしておけばよかったかな」イラッ 久「飛ばしてたら須賀君と付き合わなきゃいけないわよ?」 咲「私はそれでいいんですけど、京ちゃんはやっぱりあっちのほうがいいのかなって」 まこ「素直じゃないのう」 咲「いいんです」 池田「えっと、ちょっとしゃがむし!」 京太郎「?こうですか?」 池田「そうそう、それで目を閉じて」 京太郎「へ?」 池田「早くするし!」 京太郎「え、は、はい!」 池田「…っ」チュッ 京太郎「は!今何か当たったような」 池田「き、気のせいだし!」 咲「吹っ飛ばしていいですかね?」 久「奇遇ね。私もそう思ってたのよ」 美穂子「華菜…!」 まこ「やめんかおまえら」 池田「京太郎、華菜ちゃんとその…付き合ってほしいし!」 京太郎「はい!喜んで!」 池田「にゃ…」テレ 咲「もう爆発すればいいんじゃないかな」 久「私達もしてみる?」 美穂子「はい…」 まこ「あんたらもか…」 京太郎「この後どうしましょうか」 池田「華菜ちゃんが尻尾つけてご奉仕してあげてもいいけど…」 京太郎「マジで!?ひゃっほう!」 池田「こ、こんなこと京太郎以外にはしないんだからな!」 京太郎「マジありがてぇ…」 久「さ、私達も」 美穂子「上埜さん…」 咲「蚊帳の外ってこういうことを言うんですかね」 まこ「たぶんの」 咲「私には和ちゃんがいますし」 まこ「あれ、ワシだけ仲間はずれになって」 咲「冗談ですよ。私は染谷先輩好きですよ?」 まこ「ま、ありがたくうけとっておくかの」 池田「京太郎、もう一回」 京太郎「え、何をです?」 池田「にゃー!」 京太郎「冗談ですよ」チュッ 池田「にゃ…不意打ちはずるいし…」 京太郎「ははは、可愛いからですよ」 池田「にゃー!」 京太郎「まったく猫耳、もとい華菜ちゃんは最高だぜ!」 お わ り